シオリムエンド
ユイナーエンド
ミラーネエンド
◇シオリム
?? : シ、シオリム…いや詩織…。
詩織 : ごめんなさい。こんな所に呼び出したりして。今日、貴方にどうしても言いたい事があって…。
?? : 言いたい事って、なんだい?(実は処女じゃなかったって話じゃないだろうな?)
詩織 : 私ね、今まで男の子と付き合った事がないの…。
?? : ああ知ってるぜ。(俺はいつも詩織ばかり見ていたらな。)
詩織 : でも、興味がなかった訳じゃないのよ。私だって、男の子と付き合ってみたかったしぃ、ラブレターだって何通も貰った事もあるわ。でも、どうしても付き合う気になれなかったの。
?? : な、なんでだよ?(ラブレターの内容がやらしかったからかな?)
詩織 : 貴方が…、貴方が異世界でも側にいてくれたから…。今まで、貴方の事をエッチでスケベで女の敵な幼馴染みだと思ってた…。
?? : ははは…。
詩織 : ううん、きっと貴方に私の本心を悟られるのが怖くて、そう思い込んでいたのかも知れない。でも、異世界から戻った今…、離れ離れになるかも知れない今になって、やっとこの気持ちに気付いたの…。
?? : …。
詩織 : スカートをめくられた時よりも恥ずかしくて逃げたい気分だけど、もうただの幼馴染みじゃ嫌…。一人の女の子として、私だけを見つめて欲しいから、勇気を出して言います。好きです…。世界中の誰よりも貴方が、好きです…。
?? : 実を言うと…。俺も詩織の事が…。だからこそ子供の頃から詩織にエッチな事ばかりやってたんだ。他の女の子にやったのを見た事あったかい?
詩織 : そう言えば、そうだったわ…。あ、あれ…? 嬉しいはずなのに涙が出てきちゃった。本当に本当に、信じていいのね。
?? : もちろんだよ。好きだよ、詩織。
??は詩織を抱き締めた。
詩織 : 嬉しい…。いつまでも私の事を、離さないでね…。
?? : じゃあ、手を繋いだまま俺の部屋に行こうか。詩織の部屋でもいいぜ。どうせやる事は同じだからね。
詩織 : もう…エッチィ…。でも今なら…。
空が夕焼け色に染まっていく中、二人は自宅方向へ向かった。
その後ろには、うるうると涙を流す二人の女がいた…。
結奈 : あの二人は、カップルごと人体実験の材料ね…。
魅羅 : 異世界で美しい私の体に触っておいてこれだなんて…。復讐よ! こうなったら復讐しかなくってよ! おいでなさい、復讐の女神!
伝説の樹の下で、女の子から告白したカップルは幸せになれる。たとえ、どんな邪魔が入ろうとも…。
◇ユイナー
?? : ユ、ユイナー…いや、結奈さん…。
結奈 : 待ってた…。いえ…。ご、ごめんなさい。こんな所に呼び出して…。
?? : ど、どうしたの? 結奈さんらしくないぜ。
結奈 : い、いいのよ。今日から、変わる事に決めたんだから…。
?? : え? 変わる?
結奈 : そう、変わるの。今までの私は、自分の才能に溺れて人を見下した態度を取って、誰が見ても、凄く嫌な女の子だった。普通の女の子が愛だの恋だのと騒いでいるのを、馬鹿にしてたわ。だけど、いつの頃からか、私の中に初めて込み上げる感情が…。すぐに、貴方に恋してると気付いたわ。
?? : (俺もなんとなく気付いてたよ。)
結奈 : でも、私は科学という悪魔に魂を売り渡した女。そんな浮ついた感情を押さえるために、研究だけに没頭したの。だけど、大魔王を倒す事が近づいてくると、その想いが強くなってきて、自分でも押さえきれなくなって…。だから、その想いを完全に否定しようとして、貴方に戦いを挑まなくてはならない!
真・世界征服ロボが現れた!
結奈 : 服従ドリルパンチ! 独裁ミサイルシャワー! 世界征服ハイメガビーム!
