これまでの話

舞台マップ

《ポルトガ》
ポルトガ王 : 黒胡椒をよくぞ持って参った。約束通り、船を与えようぞ。
ミラーネ : 船の乗組員にはどんな人がいまして? 不潔だったり、品のない人がいるのは困りましてよ。
ポルトガ王 : ワシが約束したのは船だけじゃ。乗組員は自分で探すがよい。
ユイナー : ふん、別にいいわよ。その内、この私が乗組員要らずの色々な装置をつけてあげるわ。

ロテス達は船を前にした。
シオリム : わぁ、立派なお船。
ロテス : 俺が船長だぜ。
ユイナー : 勝手になさい。
ミラーネは男達を使い、大量の物品を船に運ばせていた。
ユイナー : なんなのよ?その荷物は。
ミラーネ : 私の衣装やアクセサリですわ。ほとんどは預かり所に預けていましたが、船で旅をするとなると持っていけますから。
ロテス : ふえー、ミラーネさんの荷物とユイナーの装置で船はいっぱいだな。こりゃ、シオリムと俺は一つの部屋で抱き合って寝ないといけないな。もちろん裸で。
シオリム : バカ。
ユイナー : ふん、役に立たないガラクタと一緒にしないで欲しいわね。
ミラーネ : ガラクタとは失礼でしてよ! どちらにしても、重量では白衣の彼女の持ち物の方が上ですわ。船は完全にそちらに傾いてますもの。
ロテス : おいおい、ユイナー。こんなに傾いてちゃ出航できないぞ。
ユイナー : ふん、まだセットできてないのよ。キラキラした女の下僕に装置の配備を手伝わせるわ。いいわね?
ミラーネ : よろしくてよ。

ロテス : ふぅ、ステレオの位置も決まったし、これで出発できるぞ。さて、どこへ向かおうか?
シオリム : 南はどうかなぁ? バラモスのいるネクロゴンドはここから南だしぃ、偵察になるかも知れないわ。
ロテス : よし、南へ向かうぞ。


ロテス : 夜になったか。あっ、魔物だ。
大王イカ、マーマンが現れた。
マーマンはミラーネに飛びかかった。
ミラーネ : きゃあ!
ロテス : てやっ。
マーマンを倒した。
シオリム : くっ、剣じゃ大王イカはぬるぬるするわ。
ユイナー : 火炎放射よ!
ボウボウ…。
大王イカはこんがり焼けた。
ユイナー : ふっふっふ、食べる?
ミラーネ : こんな野蛮な料理、私は遠慮しましてよ。
ユイナー : ふん、どこかの街で売りさばいて、研究の資金にするわ。
ロテス : そんな事は商人に任せろよ。と言っても、もうパーティーは4人か。
ユイナー : この私のデータによると、商人の出番なんてまずないのよね。だからこそ、あのイベントがあるのでしょうけど。
シオリム : 現時点では意味不明…。
ロテス : おおっ、向こうに明かりが見えるぞ。
ユイナー : 村のようね。
ロテス : あの村に上陸するぞ。

《テドンの村》
村人 : ここはテドンの村です。
シオリム : テドン? なんか聞いた事あるような…。
ロテス : 早速宿を取るぞ。

《宿屋》
ロテス : えっ、お金は要らないの? まあ、要らないなら出さないけど。
ミラーネ : それではこの村の皆さんのために踊って差し上げてよ。ステージはありまして?
ミラーネは踊りを披露した。
村人 : ヒューヒュー。
ユイナー : さぁ、この私特製の焼きイカもあるわよ♪
ロテス : ぶっ。

ミラーネの踊りが終わった。
パチパチパチ
ミラーネ : ふぅ、また私の虜が増え、困ったものね。

そしてロテス達は眠った。

翌朝
ロテス : あれっ、誰もいないぞ。それにベッドはボロボロだ。
ミラーネ : きゃああああ! 外は廃墟でしてよ! 死体もいっぱい…。
シオリム : もしかして、昨日の人達ってホントは死んでたんじゃ…。
ユイナー : こんな非科学的な事が起こるなんて…。あいつらの食べた焼きイカの行方が極めて不自然よ。

シオリム : 実は私、村の名前を聞いて、もしかしてとは思っていたの。昨日は黙ってたけど、バラモスに滅ぼされた村ってここじゃないかしら?
ロテス : そうか…でも悪い人達じゃなかった。バラモスに殺されて残念だ。
ミラーネ : 昨晩の歓声はなんだったのですの?
ユイナー : ふっふっふ、死人に虜を増やしたようね。貴女のあの踊りでね。
ミラーネ : …鎮魂の踊りを踊って差し上げてよ。
ロテス : せっかくここにいるのだから廃墟を散策するか。なにか役に立つアイテムがあるかも知れない。

ロテス : ここは牢屋か。
壁に残された文字を見つけた。
「生きている内にオーブを渡したかった…。」
シオリム : 死んじゃったから渡せないんだ…。
ユイナー : 昨日の夜なら受け取れたかもね。
ミラーネ : オーブ…。

地下で闇のランプを見つけた。
ユイナー : そのアイテムはデータに無いわね。使い方は誰か商人に聞くしかないわ。

ロテス : さて、冒険を続けるぞ。
村を出、ネクロゴンドの方角を見た。
ロテス : 険しい山だな、あの向こうにバラモスの宮殿が…。
シオリム : ここからじゃ、とても山越えは無理ねー。

船は南へ進む。
ロテス : さて、大陸の沿岸を抜けたぞ。どうしようか?
ユイナー : 理不尽だけど、このまま南へ行けば北へ出るわ。そこにはエジンベアという島国があるはずよ。
ロテス : よし、キメラの翼で移動できる場所は多い方がいいから、行くとするか。

船は更に南へ進む。
ロテス : うー、寒い。ユイナー、ヒーターはまだ?
ユイナー : 設置完了よ。これからこの船は冷暖房完備ね。
シオリム : あっ、あの氷の大地はなぁに?
ユイナー : 地図にも載ってないわね。
ミラーネ : もしかすると、あれがレイアムランドかも知れなくってよ。
ロテス : レイアムランド?
ミラーネ : 私も詳しくは知らなくってよ。
ロテス : なんだかめちゃくちゃ寒そうだし、用はないからこのままエジンベアへ行こう。

