これまでの話
舞台マップ
翌朝
ロテス : よし、東へ向かうぞ。
魔物の群れが現れた。
ロテス : 暴れ猿とキャットフライだ!
シオリム : うっ、凄い攻撃。でも、今の私なら平気。
魔物の群れを倒した。
ユイナー : なかなか手ごわかったわね。ロマリアからすぐに東へ向かっていたら、やられていたかも知れないわね。
ロテス : 盗賊団の征伐も、地底湖の探検も無駄じゃなかったな。
ユイナー : 見直したわ、ロテス君。この私の野望達成後には、作戦参謀に任命するから期待なさい。
《アッサラーム》
夕方
ロテス : うらぶれた怪しい雰囲気だな。みんな、痴漢に気を付けろよ。
シオリム : うん、ロテス君は痴漢にならないように気をつけてね。
ロテス : ゴラッ! なんて事言うんだ!
ユイナー : 信じられないような悪タレね。流石のこの私もちょっとヒヤッとしたわよ。
シオリム : …ごめんなさい。冗談のつもりだったんだけど。
ロテス : (シオリムは冗談が下手な事を気付いてないようだな…。)
ミラーネ : 謝って当然ね。ロテス君は私達を心配して言ってくれたのだから。
ロテス : 俺の心は深く傷ついた。体で返せ。
シオリム : …冗談はそんな風に言わないといけないのね。
ロテス : (今のは本気だ、わっはっは。)
ミラーネ : ともあれ、ロテス君の言う通り、気を付けた方が良くってよ。私がここのステージで踊った時、連れ去られるのではないか、というような目付きで見られましたし。
商人が寄って来た。
商人 : 旅の若い皆さん、よく効く薬草はどうだい? 700Gの所をたった200G!
シオリム : わぁ、ホント? じゃあ5ついただこうかしら。
商人 : 新鮮に保てるよう、特別な袋に入れておくよ。
シオリム : ありがとぉ。
ロテス : 普通の薬草や俺のホイミじゃ追いつかないからありがたいな。
ユイナー : ほらっ、さっさと行くわよ。
一行は宿屋に向かっている。
シオリム : うーん、こんなに強く包まれてると、いざという時に使えないなぁ。
厳重に包装された包みを、シオリムはやっと開けられた。
シオリム : やった、開いたわ。
ユイナー : 貸しなさい、普通の薬草とどう違うか分析してあげるわ。
…
ユイナー : やっぱり、この私の思った通りただの薬草ね。しかもあまり新しくないわ。
シオリム : これってただの薬草? 騙されたぁ。
ミラーネ : ほーっほほほほ、何ごとも経験でしてよ。
ユイナー : ふふふふ、バカね。そんな物、ロマリアで15Gで売ってたじゃない。
ロテス : 知ってたなら教えてくれれば良かったじゃないか。
ユイナー : 嬉しそうにしている人間を、あの時点でがっかりさせたくなかったのよ。後でもっと面白そうな場面を期待できたのだから。
シオリム : ひっどぉい!
《宿屋》
宿屋 : 大部屋が1つしか開いてませんが、よろしいですか?
ロテス : やった、一緒な部屋に寝られるぞ。
シオリム : そんなの困るわぁ。
ユイナー : 大丈夫よ、充分広いし、境界の仕切りとしてロボを配置しておくから。
《宿屋の部屋》
シオリム : 女の子は着替えたり色々あるから、暫く外に出てて。
ロテス : おわっ、押すな。
夜
ロテスは一人でブラブラ歩く。
ロテス : 俺って結構、うらぶれた雰囲気が好きなんだよ。なーに、悪い奴らも強い俺に襲い掛かって来たりしないさ。他にいくらでもカモはいるのだから。
女 : 月が綺麗な夜ね。パフパフいかが? お兄さんは清潔そうで可愛いから、50GでOKよ。
ロテス : (かなり溜まってるし、パフパフなら変な病気は大丈夫だろう。)
女 : ありがとう、じゃ私について来て。
ユイナー : あれは!
家に入る所をユイナーに見られた。
…
ロテス : うわっ、真っ暗だな。
女 : だって恥ずかしい。
ロテス : まあいいや、始めてくれる?
女 : ええ。
パフパフ
ロテス : こりゃ堪らんわ…。
…
ロテスはエクスタシーを迎えた。
明かりが点く。
男 : どうだった? 俺のパフパフは?
ロテス : ウギャー!
男 : 俺の娘に変な気は起こすなよ。
ロテス : (げー。それにしても、娘に客を引っ張って来させて、客にあんな事をしてるアンタは一体?)
男 : とにかくありがとよ。さあ、帰りな。
ロテス : ゲッソリ。
他の家からも悲鳴が聞こえた。
スケベ男 : おぇー、男!
ロテス : …流行ってるのかな、この街で…。
《宿屋の部屋》
ロテス : 帰ったよー、みんな。
ユイナー : どうして欲しい?
いきなりユイナーが尖ったドライバーで出迎えた。
ロテス : おわっ、そんな物を凶器として向けるな。
ユイナー : 貴方、いかがわしい家に入ったわね? 脳改造の必要があるのかしら?
シオリム : えー? 少女趣味の次は変なおウチ?
ロテス : あれは偽物だったんだ。この顔を見ればいい思いをしてない事くらい分かるだろ?
ユイナー : …確かに楽しんだ後の顔じゃないし、嘘発見器にも反応は無いようね。
ロテス : 流石はユイナー、物分りはいい。
ユイナー : 誉めてもらわなくて結構よ。仮にもこの私と同じパーティーにいる人間が、おかしな店に入ってもらいたくないものね。変態勇者のパーティーにいたなんて、この私の未来の経歴に傷がつくじゃない。
ロテス : そんな事言ったって、溜まっちゃうもん仕方ないだろ? これもシオリムとかが胸を触らせないからだ。
シオリム : 急に少女趣味になっちゃったのも、触らせないのが悪かったのかなぁ…ぶつぶつ。
ロテス : そうだ、ミラーネさんには知られてないだろうな?