…
真・世界征服ロボを倒した。
?? : あっさり倒せたぞ、はっはっは。
結奈 : 私は貴方に戦いを挑んだ…。結果は、言わなくても判るけど…。全てにおいて、私は貴方に負けてしまったの。もう、貴方に嫌われるなんて、考えたくない。世界征服の野望も捨てるわ。だってもう、私の野望は、貴方に好かれる事に変わったから…。
?? : 実を言うと…。俺も結奈さんの事が…。だからこそ、異世界でも結奈さんに見下されないよう頑張ったんだ。
結奈 : ほ、本当に…? じゃあ、野望は達成されたのね…。嬉しいわ…。きっと、世界征服したとしても、こんなに幸せになれなかったと思うわ…。
?? : 俺も幸せだよ。
??は結奈を抱き締めた。
結奈 : 私、もっと、貴方に好かれる女の子になるために、努力するわ。
?? : じゃあまず、気持ちいい事したいな。
結奈 : ふふふっ、最高の快感を得る薬や器具を準備するから期待して。
空が夕焼け色に染まっていく中、二人は結奈の研究所へ向かった。
その後ろには、うるうると涙を流す二人の女がいた…。
魅羅 : 異世界で美しい私の体に触っておいてこれだなんて…。復讐よ! こうなったら復讐しかなくってよ! おいでなさい、復讐の女神!
詩織 : あれだけ異世界で痴漢行為をしておいて、もう爆弾爆発ね! こうなったら彼の変態行為を言い触らしてやるわ! 館林見晴に負けないくらいのストーカーになって、なにもかも邪魔してやるんだから!
伝説の樹の下で、女の子から告白したカップルは幸せになれる。たとえ、どんな邪魔が入ろうとも…。
◇ミラーネ
?? : ミ、ミラーネ…いや、魅羅さん…。
魅羅 : こんな所に呼び出したりして、ごめんなさい。
?? : いきなり魅羅さんが謝るなんて、どうしたの?
魅羅 : あ、そんなに驚かなくても…。でもいいの。私の話を聞いて。
?? : ああ、魅羅さんの声が聴けるなら。
魅羅 : 私、中学の頃、異世界に飛ばされたの。現実世界では、私…男の子に何度も振られて…。だから、異世界に行った時に、生まれ変わろう。もっともてる女になって、男の子達を見返してやろうと思ったの。
?? : それじゃ…。
魅羅 : ええ、貴方も異世界で努力したけど、私はその先輩…。苦労の甲斐があって、男の子の目を惹く女になったわ。そして、わざと高慢な態度を取って、男の子達に復讐してきたの。
?? : そ、そうだったんだ…。
魅羅 : 最初は楽しかった…。男の子にもてはやされる事が嬉しかった…。でも、そんな事じゃ、私の心は満たされなかったわ。当たり前よね。自分に嘘をついて生きてきて、心が満たされるはずが無いもの。貴方に会わなければ、こんな事は考えなかったのかも知れない…。貴方と知り合って、この人となら今の自分を捨てられると思ったわ。だけど、私にはその時、自分を捨てる勇気が無かったの。また昔の自分に戻りたくなかったから…。でも、今になってやっと勇気が出たわ。貴方に、こんな女だと思われたまま現実世界で暮らすなんて耐えられない。何百人の男性よりも、ただ、貴方だけそばにいて欲しい。私の心の傷を癒してくれるのは、私の後を追って輝いてくれた貴方だけだから…。
?? : じーん。(感激。)
魅羅 : 好きよ。いつまでも私の側にいて…。お願い…。
?? : ごくっ…。
魅羅 : やっぱり、私じゃだめよね。
?? : いいや、自分を磨き、魅羅さんの気持ちを本当に理解できる俺じゃなきゃ駄目だ。
魅羅 : 本当に? 嬉しい…。やっと本当の自分を取り戻せそう。私が選んだ人だもの。誰も文句を言うはずがないわ。
??は魅羅を抱き締めた。
空が夕焼け色に染まっていく中、二人はホ@ル街へ向かった。
魅羅 : (私の家には弟達がいるから仕方ないのよ。)
その後ろには、うるうると涙を流す二人の女がいた…。
結奈 : 見す見す、あの人を取られてしまうとは…。美貌にパワーがある事は否めない。私も容姿に自信がないわけではないけど、彼女と勝負する気にはなれないわ。ふっ、夢から覚めたようよ。
詩織 : あれだけ異世界で変態行為をしておいて、これだなんて…。ぐすん、もう私、これからどうしたらいいのかしら? 神様…。そうだわ、これから私は神の道に進めばいいのよ。神の教えに全てを奉げるの…。
伝説の樹の下で、女の子から告白したカップルは幸せになれる。たとえ、どんな困難があろうとも…。
戻る