《エジンベア》
兵士 : ここは由緒あるエジンベアの城、田舎者は帰れ。
ロテス : ゴラ、俺は勇者だぞ。
兵士 : 田舎勇者は田舎者に過ぎん。
ミラーネ : さっきから、田舎者、田舎者って失礼でしてよ! 私は都会育ちですわ!
兵士 : 田舎者の勇者と一緒にいれば田舎者。それに、我がエジンベア出身でない限りは田舎者だ。
ロテス : なにぃ! アリアハンには城下町があるんだぞ。エジンベアなんて、国民が城の中に住む手抜き国じゃねーか。
兵士 : 城下町。ふっ、これで田舎が確定したな。
ユイナー : 脇役の癖に生意気な台詞が多いわね。
ユイナーは電撃装置を作動させた。
ビリビリビリ
ユイナー : そろそろ、この私の活躍かしら?
ロテス : 仕方ない。今回は諦めよう。用がある時はキメラの翼で来れるはずだ。
ユイナー : なによ意外と意気地が無いのね。
ロテス : ふははは、勇者が殺人だけはまずいからな。
シオリム : キレル寸前みたい。我慢するなんて偉い、ロテス君。

4人は船に戻った。
《船上》
ロテスはシオリムと話している。
ロテス : なあ、さっき俺の事「偉い」とか言ったよな。
シオリム : うん。ロテス君も我侭が少しは直ったみたいだしぃ。
ロテス : ご褒美は?
シオリム : えっ?
ロテス : 思い付かないなら、リクエストしてもいいんだけど。
シオリム : それじゃぁ、なでなで。
ロテス : おおっ、意外と快感かも。
シオリム : …変な想い出を想い出しちゃった。
ロテス : ああ、俺も。昔シオリムの膨らみ始めた胸を触った時、シオリムが俺の頭を棍棒で殴って、俺を泣かせたから、罪滅ぼしになでなでしてくれた奴だろ?
シオリム : うん、正解。あの時はごめんなさい。触られて痛くて思わず殴っちゃったの。今でもやり過ぎだと思ってるわ。
ロテス : あの時は頭から血が出たな、わっはっは。その後、いずれは別の意味で俺がシオリムに血を流させる事を計画できたから丸く収まったけど。
シオリム : そんな事計画してたの?! エッチィ!
ロテス : ふっ、意味が解るなんてシオリムもエッチだ。
少し離れた場所で寛{くつろ}いでいるミラーネは二人の方を見ていた。
ミラーネ : (よく聞こえなかったけれど、二人には色々な想い出があるようね。少し妬けましてよ。)
ロテス : ところで、今触ったら罪は軽いよね? ちゃんと膨らんでれば、触っても痛くないはずだし。
シオリム : …棍棒どころか、金棒を用意しておくわ。
ロテス : おいおい、冗談になってないぞ。木のバットよりも金属バットの方が死亡率は遥かに高いんだぜ。
シオリム : 分かってるわ。
ロテス : ちっ、いいよ。今はミラーネさんがいるし、ドサクサに紛れて何回も触ってるんだから。
ロテスがミラーネの方へ向かうと、シオリムは凄く寂しい気持ちになった。
シオリム : (あっ、胸が絞めつけられる…。私ぃ、どうしたのかしら…。)

ロテス : さて、船は南へ向かってるが…このままじゃポルトガに行ってしまうぞ。みんな、行きたい所ない?
シオリム : ダーマ神殿の向こうに見えた、黄金の島国へ行ってみたい。
ロテス : ここからじゃ、めちゃくちゃ遠いな。星の裏側だぞ。
ミラーネ : ダーマ神殿まで、メイジキメラの翼でよろしくて?
シオリム : 待って、ワープしたら、船は海のど真ん中よ。
ロテス : ちゅどーん、だな。
ユイナー : 大丈夫よ。翼を使っても、この私のいる位置の近くの海に船を転送するシステムは搭載済みだから。

《ダーマ神殿》
ロテス : おおっ、確かに近くの海に船が転送されてるぞ。でも、船の中の荷物が全部ないなんてオチじゃねーだろうな?
ユイナー : この私がそんな初歩的なミスをするはずは無いわ。
シオリム : 船でジパングへ、ゴー。


Lv武器アクセサリ
ロテス
24
鋼の剣鋼の鎧鋼の盾鉄兜
シオリム
21
魔法の剣マジカルワンピース鋼の腕輪絹のカチューシャ星降る腕輪
ユイナー
19
電撃ドリル
火炎放射器
鋼鉄線入り白衣ハンドコンピュータヘルメット
ミラーネ
17
銀の鞭フェアリードレス銀の腕輪銀の髪飾りルビーの指輪


《ジパング》
ロテス : ここが黄金の島か。他の国とは全く雰囲気が違うが、別に黄金は落ちてないぞ。
ミラーネ : この国の米という食べ物は美味しくってよ。
ロテス : よし、俺も食べてみよう。
ユイナー : わけの分からない物は、食べない方が身のためだと思うけどね。
ミラーネ : 焼き大王イカよりマシでしてよ。余った奴を貴女がこっそり食べているのは目撃済みでしてよ。
ユイナー : うっ…。覚えてなさいよ。

シオリム : はむはむ、お米って甘くて美味しい。
ユイナー : ふん、成分を調べた所、炭水化物やビタミンが豊富ね。でも、食べ合わせを工夫せずに食べ過ぎると太るわね。
シオリム : えっ、そうなの? でも、食べちゃう。はむはむ。
ロテス : どうせ膨れるなら、ミラーネさんみたいに胸にしろよ。
シオリム : エッチィ。
ミラーネ : セクハラでしてよ!

《宿屋》
ミラーネ : ベッドはどこでして?
ロテス : どうやら、畳っていう地べたに布団を敷いて寝るらしい。

翌日
シオリム : この国は卑弥呼って女性が治めてるんですって。
ロテス : ふーん、挨拶してこようか。

《卑弥呼の部屋》
卑弥呼 : わらわが卑弥呼じゃ、ゆっくりしていくがよいぞよ。

ロテス : さて、この国の物を勇者の特権で物色していくか。地下にカメがたくさんあったから、何かあるかも知れん。
シオリム : カメの中に亀とか、カメレオンがいたりして。
しーん
シオリム : くすん…。

《地下倉庫》
カメの中に娘がいた。
弥生 : 見つかってしまった…。このままだとオロチの生贄にされてしまいます。お願いですから、隠れていさせて…。
ロテス : オロチ?
シオリム : 大根オロチ…いいわよ、どうせ誰も笑わないんだから。
弥生 : ヤマタノオロチ、この国の洞窟に済む化け物です。生娘を生贄にすればこの都は襲われないのです。
ユイナー : つまり、男性経験の無い貴女がその化け物に食べられれば、この国は暫く安泰という事ね。
弥生 : ひぃい…。
ロテス : そうだ、生娘をやめればいいじゃん。幸いここにカッコいい男もいる事だし。
弥生 : ひぃい…。結婚までは綺麗な体でいたいです。汚されるくらいなら死んだ方がいいです。汚されたら死んでやります。恨みます。死んで化けて出ます。
ユイナー : らちが明かないわね。
ミラーネ : ヤマタノオロチは聞いた事があってよ。なんでも紫の宝玉を持っているという話ですわ。私に似つかわしいはず…。
ロテス : さて、そんな化け物がいるなら、こんな国はおさらばだ。
ミラーネ : ちょっとお待ちなさい、ヤマタノオロチを退治して、紫の宝玉を手に入れましてよ。
ロテス : えー? マジっすか?
ミラーネ : うふん。
ミラーネは投げキッスをした。
ロテス : は、はい。ヤマタノオロチを倒しにいっちゃいます。

