舞台マップ

世界は暗黒に包まれた。人間の女好きとも噂される魔王バラモスが魔物達を使い、人々を襲い始めたからだ。
《アリアハン城下町》
ここアリアハンは比較的穏やかな状況で、人々の不安もそれ程大きくはない。このアリアハンに勇者の家はあった。
勇者ロテスは自分のベッドで眠っている。
母親 : 起きなさい、私の可愛いロテスや。今日は王様に会いに行く日でしょ? この日のために勇敢な男の子として育てたはずです。
ロテス : 眠いなー、王様が何の用なんだよー。
母親 : 恐らく、魔王バラモスの話でしょう。
ロテス : 俺もそう思う。なら質問するなってか?
母親 : 貴方は私が愛したオルテガの息子。きっと、王様の役に立つはず。
ロテス : (王様なんかの役に立ってもな。母さんは黙っているが、そもそも、王様が父さんを冒険に立たせたために、父さんは死んだんだぞ。)

母親が後ろからついて来るので、ロテスは仕方なくアリアハン城へ向かった。
《アリアハン城》
アリアハン王 : オルテガの息子よ、魔王バラモスを倒して参れ。
ロテス : くそー、父さんが勇敢な戦士だったばかりに、俺が魔王退治の冒険なんかに…。
アリアハン王 : なにを言うかオルテガの息子よ。そなたは勉学、雑学、芸術、剣術に励んでいたではないか。こんな日のためではなかったのか?
ロテス : (女の子にモテルためだよ。ようやく、モテそうなくらいの男になった所なんだ。そんでもって、女の子にあんな事やこんな事を…へへっ。)
アリアハン王 : オルテガの息子よ。ヨダレを垂らしてないで、これで装備を整えるがいい。
ロテス : (こんにゃろ、棍棒に旅人の服だと? 俺が勇者の特権を使って、人んちのタンスとかから拝借して使ってる銅の剣と皮の鎧よりも劣るじゃねーか。)
アリアハン王 : どうした、オルテガの息子よ。遠慮せず、ありがたく受け取るがよい。
ロテス : (こんなもんで魔王なんか倒せるかっつーの。ドケチというか能天気というか…。)
アリアハン王 : 流石に一人では辛かろう。ルイーダの酒場で仲間を見つけるが良い。

ロテスは王の間を後にした。
ロテス : ちっ、やっぱりバラモスを倒さなくちゃならなくなったか。まあそれは置いといて、城に来たからには、お土産として宝をせしめてやろう。

ロテス : と思ったけど、鍵の掛かった扉だらけだ。その内、鍵を見つけて根こそぎいただきだ。覚悟しとけよ、アリアハン王!