ユイナー : あいつなら寝てるわよ。美を保つには休養も必要なんですって。
ロテス : 俺も寝るよ。普段は寝相のいい俺だけど、なぜか今日に限って寝相が悪くてシオリムの横まで転がったらごめんな。
ユイナー : 境界として配置してあるロボを越える時は注意なさい。200万Vの電圧が掛かってるから、感電に気を付ける事ね。
翌朝
ユイナー : 燃料は手に入れたわ。それにしても、この町はぼったくりの集団ね。
ロテス : 昨日でこりごりだよ。どうなってるんだよ全く。
ユイナー : 最初にまず、「3000Gの品を、今日だけ1000G」とか言って来たとするでしょ? この1000Gってのも簡単に値切れるわ。でも一気に安くはならないから、どんどん交渉し150Gくらいまで値切れるという状況が存在しそうね。
シオリム : 3000Gが150G? 20分の1よ。
ユイナー : 最初の3000Gなんて騙りに決まってるでしょ? 20分の1になったって喜んでいても、実は他の町では50Gで売られてたりするから侮れないのよね。誰かさんは、何でも10倍値以上で買いそうだけど。
シオリム : はぁ、最近ウツだなぁ。
ミラーネ : この後はどうするつもりかしら?
シオリム : あっ、そうだ。魔法の鍵の噂を聞いたよ。南西のイシスって国にあるらしいわ。
ミラーネ : 次に行く場所の決定はロテス君にお任せしましてよ。
ロテス : 手に入れて損は無いだろう。必ずしも爆弾で扉が破壊できるとは限らないし。
ユイナー : ふん、言ってくれるわね。…イシスにはピラミッドという古代遺跡があったわね。その古代遺跡に、この私の目ぼしい物質があるかも知れないから、行ってみたい所ね。
ロテス : よし、イシスへ向かうとなると、砂漠を歩く事になる。色々と準備をしないとな。
ユイナー : ぼったくられないように、この私が交渉してあげるわ。
商人が現れた。
商人 : おお、あなたは私のお友達。安い武器ありますよ。
ロテス : どうせ壊れやすい武器の間違いだろ。
ロテスの賢さが3上がった。
商人 : どうですか、お嬢さん。
ユイナー : 必要ない!
商人 : ひぇっ。
商人は退散した。
ユイナー : ふん、この町にしては臆病な商人だったわね。まあ、あれくらいの態度を取らないと変な物を買わされるのよ。
シオリム : 今、別の商人から髪飾り買っちゃった…。
ロテス : ははは、別にいいじゃん。シオリムに似合いそうだし。
| Lv | 武器 | 体 | 腕 | 頭 | アクセサリ |
| ロテス | 19 | 鋼の剣 | 鉄の鎧 | 鉄の盾 | 鉄兜 |
|
| シオリム | 14 | 魔法の剣 | マジカルワンピース | 鉄の腕輪 | 絹のカチューシャ |
|
| ユイナー | 13 |
電撃棒
ガススプレー | 鋼鉄線入り白衣 | メカ端末 |
|
|
| ミラーネ | 12 | 銀の鞭 | フェアリードレス | 銀の腕輪 | 銀の髪飾り | ルビーの指輪 |
《砂漠》
シオリム : ふぅふぅ、暑い。水は大事に飲まなきゃ。
ミラーネ : 暑くってよ…。喉も渇くし、お肌も心配でしてよ。
ユイナー : ふふふふ、この私はロボのクーラーで快適ね。クーラーというのは気温を下げるのではなく、温度の下がった空気と同時に、温度の上がった空気も吐き出すのよ。丁度ロテス君の位置が、温度の上がった空気の排出口ね。
ロテス : げっ、俺はさっきからそれを浴びていたのか?
ミラーネ : なんですのそれは? 私にも使わせなさいっ。
ユイナー : なにするの?! 放しなさい!
ボム
ユイナー : こ、壊したわね、この私のクーラーを!
ユイナー : ほーっほほほほ、一人だけ涼しい顔しているからですわ。
魔物の群れが現れた。
ロテス : 大王ガマに火炎ムカデだっ。
シオリム : こんなに暑いのに、更に火の攻撃なんて。
魔物の群れを倒した。
夜
シオリム : ホントに夜は一転して寒くなるのね。
ユイナー : なんとかヒーターは生きているようね。約一名を除いて使わせてあげるわ。
ミラーネ : ブルブルブル、私に使わせてくれても損はなくってよ
ユイナー : 物分りの悪い貴女でも分かってると思うけど、クーラーを壊した人間に使う権利は無いわね。
ロテス : ミラーネさん、体を寄せ合って一緒に温まりましょう。
ミラーネ : 分かりましたわ。
ユイナー : ふん、ロテス君。この私の行為を踏み躙るなんて後悔するわよ。
ロテス : ほぇ〜いい匂い。
ミラーネ : あらちょっと、そんな所を触ってはいけなくってよ!
シオリム : ええっ? そんな所ってどんな所?
ユイナー : 大体予想はできるのにあえて聞くなんて、シオリムさんは本当に好奇心旺盛のようね。
翌日
ユイナー : 暑いわ、オアシスはまだかしら? メカの故障で、マップも見られないじゃない。
ロテス : おおっ、見えたぞ。蜃気楼じゃなさそうだ。
《イシス城下町》
シオリム : イシスって砂漠に浮かぶオアシスみたいね。
詠う詩人を発見した。
詩人 : 星降る腕輪を身に着けると、素早さ上がって嬉しいな♪
ロテス : ひでぇ歌詞。
シオリム : このイシスにあるって噂よ。
ロテス :そりゃ、ゲットだゲット。
シオリム : それから、この国は美しい女王様が治めているんですって。
ロテス : せっかくだから、イシスの女王に会って来るか。
《イシス城》
イシス女王 : 皆が褒め称える一時の美しさなど、なんの役に立ちましょうか?