《卑弥呼の部屋》
卑弥呼 : 確かにオロチには参っておる。しかし、わらわらの力ではとても倒せぬのじゃ。そなたらも関わらぬ方がええ。
卑弥呼の家来 : 拙者の娘もオロチに食べられ…。拙者はもう卑弥呼様にお仕えするしかない。
卑弥呼 : …。

《オロチの洞窟》
シオリム : オロチって物凄く強そうだけど、私達で大丈夫かなぁ?
ロテス : なーに、オロチを倒せないなら、バラモスも無理さ。それに、俺はべホイミをマスターしたぜ。ホイミよりずっと使える。
ユイナー : ふぅ、僧侶のいないパーティーで、よくここまで冒険できた物ね。もちろん、この私のお陰でしょうけど。
シオリム : 私は攻撃力を2倍にする「バイキルト」を覚えたわ。
ミラーネ : 私も美しい技をマスターを色々と覚えましてよ。
ユイナー : 言うまでもなく、この私のロボは日に日に完成度が増しているわ。
ロテス : なら、何とか倒せるだろう。

魔物が現れた。
ロテス : 鬼面導師の群れだ!
シオリム : 早速、バイキルトを試すわぁ。
シオリムの攻撃力が2倍になった。
サクッ
鬼面導師を一撃で倒した。
シオリム : わぁ、凄い凄い。
鬼面導師は相手を混乱させるメダパニの魔法を掛けた。
シオリム : えっ? えっ?
シオリムの目付きが変わり暴れだした。ロテスにも攻撃を仕掛ける。
ロテス : ぐわっ、なんて攻撃力だ。なんとかしないと。
ミラーネ : 眠りの踊りでしてよ。
シオリム : すぅ…。
シオリムは眠った。
鬼面導師はロテスにメダパニの魔法を掛けた。
ロテスはミラーネに襲い掛かった。もちろん、エッチな意味で。
ミラーネ : きゃああ、このままでは脱がされてしまいますわ!
ユイナー : 麻酔の注射よ!
ブスッ チュー
ロテスは眠った。
ユイナー : 早く片付けるわよ。
鬼面導師を倒した。
ロテス : いゃあ、ミラーネさん。済みませんでした。
ミラーネ : ふぅ、100ヶ月早くってよ。(あまり悪い気がしなかったのはなぜかしら…?)
ユイナー : 本性が出たようね。
ロテス : なにを言うか! それにしてもユイナーが混乱したらどうなっていた事やら。
ユイナー : どういう意味よ? 分かるように説明なさい!
喧嘩にならないようシオリムが割って入った。
シオリム : ごめーん、私がいけなかったのかなぁ?
ロテス : 鬼面導師を戦う作戦が決定したぞ。鬼面導師にはまず魔法を封じる「マホトーン」だ。もしくは相手を眠らせる「ラリホー」を使う。
ユイナー : どうでもいいけど、その手のニギニギはなによ?
ロテス : いやぁ、さっきの感触が忘れられなくて…。
ミラーネ : んまぁ…ぽっ。
シオリム : 仕様がないんだから。
ロテス : (それにしても、ミラーネさんの胸をモミモミできたなんて、メダパニの魔法に感謝しなきゃな。そうだ、今度混乱した振りをして、シオリムにもっとエッチな事をやっちまおう。)

一行は洞窟を進む。
ロテス : 溶岩が溢れ出てるぞ。
ユイナー : ふん、この洞窟は火山のようね。
シオリム : オロチって、凄い所に住んでるのね。
ロテス : オロチにとっては住みやすいんだろ? ところで俺は、シオリムの胸の近くが住みやすいかも。
ミラーネ : じろっ。
ロテス : も、もちろん、ミラーネさんの胸も側も住みやすいっす。
シオリム : ねえ、私達の誰かが代わりにオロチの生贄になって、オロチを誘{おび}き寄せるって方法もあったんじゃないかなぁ?
ミラーネ : そのネタは、ときクエ4〜ミラ惹かれし者達〜で使いますわ。ほーっほほほほ。
シオリム : へー、4があるんだ。
ミラーネ : 私は当然、女勇者ですわ。出番が5章までないので、待ちくたびれてしまうでしょうが。
ユイナー : あなたは人気が無いから、その程度でいいのよ。
ミラーネ : そんな事を魅羅F.C.で言うと大変な事になりましてよ!
シオリム : 私はきっと2章で『シオリーナ』という武闘家のお姫様になると思う。多分魔法も使っちゃうわ。
ロテス : うっ、俺の出番がなさそうだ。性格同じで、1章の『ライアン』か2章の『クリフト』の代わりをやらせてくれ。
ユイナー : この私の出番はあるのでしょうね?
ミラーネ : 影の薄い2章の『ブライ』か3章の『トルネコ』の代わりに登場なさい。
ユイナー : ふっふっふ…何も主人公にならなくとも、キングレオとかデスピサロとかになる手もあるのよね…。
ミラーネ : とにかく、ドラクエ4がホットな今なら、きっと物語ができるはずですわ。ときクエ3よりもっと、面白くしましてよ! 4章には白雪姉妹、「美帆」「真帆」の双子しかありませんわね。
シオリム : ちょっと待って、なんだか設定が似過ぎてるわ。妹の『ミネア』に姉の『マーニャ』、姉の『美帆』に妹の『真帆』、頭文字は「ミ」に対して「マ」。占い師にイケイケ。髪の色はピンク系で長め。
ユイナー : ふっ、白雪姉妹のキャラクターの出元が判明したわね。オリジナルキャラなんてとんでもない。鋭い洞察力に掛かればお見通しね。
シオリム : 他にはいないの?
ユイナー : 陽ノ下光も「檜山ひかる」という女の子が元になっているはずよ。二人は名字も名前も「ひ」で始まり、シュートへアの上、眼の下にホクロがあり、元気で明るく健気{けなげ}な子なのよ。少なくとも、ときメモ2のキャラクター作者が「きまぐれオレンジロードの第二のヒロイン」を知らないとは言わせないわ。まあ、これは髪の毛の色でセーフという事にしておいてあげるけど。
シオリム : 髪が薄黄土色だったらアウトね…。
ユイナー : 麻生華澄も1字変えて麻生真澄だったり麻生舞佳だったら、檜山ひかるの幼馴染み姉・鮎川まどかで突っ込む所ね。まあ、真澄から直した可能性もあるでしょうけど。
シオリム : ところで、私はオリジナルよね…?
ユイナー : さぁ、古今アニメ漫画ゲームを捜せば、元となるそっくりさんが見つかるかも知れないわ。まあ、ときメモ1にはあからさまなキャラクターはいないようね。

ユイナー : ??? どうやら火山性のガスにやられていたようね。これから全員マスクを着けるから、おかしな事は言い出さないはずよ。

洞窟の最深部に到着すると、化け物の鳴き声が大きく聞こえてきた。
オロチ : ギュアース!
シオリム : わぁ、ひどい声。
ユイナー : スーファミ版じゃないと声は聞こえないのだけど、聞こえたからには向こうにいるようね。
声のする方向へ向かう。
ロテス : うわっ、あれがヤマタノオロチか。でかいぞ!
ユイナー : とんでもない怪物のようね。世界征服ロボの試し所よ。
ロテス : よし、準備はいいか?
戦いが始まった。
シオリム : みんなにバイキルトよっ。
ユイナー : この私のロボには効果が無いようね…。
ヤマタノオロチは激しい炎を吐いた。
ロテス : うわっ、物凄い炎だ。ベホイミ!
ユイナー : 征服ロボ・ドリルパンチ、ミサイルシャワー、ハイキロビーム!

ロテス : はぁはぁ、なかなかくたばらないぞ…。
シオリム : でも大丈夫、攻撃パターンは慣れたしぃ。
ユイナー : どんどんダメージを与えている事には間違いないわ。

ロテス達はボロボロになっている。それはヤマタノオロチも同様だった。
ロテス : くそっ、倒れてくれっ。
ロテスは剣で攻撃した。
オロチ : グギュアース!
シオリム : あっ、逃げるわっ。
ロテス : おっ、草薙の剣を落としたぞ。
ヤマタノオロチの向こうには旅の扉があり、ヤマタノオロチはワープした。
ロテス : よし、追うぞ。

《ジパング・卑弥呼の部屋》
ロテス : あれっ? なんでこんな所に? もう夜か。
卑弥呼がひどい傷で倒れていた。
卑弥呼の家来 : 卑弥呼様、しっかりしてください! どうしてこんな事に?!
卑弥呼 : 異国の勇者よ…お前達とて、もはや戦えまい。この事は黙っていておくれ。その方が互いのためぞ。
ミラーネ : どうなってますの? オロチはどこでして?
ユイナー : 猿でも分かる事よ。
ロテス : 卑弥呼の正体はオロチ、いやオロチが卑弥呼に化けていたと言うべきか。
シオリム : じゃあ、本物の卑弥呼さんは…。
ロテス : なあオッサン。
卑弥呼の家来 : なんだね?
ロテス : あんたの娘はオロチに食べられたんだったな。オロチを退治して欲しいか?
卑弥呼の家来 : できるものなら…。
ミラーネ : 私は比較的元気でしてよ。私がトドメを刺しましてよ。
ロテス : よし、トドメはミラーネさんに任せた。
卑弥呼はオロチの姿になった。
オロチ : おのれ! そなたを道連れにしようぞ。
オロチは全身から火炎を吹いた。
ミラーネ : きゃああああ!
ロテス : ミラーネさん!
オロチは倒れた。
シオリム : あっ、紫の宝玉…。
シオリムはパープルオーブを手に入れた。
炎の直撃を受けたミラーネだが、顔は無事だったものの、首から胸を通りおなかに掛けて、ひどい大火傷を負った。

《宿屋》
ロテス : ベホイミ、ベホイミ…。(ダメだ、傷は回復するものの、焼け爛{ただ}れた部分はそのままだ。肌の美しさは取り戻せない。)
ミラーネ : うっうっ。
ロテス : あっ、泣いてるの?
ミラーネ : 泣いてなくってよ、うっうっ。暫く一人にさせてくださる?
ロテスは部屋の外に出た。
シオリム : あんなに綺麗だったのに可哀想…。
ロテス : ユイナー、なんかいい薬はないのか?
ユイナー : 残念だけど、火傷させる薬はあれども、治す薬は無いわ。
シオリム : 教会でもダメかしら?
ユイナー : ダメね。毒や呪いまでよ。
ロテス : そうだ、ダーマ神殿に行って、美しさをも取り戻せる能力を持つ職を訊いて来よう。

《ダーマ》
ロテス : 火傷の痕を治せる職業を知りたいんだけど。
神官 : ふむ、僧侶なら治せるやも知れん。しかし、半端なレベルでは無理じゃぞ。
ロテス : よし、こうなったら、俺が僧侶に。
神官 : 勇者を辞めるのは、ならんと言うたはずじゃ。
ロテス : うーん、なんとかならない?
神官 : そうじゃ、精霊使いという職業があるぞい。その者なら、それ程経験を積んでいなくとも火傷の痕を治せるやも知れん。治すのはあくまで、召喚した精霊じゃからの。
ロテス : 精霊使いか。シオリムにでもやってもらうか。
神官 : じゃが「精霊の悟りの書」が無い限りは無理じゃ。
ロテス : んな。
シオリム : 取りあえず、ここにいる人から情報を集めましょ。

《ジパング・宿屋》
シオリム : ダーマ神殿の北の塔に悟りの書があるそうよ。
ロテス : ミラーネさんも来ますか?
ミラーネ : 私はなにをする気にもなれなくってよ…。
ユイナー : 全く、誰のために行くと思ってるのよ?(まあ、この私は常に自分のためだけどね。)

《ガルナの塔》
賢者の悟りの書を手に入れた。
ロテス : ゴラッ、シオリム。悟りの書には違いないが、精霊使いじゃないじゃんか!
シオリム : ごめんなさい…。私の早とちりだったみたい。
ロテス : ふぅ、賢者じゃダメかな…?