ミラーネ : (確かに美しいですが、年増ですわね。でも衣装はあちらが上でしてよ。)
ロテス : ミラーネさんが対抗しているのが、他人からも見え見えだな。
ミラーネ : この勝負、引き分けという事にしておきますわ。
シオリム : ええっ? ミラーネさん、いつ腕相撲で引き分けたの?
ミラーネ : ???
ロテス : ジョークのつもりらしい。笑ってやってくれ、ミラーネさん。
シオリム : くすん。
ロテス : お城の横に細い道があるな…。よし、行ってみるか。
星降る腕輪を手に入れた。
ロテス : さて、誰が装備する? ユイナーはとろいからユイナーにするか?
ユイナー : 非常に失礼よ。そんな物なくても、素早く動ける装置を開発するわ。
シオリム : 私、欲しいなぁ。
ミラーネ : 大して美しい品ではありませんから、シオリムさん辺りに似合ってよ。
ロテス : シオリムに決定。
《宿屋》
シオリム : ピラミッドはイシス城の北にあるみたい。
ロテス : 日中の砂漠はこりごりだ。明日の朝早く向かうか。
翌早朝
ロテス : さて、出発するぞ。みんな、水は持ったかい?
ユイナー : ふっふっふ、ロボのタンクに大量の水を吸い出しておいたわ。もちろん、イシスの城下町の人間が寝静まった隙にね。
ロテス : はっはっは、流石はユイナーだ。俺と気が合いそうだな。
シオリム : 悪い事なのに…。
お昼前
ロテス : あれがピラミッドか…。
ユイナー : どうやら暑くなる前に到着したわね。
ミラーネ : なにやら嫌な予感がしてよ…。
《ピラミッド》
ロテス : うわー、中は荒れてるな。
シオリム : 色々な人達が墓荒らしをしたんだと思う。
ミラーネ : お、お墓もありますの? このピラミッドには。
ロテス : ミラーネさん、ピラミッドその物がお墓って話っす。
ミラーネ : ピラミッドはお墓? そんなの、聞いてなくってよ!
ミラーネが動揺し始めた。
ロテス : うわっ、落とし穴だっ。
ユイナー : ロボ、落とし穴対抗形に変形なさい!
下には針の山があり、骸骨がいくつも転がっていた。
ロテス : …ロボットに助けられず、もう少し落ちてれば、同じ運命になる所だった。
ユイナー : この前、落とし穴で失敗したから、ちゃんと対策を練っておいたのよ。ふっふっふ、この私に同じミスは二度とない事が証明されたわね。
ミラーネの背中にドクロが乗っていた。
ミラーネ : きゃあぁ、このしゃれこうべをどけなさい!
ロテス : おっと、どけたよ。
ユイナー : ふん、くだらないわね。こんな物、単に腐り掛けの燐酸カルシウムよ。
シオリム : でも、あまり気持ちいい物じゃないしぃ…。
4人は針を避け、地下に降り立った。
ロテス : うわっ、地下は死体だらけだぞ。
ミラーネ : は、早ぐ、ごんな所がら…上に行ぎだい。
声にならなかった。
ロテス : ミラーネさんには悪いけど、落とし穴を這い上がることは不可能だよ。
一行は死体の溢れる地下を歩く。
ミラーネ : 私を守ってくださる?
ロテスにミラーネがしがみついて来た。
ロテス : はい、喜んで。(胸が当たって、こりゃ、堪らんわー。)
パキッ
ユイナー : 男にくっついてる貴女、骨を踏んだわよ、可哀想に。
ミラーネ : きゃあきゃあきゃあ…。
ロテス : (パニック状態だぞ全く、しかし抱き付かれるのは最高だ。)
シオリム : 魔物よっ。
ロテス : うわっ、腐った死体だ。
ミラーネ : うーん。
ロテス : あっ、気絶しちゃった。
ロテスはミラーネを抱えながら剣で攻撃した。
ブシュ
ロテス : うげっ、気持ち悪いな。シオリムの魔法とユイナーの兵器でやってくれ。
腐った死体を倒した。
ロテス : さて、ミラーネさんを起こして探検を続けるぞ。
ユイナー : 気つけよ。
ユイナーは妙な気体を嗅がせた。
ミラーネ : はうっ。
ミラーネは突然起きた。
ロテス : おいおい、大丈夫だろうな? なにやら緑色の煙が出てたぞ。
ユイナー : 大丈夫、あの量で死にはしないわ、あの量ではね。
4人はピラミッド地下を探索する。
ミラーネ : 私、もう嫌。ここから出して…。
シオリム : 上に上がる階段よ。
ロテス : ふぅ、やっと1階に戻ったぞ。
ミラーネ : やっと出られるのね。出直しましてよ。
ユイナー : 残念だけど、出入り口とは全く無関係な場所に出ただけよ。
ミラーネ : そんな…。
4人は複雑な道の続くピラミッドを探索する。
シオリム : 行き止まりや分れ道…迷路みたいね。
ユイナー : 大丈夫、この私のオートマッピングシステムがあるから。
ロテス : おっと、魔物だ。
ミラーネ : きゃー!
ロテス : 単なる笑い袋だよ。怖くないってば
ミラーネ : 袋のお化け、きゃー!
シオリム : 何でも怖くなっちゃったみたい…。
笑い袋を倒した。
シオリム : わぁ、お金がいっぱい。
ロテスは金貨を1枚を拾って、シオリムに軽くぶつけた。
ぷにゅん
シオリムの胸に当たって落ちた。
シオリム : えっ? 私の胸に投げつけてなあに?
ロテス : お金がおっぱい。
シオリム : …バカ。
ロテス : ありゃりゃ、シオリムの「お金がいっぱい」に対抗したが、普段は一流のジョークしか言わない俺にしては寒過ぎたか、はっはっは。
シオリム : ユイナーちゃんがおなかを押さえながら笑っている所を見ると、ウケたんじゃないかしら。
ユイナー : くくく…、くだらない事を言ってないで、次に進むわよ。
ミラーネ : 出口はどご?
ユイナー : 既に引き返せない所まで来てるのよ。アイテムを手に入れるまで脱出は諦めなさい。
魔物が現れた。
ロテス : マミーだっ。
ミラーネ : …なんとか絶えられましてよ。
ユイナー : 足ががくがくじゃない。全く役立たずね。
マミーを倒した。
シオリム : 宝箱よ。荒らされてないみたい。
ロテス : 開けるぞ。げっ、人食い箱だっ!
ミラーネ : 箱のお化けですわ…ひぃい…。
ガブッ
ロテス : ぐへっ。
凄い攻撃に、ロテスは倒された。
シオリム : ちょっと、ロテス君!
ユイナー : 嘘っ、やられちゃったわ。
ドカッ
シオリム : きゃっ。
バタッ
シオリムも倒された。
ユイナー : これでも食らいなさい! 征服ロボ・ドリルパンチ!
ドッカーン
ユイナー : うっ、まだくたばってないわ。
人食い箱は甘い息を吐いた、ユイナーは眠ってしまった。
ミラーネ : (後、鞭を一振りさえできれば、倒せましてよ。)
人食い箱は大きな口を開けた。
ミラーネ : ガクガク…全滅したらどこに戻るのかしら? 復活の呪文は聞いてましたっけ?
ロテス : ミラーネさん!
ロテスの声を聞き、気を取り直した。
バシッ
ミラーネは鞭を振る事ができた。
ミラーネ : ふぅ、倒しましてよ。倒してしまえば、大した事なくってよ。ほほほ。
ヘタッ
ミラーネは腰を抜かした。
ロテス : はぁはぁ、何とか助かった。
シオリム : 私もなんとか平気よ。
ロテス : あのぼったくり商人から買った薬草でも使うとしよう。
シオリム : 一応、役に立ったのね。
ロテス : ユイナーは眠ってるようだな。さっきミラーネさんの目を覚ました変な薬はどこだろう?
ロテスはロボの薬品棚を調べる。
シオリム : 知識の無い人が、下手に薬をいじらない方がいいわよ。
ロテス : こうなったら、お金がおっぱい攻撃で、ユイナーに金貨をぶつけよう。シオリムも手伝え。
ユイナー : そのネタは1回で充分よ。
ロテス : おおっ、目が覚めたか。
シオリムは金貨を手に握って構えていた。
シオリム : えっ? もういいみたいね。
ユイナー : …シオリムさんが、あんな事をしようとする人間だとは思わなかったわ。
ロテス : はっはっは、シオリムって昔はこんな風に素直だったんだよな。
シオリム : うん、昔から誰かさんにいじめられ続けたから、性格を考え直さないといけなくなったけど。
ロテス : (うーむ、あながち嘘でもないような。素直なのを利用してスカートの中を覗きまくっていたのはいつの話だったか…。俺って罪な男だぜ。)
ミラーネ : …。
ロテス : ミラーネさん。台詞が少ないけど、ちゃんといますか?
ミラーネ : ええ。ただ、立ち上がれませんから、起こしてくださる?
ロテス : はい、喜んで。
ミラーネはまたロテスに掴まった。
ロテス : よし、気を取り直して行くぞ。
一行は広間に到着した。
ユイナー : 何かありそうな場所ね。この私の装置の分析によると、この壁の奥は空洞よ。
ロテス : よし、壊すぞ。
バラバラ
ロテス : 玄室って奴か。ははは、難しい用語を知ってるだろ?
シオリム : 魔物よっ。
ロテス : ミイラ男だ。
ミイラ男 : 王様の宝を荒らす者達に呪いを…。
ミラーネ : お、お任せしましてよ。
ミラーネは玄室に逃げた。
…
ロテス : よし、倒したぞ。
ミラーネ : ゴホゴホ…、ここはひどい臭いでしてよ。
ロテス : ホコリとか吸い込んじゃったみたいだね。
トントンとミラーネの背中を叩いた。
ユイナー : ほら、みんなマスクを着けなさい。
マスクを装着したみんなは玄室を調べた。
シオリム : あっ、宝箱。
ユイナー : 厳重そうな箱ね。
ロテス : 鍵は掛かってないみたいだ。おっ、中に鍵があるぞ。これが魔法の鍵か。
シオリム : …中にあったその鍵で宝箱の鍵が掛かっていたら、どうやって開けるのかしら? もちろん鍵は宝箱の中よ。
ユイナー : そんな事を考えるのは貴女だけね。哲学的思考意欲旺盛なシオリムさん。
ユイナー : まだ上の階があるのね。
シオリム : 頂上まで行ってみましょ。きっと景色が綺麗よ。
ロテス : 外は砂漠だったような…。
宝箱を発見した。
ユイナー : あっ、不思議な金属があるわ。…これよ、これこれアダマンタイト。なんか舞台が違う気がするけど、見つけたんだから活用させてもらうわ。
《頂上》
ピラミッドの外の風景を見渡す事ができた。
シオリム : 見えるのは砂漠ばっかりだけど、イシス城も見えて綺麗。
ユイナー : この私のデータによると、飛び降りればピラミッドを脱出できるわ。
ロテス : まさか飛び降りる気じゃ?