《ダーマ神殿》
神官 : 賢者とて覚える魔法は僧侶と同じじゃ。むしろレベルの上がりが遅いぞい。
ロテス : 誰か精霊使いになったとかいう話は無い? その人に頼んでみる方法もあるし。
神官 : そう言えば最近、精霊使いになった者がおったの。なにやら古式ゆかしい良家の娘のようで、その家に悟りの書も伝わっていたそうじゃ。
ロテス : それを早く言わんかい。
神官 : バカもん。お主こそ、早く訊けば良かったのじゃ。


ロテス達は散策した。
コアラの着包{きぐる}みに出会った。
コアラの着包み : えー? 精霊使いの女の子ならよう見かけるから、このダーマにいるかも知れんなぁ。見つかったらコアラッキーやわ。

ロテス達は散策した。
ユカリリ : これはこれは、この前の殿方。お会いできて嬉しゅうございます。
ロテス : ああ、君か。あれから戦士にはなったかい?
ユカリリ : いいえ、戦士にはなりませんでした。
ロテス : ははは、やっぱりね。
シオリム : 全く、いつナンパしたのよ?
ユカリリ : よろしければ、レベル上げを手伝っていただきたいと思います。ダーマ神殿の外に行きましょう。
ロテス : うわっ、結構強引だな。

ドルイドが現れた
ロテス : 俺達なら楽勝だ。
ユイナー : この子の経験値稼ぎになるだけね。
ユカリリ : まぁ♪
ポン
ロテス : おおっ、ハニワが出たぞ。
ドルイドを倒した。
ロテス : ユカリリは一体何の職なの?
ユカリリ : うふうふうふ、「せ」の付く職業でございます。
ロテス : せ、せ、せ…? セーラー服戦士!
シオリム : そんなアニメとかエッチゲームみたいな職、あるわけないよぉ。
ロテス : セーラー服美少女戦士は有名だが、セーラー服戦士フェリスは誰も知らんだろうな…。
ユカリリ : おやまぁ、怪我をしてますね。
シオリム : うん、弱いと思って油断してたら魔法を食らっちゃったの。
ユカリリが微笑むと命の精霊が現れ、シオリムの傷が回復した。
シオリム : あっ、彼女は精霊使いよ。
ユイナー : ふっ、この私は会った時に既に分かっていたわよ。
ロテス : おおっ、君が古式ゆかしい精霊使いか。
ユカリリ : さあ、帰りましょう。
ロテス : もう帰るの? 少し出ただけなのに。
ユカリリ : お父様が、「レベル30までは神殿の回り以外は歩くな、一回の戦闘ごとに宿屋で休め」とおっしゃりまして。
ロテス : それでダーマ周辺でよく目撃されていたのか。この周辺の敵でレベル30って、一体どれだけの時間が掛かるやら…。
ユカリリ : お蔭様でレベル9でございます。

《ダーマ神殿》
シオリム : ユカリリってジパング出身なんですって。
ユカリリ : わたくしが必ずや、ヤマタノオロチめを退治いたします。
ロテス : とっくに、俺達が倒したけどな。
ユカリリ : まぁ、それはそれは。凄いですねぇ。
ロテス : だけど、同時に大変な事になっちゃった仲間がいるんだ。経験値稼ぎに付き合った代わりに、ユカリリにお願いするぜ。
ユカリリ : まぁ、なんでございましょう?

《ジパング・宿屋》
ユカリリ : まぁ、これは痛々しい痕でございます。
ミラーネ : 貴女が治せて?
ユカリリが微笑むと癒しの精霊が現れた。
ミラーネ : ああっ、気持ちいい。
ロテス : ごくっ、色っぽい声。
ユイナー : なに反応しているのよ?
ミラーネ : 凄くってよ。あの醜い痕が無くなりましてよ。
ユカリリ : それは良かったですね。
ミラーネ : 精霊使い、美しい職業でしてよ。私もなりたくなりましたわ。(と言っても、スーパースターも捨てがたい気がしますけど…。)
ロテス : ミラーネさん、悟りの書がないとダメなんだ。
ユカリリ : 精霊使いの悟りの書なら、もう一つございます。お父様が若い頃、ノアニールの毒の沼地で、棺桶となった味方から色々なアイテムを買ったそうです。
ユイナー : この私のデータによると、あれは最悪のバグね。
ミラーネ : いただけなくって?
ユカリリ : それでは、お近付きの記しに、お差し上げいたします。

《ダーマ神殿》
神官 : 2つの職を兼業など許さん。それにまだ20レベルにも達しておらんではないか。
ミラーネ : そこをなんとか、お願いしましてよ。うふん。
投げキッスをした。
神官 : ワシは女も抱かずに50年神官を続けておるのじゃ。ちょっとやそっとじゃ…。
ミラーネは魅惑の踊りを踊った。神官の頬が赤くなる。
神官 : …まあよかろう。
ミラーネはスーパースター兼精霊使いとなった。
ユイナー : 踊りと鞭しか能が無かった貴女にはぴったりね。
ロテス : さて、4人で旅を続けようか。
ユカリリ : ひぃふぅみぃ…。まぁ、わたくしはお払い箱でございますか…。
ユカリリはトボトボと去った。

シオリム : はい、オロチが持っていた紫の宝玉よ。
ミラーネ : あら、ありがと。美しいと言うより、神秘的な感じですわね。
ロテス : さて、次はどこへ行く?
シオリム : ダーマの北東にムオルという村あって、以前はバラモスに挑もうとしていた勇敢な戦士が拠点としてたそうよ。なにか役に立つかも知れない。


Lv武器アクセサリ
ロテス
26
草薙の剣鋼の鎧鋼の盾鉄仮面
シオリム
23
魔法の剣マジカルワンピース鋼の腕輪絹のカチューシャ星降る腕輪
ユイナー
21
電撃ドリル
火炎放射器
鋼鉄線入り白衣ハンドコンピュータヘルメット
ミラーネ
19
炎の鞭フェアリードレス金の腕輪金の髪飾りルビーの指輪


一行はムオルへ向かう。
シオリム : はぁ、寒くなってきたわ。

デッドペッカーが現れた。
ミラーネ : 風の精霊よ、おいでなさい!
シオリム : あっ、風の魔法バギマくらいの威力があるわ。
デッドペッカーを倒した。
ユイナー : うっ、爪で引っかかれて怪我をしたわ。
ミラーネ : 命の精霊よ、おいでなさい!
ユイナー : ふぅ、悪いわね。
ロテス : もう色々な精霊を呼び出せるみたいっすね。
ミラーネ : 転職したとはいっても、スーパースターの時のレベルをそのまま引き継いでいますから、精霊使いが今のレベルで扱えるだけの精霊を呼び出せましてよ。