ユイナー : バカね、こんな所から飛び降りるわけないわ。キメラの翼で移動よ。
ロテス : このまま、ロマリアへ飛んで、その後ポルトガに向かう事にしよう。
ミラーネ : いつも通り私のメイジキメラの翼でよろしくって? 行くわよっ。ゲホゲホ。
《ロマリア》
ロテス : さて、今日はここに泊まって、明日はポルトガだ。
| Lv | 武器 | 体 | 腕 | 頭 | アクセサリ |
| ロテス | 20 | 鋼の剣 | 鋼の鎧 | 鉄の盾 | 鉄兜 |
|
| シオリム | 16 | 魔法の剣 | マジカルワンピース | 鉄の腕輪 | 絹のカチューシャ | 星降る腕輪 |
| ユイナー | 15 |
電撃棒
ガススプレー | 鋼鉄線入り白衣 | メカ端末 |
|
|
| ミラーネ | 13 | 銀の鞭 | フェアリードレス | 銀の腕輪 | 銀の髪飾り | ルビーの指輪 |
翌朝
ミラーネ : ゲホゲホ…。
ロテス : 大丈夫っすか?
ミラーネ : …なんとか旅はできそうでしてよ。
《ポルトガへのほこら》
ユイナー : 扉の前はご丁寧に兵士が番をしてたのね。
メイ : 放すのだ!
女の子が捕らえられている。
シオリム : あの子は?
兵士 : なーに、扉をほこらごと爆弾で破壊しようとした女の子を逮捕しただけだよ。
ユイナー : どこにでもバカはいるものね。ふっふっふ。
メイ : えーい、放せと言っているのだ!
兵士 : こら、おとなしくせんか。
メイ : おい、見てないで助けるのだ。
女の子は連れて行かれた。
兵士 : 勇者様一行は、魔法の鍵を持つ正統な人達だ。通ってくれ。
シオリム : ねぇ、魔法の鍵はピラミッドの玄室にあったのに、どうやってこの扉の鍵を掛けたのかなぁ?
ユイナー : またくだらない思考を始めたわね。
ロテス : 扉は別の鍵で掛けたんだけど、魔法の鍵なら色々と開けられる。これでどうだい?
シオリム : うん、ロテス君、頭も良くなってるのね。
一行はほこらを抜けた。
ロテス : この大橋を渡ればポルトガか。結構長い橋だぞ。
シオリム : あっ、お城が見える。
ロテス : 待て、橋の前にマージマタンゴの群れがいるぞ。うわっ、かなりの数だな。甘い息で眠らされないようにしろよ。
ユイナー : てこずりそうね。そうだわ、試したい兵器があるのよ。
ロテス : そうか、なら任せるよ。
ユイナー : 征服ロボ・ミサイルシャワー!
ドカドカドッカーン!
マージマタンゴは吹き飛んだ
ロテス : おーい、橋ごと吹っ飛んだぞ! どうやって向こうに渡る気だ!?
ユイナー : うっ…計算外よ。敵を壊滅できる理論は完璧だったのよ。
ロテス : そりゃ壊滅はしたが…。
シオリム : 向こう岸まで泳いで渡れないかしら? 私は多分行けると思う。みんなはどうぉ?
ミラーネ : う、美しい私は、やすやすと水になんか入らないの…。それに、私の泳ぎは美し過ぎて、胸の無いシオリムさんと比べて持久力がないだけでしてよ。
ユイナー : 泳ぎが苦手と素直に言いなさい。
ミラーネ : ふふん、貴女こそ到底泳ぎが得意に見えなくてよ。
ユイナー : うるさいわね。
ロテス : 泳ぐのはまずい。海の魔物が出たらアウトだ。海の魔物よりも速く泳げるなら別だけど。
ミラーネ : ほーっほほほほ、私の虜の一員、イルカを召喚しましてよ。イルカならまず海の魔物より速く泳げますわ。それに、海に体を浸ける必要もありませんし。

ロテス : おっ、ホントに来たぞ。
ミラーネ : 疑ってらして?
ロテス : 滅相もないっす。
ミラーネ : ほーっほほほほ、私の美しさは種族を超えていましてよ!
ユイナー : 小さいの2匹しかいないじゃない。4人は無理ね。
シオリム : そうでもないと思う。イルカを往復させれば4人渡れるしぃ。(それにしても、イルカは『頭』って数えるんだけどなぁ…。)
ロテス : 2回で渡れるか。まず、俺とミラーネさんが行って、その後、シオリムとユイナーが渡る。
ミラーネ : 私と一緒でなくては言う事を聞いてくれなくてよ。
シオリム : うーんと、そうなると、海を渡る時は必ずミラーネさんが必要なんだから…。
ユイナー : ロボも一人と数えなさい。また、ロボにイルカに乗せる時はこの私が立ち会わないと駄目よ。
ロテス : それから、ユイナーがロボ無しで一人で残るのだけは危険だ。
ユイナー : …気を遣ってくれてるなんて殊勝な心掛けね。
シオリム : えっと、こうよ。
1…シオリムとミラーネがポルトガ側へ
2…ミラーネがイルカ2匹を連れて戻る
3…征服ロボとミラーネがポルトガ側へ
4…ミラーネがイルカ2匹を連れて戻る
5…ユイナーとミラーネがポルトガ側へ
6…ミラーネがイルカ2匹を連れて戻る
7…ロテスとミラーネがポルトガ側へ
シオリム : これでいーい?
ロテス : おおっ、船渡りクイズみたいだったな。これで解決、はっはっは。
ミラーネ : ちょっとお待ちなさい、私は一体何回海を渡れば済んで?
シオリム : 3往復半、だから7回。
ミラーネ : お断りしますわ。1回で済む所を7回も海の上を移動なんて。
ユイナー : めんどくさいわ。この私は征服ロボがあるし、1匹には強引に二人乗りすればいいわ。貴女の虜なら頑張らせなさい。
ミラーネ : 頑張りなさい。なでなで。
イルカはハッスルした。
ユイナー : ロボ、変形せよ!
ロテス : おおっ、水上用の改造はできたんだな。
シオリム : ねぇ、やっぱりイルカには跨{またが}るの?
ロテス : ははは、脚開け。ただし、俺が狙ってる大事な所が破れないようにな。
シオリム : バカ…。
ミラーネ : 確かにそれは困りましてよ…。
ロテス : よし、俺がミラーネさんを抱えて、俺がイルカに跨ってるってのはどう? シオリムは脚開き決定。
シオリム : ひっどぉい。
一行は海峡を渡る。
ロテス : (凄いスピードだ、怖いかも…。)
シオリム : きゃああぁ、楽しぃー!
ロテス : あらら、シオリムは結構好きみたいだな。
ユイナー : ちょっと速過ぎるわよ、待ちなさい!
ロテス : あらら、ユイナーがどんどん遅れてる。
ユイナー : ふん、今度はターボをつける必要がありそうね。
一行は海峡を渡り切った。
ミラーネ : ありがと、ちゅ。
ロテス : わっ、俺にも。
ミラーネ : 海を渡る件で、ロテス君がそれ程活躍したとは思えなくてよ。それから私のキスを受けるなんて100年早くってよ。
ロテス : (100年も経ったらひどい歳だぞ…なんて内気な俺が言えはしないが。)
《ポルトガ》
ロテス : ここがポルトガか。大きな城じゃないな。
ミラーネ : 確かにアリアハン、ロマリア、イシスと比べ、随分スケールの小さい国ね。
ロテス : 王に会って船を貰うとするか。俺は勇者だから、金とか払わなくても貰えるはずだ。
《ポルトガ王の間》
ロテス達は謁見する。
ポルトガ王 : ただではやれぬの。
ロテス : 俺は勇者だよ勇者。勇者は珍しい物なら何でもただで貰えるはずだけど。
ポルトガ王 : 自称勇者が多い世でな。その分、援助ばかり求めよる。よって、試させてもらうのじゃ。
大臣 : 王は東の国で採れる「黒胡椒{くろこしょう}」を所望している。魔物が現れ、物の交流が途絶えてしまったのでな。「黒胡椒」を持ってくれば、そなたを勇者と認め、船を授けよう。バハラタという街に売っているそうだ。
ポルトガ王 : ワシの手紙を渡そう。アッサラームの東の洞窟には、更に東へ向かう通路を知る友人がおる。その者に見せるがよい。
ユイナー : 西の果ての国に来て、東に行けとは許されないわね。こうなったら、この装置で脅して…。
ロテス : いや、事を荒立てないでおこう。船は最重要アイテムだから慎重にいきたい。
ユイナー : ふん、甘いわね。
ロテス : ミラーネさんはバハラタへは?
ミラーネ : 行った事なくってよ。ゴホッゴホッ。
ロテス : (…なんだか、まだ体調が悪いみたいだな。)
シオリム : アッサラームまで飛んで、そこから歩いて行きましょ。
ロテス : 今日はここで宿を取ろう。
夜
ロテス : この鍵を使えば、掛けた鍵にかかわらず、大抵の扉を開けられる。自分の言った事でヒントを得たわけだ。つまり、シオリムの寝ている部屋にも簡単に入れるわけだ。
ガチャッ
ロテス : おおっ、感激っ。シオリムの部屋に侵入だ。
シオリム : すー、すー。
シオリムは眠っている。
ロテス : (へへへ、さて、どうしようか?)
ロテスはシオリムのベットに忍び込んだ。
ロテス : (うはうは、いい匂い。昔はこうやって、シオリムのベッドに忍び込んだ物だ。)
シオリム : うぅん、ラリホー。
ロテス : (げっ、寝言で呪文を唱えやがった。シオリム、恐るべし。)
ロテスは眠りの魔法で眠ってしまった。
翌朝
ロテス : (朝だ。なんだかいい匂いがして、気持ちがいいなぁ。)
ふにふに
ロテス : (うわっ、そうだった。シオリムのベッドにいたんだった。…あれれ、手がシオリムのお尻を完全に掴んでるぞ…。目が覚めない内に逃げよう。)
みんなが集合した。
シオリム : なんだか変な夢を見ちゃった。ロテス君が夜這いをかけてくるの。
ロテス : へ、へー。夢の中の俺はどんな事したの?
シオリム : そんなの言えるわけないよ!
ユイナー : 心の深層では求めてるんじゃないの?
シオリム : えっ?そうなのかしら? 絶対に違うわぁ。
ロテス : (どっちにしろ、シオリムの夢の中の俺は、現実で俺がしたよりも遥かにとんでもない事をやっちまったらしい。羨ましい奴だ。でも夢の中の俺は、子供ができて困ってるかもな。はっはっは。)
ミラーネ : なにを興奮してますの?
《アッサラーム東の洞窟》
ポルトガの王の友人、ホビットを発見した。
ホビット : よし、王の頼みなら仕方ない。秘密の通路を案内するぞ。
…
ロテス : よし、洞窟を抜け山脈を越えたぞ。
シオリム : あっ、魔物っ。
ロテス : ハンターフライだ。毒とかは持ってないみたいだな。にしても、キラービーとどう違うんだ?