《ムオルの村》
村女 : ここは最果ての村ムオルですわ。
ロテス : 広場で休憩するか。

《村の広場》
老人 : おや、ポカパマズさん、戻ったのかね。
ロテス : なんだなんだ、早速ボケ老人か?
商人 : ホントだポカパマズさんだ。
ロテス : 村人全員ボケてるとか。
男 : いや、よく見ると若い。ポカパマズさんにそっくりなだけだ。
詩人 : もしかして、ポカパマズさんのご子息では?
ロテス : そんな奴は知らん。
詩人 : ポカパマズとはアリアハンの方ではオルテガ。この村を拠点とし、あちこちを冒険しました。
ロテス : おっ、父さんの事だったのか。
シオリム : そっか、勇敢な戦士って、ロテス君のお父さんの事だったのね。
ユイナー : ロテス君、貴方の態度を見ていると忘れそうだけど、親子揃って勇者なのよね。
20代後半の女が現れた。
女 : ポカパマズ様の息子さん…。
ロテス : おいおい、お姉さん、俺の手を握ってなんだよ?
女 : ポカパマズ様…。
ロテス : 目が恋する乙女だぞ。親父の奴、まさか浮気してたんじゃないだろうな?
女 : 浮気だなんて…。私の処女はポカパマズ様に捧げましたが、残念な事に子供は授かりませんでしたから、ややっこしい関係にはなりません。ご安心を。
ユイナー : ロテス君、貴方の態度を見ていると思い出す事になりそうだけど、親子揃って性的に猿の域なのよね。
ロテス : ふっ、スケベで猿に負けるつもりはないぜ。俺も父さんもな。
村の子供達が寄って来た。
子供 : わーい、ポカパマズさんだー。
ロテス : 父さんが死んだと聞かされたのは俺が小さな頃だ。俺より小さい子供が、何故に父さんを知っているのか?
シオリム : タイムスリップしたとか。
ユイナー : ある意味、致命的なバグね。
少年ポポタから水鉄砲を貰った。
ロテス : 水鉄砲より、オルテガの兜の方がいいんだけど。
ユイナー : データによると、スーファミ版じゃないと貰うのは無理ね。
ロテス : 双六場がないから、まさかとは思っていたが、ファミコン版だったのか?
シオリム : 私、その話、もう聞きたくなーい。
ロテス : まあいい、用途くらいあるだろう。例えば…。
シオリム : えっ?えっ? どうして私に向けるの?
ロテス : シオリムの胸を濡らして、透けるのを楽しむって使い方もあるって事さ、わっはっは。
ピシャン
ロテス : いてて、シオリムとミラーネさんから同時に平手を食らったぞ。
ユイナー : ふん、命拾いしたわね。2人がやらなければ、この私の電撃ショックの餌食だったのだから。
女 : 私にかけてー。
ロテス : まだいたのかよ、お姉さん。
ユイナー : 名も無い脇役の癖にうざいわね。まあ、ドラクエに登場するのは脇役達の集まりに過ぎないけど。
ロテス : で、どこにかければいいの?
女 : きゃっ、ポカパマズ様、私の顔にかけて。今日は顔がいいの。中だと奥さんに悪いですから。
ロテス : なんか危ないセリフのような気がするのは俺だけか?
ミラーネ : このお話は自称・年齢制限なしでしてよ。深い意味なんてあるはずなくってよ。
女 : 早くかけてー。
ロテス : …かけろと言うなら、かけてやるけどね。
ビュッ
女 : ああっ…。
ロテス : 恍惚状態だなこりゃ。
ユイナー : トリップできる人間はいいものね。

翌日
女 : ポカパマズ様、昨晩はどうして部屋に入れてくれなかったのー? 色々な所に飛ばして欲しかったのにー。
ロテス : ははは、きっと水鉄砲の話だろう。とにかく、ダッシュで逃げるぞ。
途中、コアラの着包み状態の人を発見した。
ロテス : なんだ?あのコアラの着包みは。こっちをじっと見てるぞ。
4人が集まった
ロテス : 次に行こうぜ。とにかく、この村は変なコアラや、妙な関係迫りそうな欲求不満のお姉さんがいるから立ち去った方がいい。
ミラーネ : 連日戦いでしたから、バカンスとして南の国へ行きたくってよ。ここも悪い所ではないけど寒いわ。
ユイナー : たまにはいい事言うじゃない。じゃあ、ランシールへ行くわよ。
ロテス : その前にダーマ神殿にでも寄って、みんなに水着を買ってあげるよ。俺はルーラをマスターしてるから、これからはキメラの翼が無くても他の街へ飛べるぞ。

《ダーマのブティック》
ロテス : 色々な職の服が売られている。ここは結構オシャレなゾーンだ。
ユイナー : ねぇ、この私にこのビキニは合うと思う?
ユイナーはワイルドなビキニを手にしていた。
ロテス : じゃあ、試着しなよ。色々な箇所を吟味してあげるから、へへへ。
ユイナー : い、嫌よ。ランシールに行ってからのお楽しみね。
ミラーネ : ほーっほほほほ、急に色気づきましたわね。
ユイナー : ふん、いつもは白衣だけど、それ以外の時はちゃんとした服を着るのよ。
ミラーネ : ちゃんとした服? 貴女にここの服は似合わないんじゃないかしら?
ユイナー : ふん、こんな物似合うのは…。この私もここで買ってもらうのだから悪口はやめておくわ。
シオリム : ロテス君、私にはこれでいーい?
シオリムは胸元に花の模様のついたワンピースを手にしていた。
ロテス : うーん、いいねぇ。
ミラーネ : シオリムさんの選択は間違ってませんわ。彼女の胸は小さいですから、花に目をやらせて誤魔化せるからピッタリでしてよ。ほーっほほほほ。
シオリム : むーっ。
ロテス : ミラーネさんはどれにしますか?
ミラーネ : 当然、このゴージャスなビキニですわ。
シオリム : わぁ、胸の所が大っきい…。
ロテス : ん? またあのコアラの着包みの奴だ。ミラーネさんの水着姿でも覗くつもりか?
シオリム : きっと、ロテス君以上の変質者よ。目を合わせない方がいいわ。
ロテス : コラコラ、俺は変質者か!?
シオリム : それよりロテス君はどんなのにするの?
ロテス : これはどうだい?
ロテスは股間に象さんの鼻が描かれた海パンを持っていた。
シオリム : うっ、そんな冗談じみた奴もあるんだ。冗談ばかりのロテス君には似合うかも。
ロテス : こんなもん穿けるか! 本命、このドラゴンの海パンにするよ。
シオリム : うん、今のロテス君になら似合うわ。
ロテス : 今のって、昔だったら何が似合うんだよ?
シオリム : そんなのとても言えないわ。
3人は試着している。
ロテス : 見せてくれー。
試着室のミラーネが言う。
ミラーネ : ビーチに着いてからのお楽しみでしてよ。