ユイナー : はっきり言って色ね。
ハンターフライを倒した。
ミラーネが突然苦しみ出した。
ミラーネ : うっ、ゴホッゴホッゴホッゴホッ…。
ロテス : あっ、血が…。
ミラーネ : きゃあああ…ゲホゲホ。
ミラーネは自分の吐いた血に驚いた。
ロテス : 確かミラーネさんは、ピラミッドの探検後からセキをしてたな…。
シオリム : ピラミッドを荒らしたから、呪われちゃったのかなぁ? 私、心配。
ユイナー : 呪いなどあるはずないわ。迷信よ迷信。
ロテス : そんな事言うなら何とかしてくれ。
ユイナー : 仕様が無いわね。科学的に分析してあげるわ。この私はまだ医術の心得はないから、あくまで生体的によ。
…
ユイナー : 見た事もないウィルスに感染してるわね…。古代のウィルスじゃないかしら?
シオリム : あっ、もしかしてピラミッドの玄室…。
ロテス : 可能性は高いな。そこのウィルスを吸い込んじゃったのか。
ユイナー : これが呪いの正体ね。解毒剤を作るのはこの私でもすぐには無理ね。
シオリム : 教会で解毒してもらいましょうよ。
ユイナー : ふっ、この私のデータによると、教会での解毒は利用価値が無いのよね。
《バハラタ》
ロテス : やっと、到着した。教会はどこだ?
神父 : こんな夜更けにお困りでしょう。
…
ミラーネ : 楽になりましてよ。
ロテス : 数日は安静にしていた方がいい。それまでに黒胡椒を手に入れるよ。
翌日
ロテス : あれー? 胡椒屋の看板はあるが、店の人もいないぞ。人がいないなら、それはそれでかっぱらえばいいのだけど、商品もないみたいだ。
街人 : 胡椒屋さんなら、川の方にいるわ。
胡椒屋の爺 : 済まぬが私の娘が攫われてしまい、商売どころではないのじゃ。
ロテス : 黒胡椒がないと困るんだけど。
シオリム : 私達で連れ戻せばいいと思うわ。
ロテス : そうするか。今の俺達より強い奴らなんて、そうそういまい。
ユイナー : また人助け? 貴方も暇ね。
胡椒屋の爺 : おお、ありがたい事じゃ。実は娘と結婚するはずの青年が向かったのじゃが帰って来ん。二人共心配じゃ…。
シオリム : 悪い人達のいる場所はどこですか?
胡椒屋の爺 : 皆恐ろしがって近付かんが、東の洞窟を拠点としているそうじゃ。
《バハラタ東の洞窟》
ロテス : キャットバットの群れだ。
シオリム : キャットフライとは、やっぱり色が違うだけみたい。
ユイナー : そのネタはもういいわ。
シオリム : くすん。
キャットバットを倒した。
《ならず者のアジト》
子分 : 何のようだ? あっ、お前達は!
ロテス : 俺達は、お前なんて知らん。
シオリム : 会った事あったっけ、なんちゃって。
しーん
シオリム : くすん。
大男が現れた。
カンダタ : 騒がしいぞ。
ロテス : どこが?
カンダタ : ややっ、キサマは!
ロテス : カンダタ! お前が攫ったのか! 心を入れ替えたんじゃなかったのか?!
カンダタ : 盗みはしないと言ったが、人攫いをしないとは言った覚えはない。かかか。
ユイナー : この前、結局女の子なんていなかったから、女の敵かどうか半信半疑だったけど、真実のようね。
シオリム : 外井じゃなかったっけ?
ロテス : 外井?
シオリム : だから、ゲイ。あんまり言わせないで…。
ロテス : なる程、外井はゲイと読むのか。どうせならカンダタは外井がやれば良かったな。もはや直すのは大変になるけど。
カンダタ : わけの解らん事を言いおって。
ロテス : 俺も解らなかった、気が合うな。どちらにしても、この前みたいに懲らしめてやる。
カンダタ : そうはいかんぞ、あれから俺様はかなり強くなってる。根性と努力は負けんぞ。
ユイナー : そんな物、打ち砕いてやるわ! ドリルパンチ! ミサイルシャワー!
カンダタ : ぐへー、まだまだ。
ユイナー : 征服ハイキロビーム!
カンダタ : うぎゃー! そんなのアリかー?!
ユイナー : ありよ。この私が決めた事なの。
ロテス : よし、トドメだ。
カンダタを倒した。
カンダタ : …やっぱりアンタ達にゃ、かなわねぇ。許してくれ。
ロテス : もう誘拐をしないって誓うか?
カンダタ : 誓う誓う、盗みも、人攫いもしない。
ロテス : ついでに言っておく、女の子にエッチな事も禁止だ。
カンダタ : そんな事、元からやりゃしねー。
ロテス : そうだったな。子分にも言い聞かせろよ。
カンダタ : へいっ。
カンダタと子分達は去った。
アジトの奥にはカップルが捕らえられていた。
娘 : ありがとうございました。
青年 : これで結婚して店を受け継げます。
《バハラタの街》
青年 : 僕が店を受け継ぎました。『黒胡椒』ですね。もちろん、お代は戴きません。
ユイナー : へー、じゃあ、大袋に50袋くらい、この私のロボに積み込みなさい。
青年 : ひえー。
ロテス : そんなもん使い切れるのか? ラーメンに使ったら何杯食えるやら。
ユイナー : バカね。この私のデータによると、戦闘中に魔物がくしゃみをするのよ。
ロテス : 俺達もくしゃみをするような…。
《宿屋》
ロテス : ミラーネさん、もう大丈夫っすか?
ミラーネ : 全快でしてよ、ほーっほほほほ。
ロテス : じゃあ、ポルトガへ行くか。
ミラーネ : メイジキメラの翼で…。
シオリム : 待って、もっと東へ行けばダーマ神殿があるわ。行ってみない?
ロテス : シオリムはそろそろ転職も可能だな。
シオリム : 転職はしないけど、ダーマにはお友達がいるの。メグっていうの。
ロテス : 可愛いの?
シオリム : うん。
ロテス : じゃあ行くか。
ミラーネ : 行く理由が不謹慎でしてよ!
| Lv | 武器 | 体 | 腕 | 頭 | アクセサリ |
| ロテス | 22 | 鋼の剣 | 鋼の鎧 | 鋼の盾 | 鉄兜 |
|
| シオリム | 19 | 魔法の剣 | マジカルワンピース | 鋼の腕輪 | 絹のカチューシャ | 星降る腕輪 |
| ユイナー | 17 |
電撃棒
ガススプレー | 鋼鉄線入り白衣 | メカ端末 |
|
|
| ミラーネ | 15 | 銀の鞭 | フェアリードレス | 銀の腕輪 | 銀の髪飾り | ルビーの指輪 |
《ダーマ神殿》
シオリム : 私はメグの働いている宿屋に行くから、後で来て。
ロテス : 分かった。
ミラーネ : 私はまだ転職できる20レベルに達してませんから、宿屋で待ちましてよ。
ユイナーはロテスから離れなかった。
ロテス : ユイナーは何かに転職したいのか? まだレベル20じゃないだろ?
ユイナー : 20レベルになっても転職はしないわ。転職するとしたら、世界の大皇帝ね。いずれこの神殿もこの私の物になるでしょうから、改築部分を検討するのもいいと思ったのよ。
ロテス : (なんて言ってるが、俺といて嬉しそうな顔をしてる。)
ロテスは神官に会うため並ぶ。
ロテス : さて俺は遊び人にでもなろうかな。女の子を落とすテクとか磨けそうだし。いや待てよ、性魔術師になってエッチな事しまくるのもいいな。
ユイナー : 猿以下ね…。
ロテスは神官の前に立つ。
ロテス : 転職したいんですけど。
神官 : ん? お主の職は?
ロテス : 見ての通り勇者です。
神官 : 勇者を辞めたいと申すか!? それだけはならんぞ。
ロテス : 怒られちゃった。
ロテス : さて、シオリムはどうしてるかな?
《宿屋》
ロテス : 大きい宿屋だ。ロビーには色々な奴がいるな。
商人 : ワシは今度、武闘家になりまっせ。アチョー。
ロテス : 短い足でやめんか。どっちにしても、なってからにしろよな。

テニスルックの女の子がいた。
ユカリリ : わたくしは、なにになればよろしいでしょうか?
ロテス : は? そんなもん、自分で考えてくれ。
ユカリリ : ぜひとも教えてください。
ロテス : おわっ、袖を引っ張るな。仕方ない、アドバイスをやるよ。そうだな、「せ」のつく職業になればいいかもな。(もちろん戦士の事だ。戦士なんて全然似合わないから、からってやった。わっはっは。)
ユカリリ : まぁ、「せ」の付く職業ですね。ありがとうございました。

ミハリン : うふふふふ、私はコアラになりたいなぁ。コアラになれたら、コアラッキーなんちゃって。
老人 : ワシはピチピチの「コギャル」になりたいのお。
ロテス : なんか勘違いしてる奴らもいるな。
シオリムと小柄の女の子がいた。
シオリム : 面白い所でしょぉ? 私もここで転職したのよ。
ロテス : 君がメグちゅんか。
メグ : はい、アイじゃなくてメグです。
ユイナー : カタカナだと意味不明ね。
ムク : ワンワン。
メグ : 私の犬です。ムクっていいます。ムクっ。
ムク : ワン。
ユイナー : ちゃんと返事するのね。その犬を、生体兵器として改造するのも面白いわね。
メグ : …ダメですっ。
メグはムクを抱きかかえた。
メグ : …あのっ、私はどう思います?
シオリム : メグは自信ないの。色々言ってあげて。
ミラーネ : 可愛らしくってよ。美しさと言えば私と比べて話になりませんが。ほーっほほほほ。
ロテス : 確かに可愛い。でも俺はグラマーな女の子が好きだ。
ミラーネ : (当然よ…。)
ロテス : 胸とか触りがいがあるし。
ミラーネ : 私の豊満な胸を見て失礼でしてよ!
ユイナー : 自分で豊満なんて言ってれば世話はないわね。
メグ : …みんなシオリムちゃんのお友達…男の子もいるし羨ましい。
シオリム : でもこの通りスケベよ。
メグ : スケベでもいいです…。
ロテス : ホント? じゃあ一緒に向こうで気持ちい事を…。
ミラーネ : じろっ。
ロテス : なんでもないです。
メグ : スケベでもいいですけど、されるのは嫌なんです。
ロテス : ??? 俺には理解できんぞ。
メグ : それは、その…。
シオリム : 答えは簡単よ。結婚したら楽しみましょうって事だと思う。
ロテス : 何を楽しむの? 俺は子供だから分からなーい。
シオリム : もうっ、分かってる癖に!
ロテス : ああ、シオリムが実はエッチだという事が判った。
ダーマの宿屋に泊まった。
翌日
メグ : あ、あの…。
ユイナー : なによ? さっさと言いなさい。
メグ : こ、これを上げます。
ユイナー : ふん、ヘルメットね。この私に使えと言うの? 確かにこの私の天才的頭脳には防具を装備していないけど。
メグ : は、はい。私にくれた人がいたんですけど、私には嫌味にしか思えなくて…。あっ、私は使ってませんから。
ユイナー : いいわ、貰ってあげる。
シオリム : それじゃぁ、メグ。元気でね。
メグ : うん、シオリムちゃんも。
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