《ランシール大陸》
ユイナー : この私のデータによると、形はオーストラリアみたいね。
シオリム : …ますます分からない。

《ビーチ》
ミラーネ : 海は痺れクラゲばかりでしてよ!
ユイナー : どうせ泳がないのだから、関係無いわ。
ミラーネ : ムードって物がありますの。バカンスは諦めますわ。
シオリム : 早くバラモスを倒さないとね。
ロテス : おーい、水着買ってあげたんだから、せめて身に着けてくれー。

シオリム : はーい、お待たせ。…やっぱり花で誤魔化してるかなぁ?
ロテス : 胸の花より股間に目が行ってたりして。
シオリム : エッチィ!
ユイナー : ふぅ、どうかしら?
ロテス : うん、ワイルドに決まってるじゃん。
ユイナー : 嬉しいわ…。
ミラーネ : お待たせしましてよ。
ロテス : おおっ、流石はミラーネさん! ホレボレします。
ミラーネ : 目が嫌らしいですわね。芸術を見るような視線になりなさいっ。
ユイナー : ふぅ、誰かさんと一緒だと、居心地が悪いよね。もう普段の服に着替えるわ。
ミラーネ : ほーっほほほほ。当然でしてよ。
ロテス : ん? またあのコアラの着包みの奴だ。ミラーネさんの水着がポロッと落ちる姿でも覗くつもりか?
ミラーネ : 冗談も程々になさい!

《ランシールの街》
シオリム : ここには神殿があるらしいわ。
商人に話し掛けられた。
商人 : 旅の人達、珍しい草はどうだね? 消え去り草っていうんだ。
シオリム : 中身は単なる毒消し草って事はないわよね?
ロテス : (おわっ、シオリムの目が疑いの目だ。バレきっている浮気とかを誤魔化したら、あんな目になるのかな?)
商人 : 滅相も無い。本物の消え去り草ですよ。保証書もお付けします。
ユイナー : 確かに不思議な草よ。
ロテス : アッサラームじゃないんだから、ボッタクリはないだろう。

《ランシールの神殿》
ロテス : 扉があるな。
ミラーネ : お開けになって。
ロテス : くっ、魔法の鍵でも開かない。
ユイナー : じゃあ爆弾よ。
どっかーん
ユイナー : 嘘、壊れないじゃない。
シオリム : 噂で聞いた「最後の鍵」が必要なんだと思う。浅瀬のほこらにあるらしいけど。
ロテス : 浅瀬のほこらか…。
ユイナー : ロボは水中用には改造してないから無理ね。
シオリム : スーの一族に伝わる「渇きの壺」を手に入れれば、浅瀬くらいは一時的に干上がると思う。
ロテス : よし、スーに向かうか…って星の裏側だぞ。
ユイナー : ポルトガに飛んでから行くわよ。
ロテス : 明日だな。

《宿屋》
パーティーはそれぞれの部屋で休む。
ロテス : 夕方ゲットした消え去り草でも使ってみるか。
消え去り草を振り掛けた。
ロテス : おおっ、俺が消えちまった。…シオリムの部屋に忍び込もう。

ロテス : 魔法の鍵で開けて。やったっ、着替え中だ。こんなに間近に見られるなんて感激だ。
ロテスは動いて、色々な角度から鑑賞した。
シオリム : きゃあああ!
ロテス : げっ、俺って見える?
シオリム : この痴漢! 出てけー!
ロテスは逃げ出した。
シオリム : ロテス君たら、ホントにひどい事するのね。
ロテス : ふぅ、すぐに効果が無くなるようだな。

ロテスはトボトボと散歩する。
コアラの着包みが手招きしている。
ロテス : 行く先々で現れるな。新手のストーカーに決定!
コアラの着包み : やっと、1人になったなぁ。
コアラの着包みは可愛らしい女の子の声で喋る。
コアラの着包み : いい女の子紹介しますえ。ミハリンという可愛い子や。尽くしますえ。
ロテス : いいよ、どうせ男にパフパフされて終わりだろ? 童貞だからって、変な誘惑には負けないぞ。
コアラの着包み : お兄さん、童貞なん?
ロテス : 悪かったな。
コアラの着包み : 初心者同士なんて楽しみやなー。
ロテス : じゃあな、バイバイ。
コアラの着包み : あっ、待ってぇなぁ。

翌日
シオリム : 私ぃ、提案があるんだけど、最後の鍵を手に入れても、ロテス君じゃなくて、私が管理する。
ロテス : うー、昨日の覗きが余程恥ずかしかったらしいな…。
シオリム : あれは覗きなんて生易しい物じゃなくて、ゴーカンの域なんだから。
ロテス : (「覗きを生易しいと考えているなら、毎日やってやる」とか言うのは、今はやめておこう。デートをすっぽかしたり、修学旅行の誘いを断った時よりシオリムは傷付いただろうから。)

一行は船でスーに向かう。

《スー》
シオリム : のどかな町ねぇ。
町人 : 旅の人でも疎外したりしません。酋長に会ってください。

酋長 : 渇きの壺じゃが、何十年も前にエジンベアの兵が来て持っていってしまったのじゃ。そなたらに渡せなくてすまんのぉ。
ロテス : あの自称都会のエジンベアに行けばあるかも知れないわけか。
酋長 : ところで、山を越えた東の平原に町を造ると言って、この町から出掛けた者がおるんじゃが、町はできてたかのぉ?
ロテス : 見て来いってか? まあ、気が向いたら行ってみるか。

ロテス : スーの町の中心には井戸があるな。
町人 : この下にエジンベアから来た人が住んでるの。
ロテス : 井戸に住む人間って一体…。

《井戸の底》
家具を井戸に持ち込んだ老人がいた。
老人 : ワシはエジンベアの兵だったのじゃ。ワシらは渇きの壺を強引に持ち去ったわけじゃが、ワシは居たたまれなくなってここに残ったのじゃ。
ロテス : へー。
老人 : おいっ、お前さん。か弱い年寄りに、なんで剣を向けるのじゃ?!
ロテス : いやぁ、田舎者とか言われた場合に攻撃しやすいように。
老人 : ワシもこの町に長く住んでおる。田舎者じゃよ。

ロテス : さて、井戸から上がるか。女の子達から先にどうぞ。
シオリム : 嫌、スカートの中を覗かれるから。
ロテス : うー、全てお見透しなわけね。でもブルマー穿けばいいじゃん。
シオリム : あれは穴が開いちゃったから捨てたの。
ロテスが井戸から上がるとコアラの着包みが現れた。
ロテス : どわっ、ストーカーだ。

ロテス : さて、エジンベアと東の平原か。どっちから行こう?
シオリム : じゃぁ、近い方から行きましょっか。
ロテス達は船に乗り込んだ。
シオリム : 変なの。最近、食料が一人分ずつ減ってるの。
ミラーネ : 白衣を着た人が、真夜中に隠れ食いしたのではなくって?
ロテス : ユイナーには焼き大王イカの燻製があるから、隠れて食べるとしたらそっちだろ。普通の食べ物を隠れて食べるような性格じゃない。
ユイナー : ふん、この私の性格分析、笑わせてくれたわ。

《バーク平原》
ロテス : 家が1軒あるだけだ。とても町とは言えないぞ。
シオリム : 家を訪ねてみましょ。
爺さん : ワシはここに町を造ろうと来たのじゃが、魔物の出現で人を集めようがなくなってしまったのじゃ。商人を連れて来てはくれまいか? 商人が来て店ができれば、やがて人も増え、また大きな町になるはずじゃ。
ロテス : 別にいいぜ。町ができるなんて面白そうだしな。
ユイナー : 貴方も暇ね。

《アリアハン》
ルイ : 商人ですね。いますよ。もちろん、若い娘さんです。
ロテス : 別に女じゃなくても良かったが、女に越した事はない。
ルイ : アヤコ・カターギリさん17歳。自称非処女よ。
ロテス : 自称だから案外実は処女だったりして。
ルイ : コナミに電話だけはしないで下さいね。
ロテス : 俺には何を言ってるのか解らなーい。
ルイ : アヤコさーん、ロテスさんがお呼びよー。
アヤコ登場
ロテス : (多彩な色が描かれた芸術的な商人服を着ている。普通の人が見れば変に思われるだけだろうが。)
アヤコ : ハーイ、私がアヤコ・カターギリよー。はじめまして、ナイストゥミーテュー。
ロテス : アヤコについて、判り切った質問してもいい?
ルイ : はい、言うまでもなくレベル1です。
ロテス : ははは、いつもながら話の早い人だ。
アヤコ : よろしくねー。
ロテス : さて、アヤコを入れて5人であの平原へ行こうか。
ルイ : 馬車が無い限り4人までです。
ロテス : そこをなんとか。馬車は無くても船はあるし。
ルイ : 馬車が無いのに5人以上乗ると、船が沈みます。
ロテス : 矛盾してないかそれ?
ルイ : とにかく馬車が必要です。
ロテス : じゃあ、馬車はどこにあるの?
ルイ : ドラゴンクエスト天空編という異世界にあります。
ロテス : アホかい!
ルイ : 話を戻します。仲間が死んでいようがバラモスが倒そうが4人までです。
ロテス : わかったよ。じゃあ、アヤコを仲間にして、他3人は留守番にするよ。(誰か一人を置いてくのは可哀想だし。)
ルイ : ダメです。
ロテス : は?
ルイ : 他の3人を先に預けてから、アヤコを仲間にしてください。
ロテス : うがー! 融通効かせろや!
アヤコ : Ohノー、2人切りで平気ですのー?
シオリム : 保証はできないけど…。
ミラーネ : ロテス君は、基本的に紳士でしてよ。私が保証してよ。
シオリム : (ミラーネさんは、ロテス君の痴態をあんまり見てないしぃ、知らないんだなぁ。)
アヤコ : OK 別にいいわよー。

二人は船に乗り込んだ。
アヤコ : 立派な船ね、ワンダフル。沈まないわよね?
ロテス : ああ、馬車がないと沈むとか言う変人もいたが、迷信だろう。
ルイのくしゃみと同時に船は出発した。
ロテス : あれっ、船の真中で救命具を身に着けてどうしたの?
アヤコ : 私は水が苦手なの。
ロテス : 早い話が泳げないのね。
アヤコ : 隠してても仕方ないし、はっきり言ってそうよ。
ロテス : よくぞまあ、船に乗る気になったもんだ。
アヤコ : そ、それは…。
ロテス : 船長の俺がセンス良くてカッコいいからだったりして、はっはっは。
アヤコ : …Exactly.
ロテス : イグザクトゥリィ? どういう意味だ? アリアハン語で言ってくれ。
アヤコ : 意味は秘密よー。発音はgoodとだけ言っておくわ。
ロテス : おいおい、隠してても仕方ないんだろ?
アヤコ : これだけは別って事にしてー。
ロテス : ちっ、分からない事はみんなコ@ミに電話して聞いてやる。
アヤコ : No! KONA@Iは無関係よー。知りたかったら辞書で調べてー。
ロテス : (俺が知りたいのは、アヤコが処女かどうかなんだけどな。)

ロテス : そうだ闇のランプってアイテムがあるんだけど、鑑定してよ。
アヤコ : それは昼間使うと辺りを夜にできるの。レアアイテムよー。
ロテス : じゃあ、早速辺りを夜にして、寝室に敷け込もう。
アヤコ : ワイルドね。いつも彼女達にそんな事言ってるの?
ロテス : ふっ、アヤコにだけさ。
アヤコ : 私、そういうキザなのは大嫌いなの。

《バーク平原》
爺さん : おおっ、連れてきてくれたか。
アヤコ : 人のいいお爺さんみたーい。ふーん、町を造ればいいのねー。OK頑張るわよー。
ロテス : おい、爺さん。アヤコの着替えやお風呂を覗いたりするなよ。
爺さん : ワシはもう目が悪くての、こうやって間近でないと見られんのじゃ。
ペロン
爺さんによってアヤコの胸元がはだけ、乳房が露わとなった。
アヤコ : Noooooooooooooooooooooooooo!
ロテス : おおっ、ノーブラ? とにかく、ラッキー。さて、人の良さそうなお爺さんのいる家にアヤコを置き去りにしよう。
アヤコ : ウ、ウェイト、待ってくれる?
ロテス : ああ、町ができるのを楽しみに待ってるぜ。
アヤコ : No! 意味が違うわー。
ロテスは走って船に戻った。

《アリアハン》
シオリム、ユイナー、ミラーネの3人をまた仲間に加えた。
シオリム : アヤコさん、町造り頑張るみたいねー。
ミラーネ : 待ちくたびれてよ。私を待たせるなんて10年早くってよ。
ユイナー : 時間の無駄だったわね。
ロテス : さて、エジンベアに行くか。


Lv武器アクセサリ
ロテス
28
草薙の剣鋼の鎧鋼の盾鉄仮面
シオリム
25
魔法の剣マジカルワンピース鋼の腕輪絹のカチューシャ星降る腕輪
ユイナー
23
電撃ドリル
火炎放射器
鋼鉄線入り白衣ハンドコンピュータヘルメット
ミラーネ
21
炎の鞭フェアリードレス金の腕輪金の髪飾りルビーの指輪



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