《ルイーダの酒場》
ルイ : オルテガの息子ロテスさん、私がルイーダの酒場の看板娘ルイです。
ロテス : で、超強い戦士とか賢者はどこ?
ルイ : 残念ながらレベル1のヒヨッコばかりです。
ロテス : 何故に、そんな奴らばかりを登録するか!?
ルイ : 文句を言うなら紹介しませんよ。
ロテス : じゃあ、100人くらい俺の部下にしたい。
ルイ : 馬車がない限りは、パーティーは4人までです。
ロテス : なんだそりゃ、少な過ぎやしないか? 4人で魔王を倒せるとでも?
ルイ : 100人いても、統率が執れますか? とにかく馬車を持たないロテスさんのパーティーは4人までです。
ロテス : …まあいい、どうせレベル1なら、パシリに使えそうな奴とか、女を紹介してくれそうな奴でも仲間にしよう。
登録者の写真名簿を見た。
ロテス : こいつはムサい、こいつはデブ、顔がうざい、爺くさい、鈍くさそう、モロオタク…。なんじゃこりゃ、オカマか!
名簿を次々投げ捨てた。
ルイ : あのですね…。
ロテス : おおっ、女の子もいるのか。なかなかイケてるじゃないか。あれっ、この顔は?
ルイ : 魔法戦士シオリムさん、17歳です。自称処女です。
ロテス : やっぱりシオリムか。シオリムとは幼馴染みなんだ。小さい頃はスカートをめくったり、お風呂を覗いたり、下着を盗んだり…こりゃ嫌われてるかも知れんが、今の俺を見ればぐーんと持ち直すだろう。
ルイ : シオリムさんでいい?
ロテス : ああ。(シオリムは魔法使いの修行に出たはずだ、レベル1といっても恐らく転職して1になっただけだな。)
ルイ : シオリムさーん、ロテスさんがお呼びよー。
シオリム登場
基本は魔法使い服装のようだが、動きやすいように短いスカートで、腰には剣を携えている。
ロテス : (おおっ、着替えを覗いてた頃より、ずっと女の体つきになってるぞ。ホレ直した!)
シオリム : えー? やっぱりロテス君? でもちょっとマシになったかな?
ロテス : マシとは失礼な。(ふふふ、やはり自分を磨いた成果はあるようだ。)
シオリム : リーダーはやっぱりロテス君なの?
ロテス : 当然だ。オルテガの息子だぞ俺は。ともかく、俺とパーティーを組む時の掟を話しておこうか。まず、金は全て俺が管理する。もちろん、武器や防具も俺が買ってやる。作戦は「みんな頑張れ」でいい。指示命令するつもりはない。
シオリム : いいわよ。ところで、パーティーの他のみんなは?
ロテス : 俺とシオリムだけだ。二人っ切りだな、わっはっは。
シオリム : 冗談じゃないわぁ。
ルイ : 確かに危険ですね。
ロテス : なに意気投合してやがる…。
ルイ : パーティーは4人までOKですから、他にも紹介したいと思います。
ロテス : まあいい、他に若い女の子はいないのか?
ルイ : 他に1人だけいます。ユイナーさん17歳です。
写真名簿を見た
ロテス : ふむふむ、いい体してるし顔も悪くない。
シオリム : 普通、体や顔じゃなくって、職業から見るものだけどなぁ。
ルイ : 彼女は色々な機械を駆使して戦います。
ロテス : 色々な機械?
ルイ : 電撃棒や薬品スプレーを武器とし、色々なメカを操ります。でも多少性格に問題が…。
ロテス : 性格より顔だ、乳だ、お尻だ、@…。
ポカッ
シオリムはロテスの頭を軽く叩いた。
ロテス : 殴ってくれてありがとう。もうちょっとで伏字になるセリフを言う所だったよ、わっはっは。
シオリム : …呆れた。
ロテス : ふん、俺は口だけで「顔より性格」なんて言うわけじゃない。むしろ正直な俺を尊敬しろよ、シオリム。
ルイ : ユイナーさーん、ロテスさんがお呼びよー。
ユイナー登場
ロテス : (着てるのは白衣か。確かになにやら装置を装備しているな。隣には高さ3mくらいの動く人形があって、重い機械はそいつが持っている。)
ユイナー : この私がユイナーよ。覚えておきなさい。
ロテス : ユイナー…。この服装じゃ色気は足りないが、胸はシオリムより大きいし、パフパフの心地はいいだろうな。
ユイナー : 一見マシに見えたけど、完璧に猿以下ね…。
ロテス : なにっ、読心機まであるのか?!
シオリム : …声に出てたわよ。
ユイナーは装置を発動させた。
ビリビリ
シオリム : あっ、ネコが!
ネコ : フギャー!
ロテス : うはー、恐ろしいな。こいつが噂の電気か。
ユイナー : この私に指一本触れようものなら、強力な電気の餌食になると思いなさい。
ロテス : (この女の子にどんなちょっかいを出すにしても、機械類を取り上げないとダメだな。)
ユイナー : ふっふっふっふ…。
ロテス : それにしても、ドラム缶を組み合わせたようなその人形は?
ユイナー : 征服ロボと呼びなさい。いずれこの改良版が世に憚{はばか}るのよ。
ルイ : 彼女はバラモスを倒す意気満万ですよ。
ユイナー : バラモスはこの私の野望に邪魔なのよ。ふっふっふ、邪魔者は消すのみ…。
ロテス : なんか、思ったよりも危ない女だ。
ユイナー : (勇者のパーティーにいた。これはこの私の野望達成後の経歴にプラスになるわね。)
ルイ : シオリムさんも、ユイナーさんが加わって、ひとまず安心でしょう。
ロテス : おいおい。
ルイ : 他にご用は?
ロテス : もう女がいないのだったら、当面は3人でいい。もし、新たに若い娘が登録したらキープしておいてくれ。
ルイ : いいですよ。どうせこの酒場は、ロテスさんしか人を呼ぶ事ができませんから。
ロテス : なんだそりゃ?
ユイナー : ふっふっふ、真髄を突いているわね。

ロテス : さて、道具屋に行こう。
シオリム : 旅の準備をするのね。
ロテス : いいや、シオリム達の布の服を売ってバイバイしてから、別の人間をルイーダの酒場で仲間にする。そして、そいつらの布の服をも売って、また別の仲間を加える。それを繰り返せば一気に金持ちだ、わっはっは。
シオリム : 私はそんな貧弱な装備じゃありませんよーだ。
シオリムの装備は確かに魔法戦士の武器と防具だった。
ロテス : 布の服じゃないなら、かえって好都合。高く売れそうだ。シオリムは可愛いから、道具屋よりもブル@ラショップに服を売った方がいいかも知れん。アリアハンにも1軒できたのはチェック済みだ。さあ、脱いでくれ。
シオリムの顔がどんどん引きつる。
ロテス : そうだ、ユイナー、カメラは無いか? 写真付だと高く売れるんだ。
ユイナー : …バラモスより前に始末しておくべき人間がいるようね。
ビビーン
ユイナーは電磁気装置を作動させた。
ロテス : うわっ、勇者を亡き者にして魔王が倒せるか?! とにかく、今までのは全て冗談。考えてもみろ、俺はシオリムさんにユイナーさんという、キュートでラブリーな女の子二人と旅ができるんだから、別のメンバーにするわけないじゃん。
ユイナー : ふん、嘘ではなさそうね。嘘発見器に反応はないし。
シオリム : 私には本気にしか聞こえなかったけど、ユイナーちゃんの機械を信用すればいいのかしら?
ユイナー : 信用なさい。
ロテス : とにかく、嘘と冗談は違うんだ。冗談発見器も作っておくといいかも知れないぞ。
ユイナー : そんな暇は無いわ。


Lv武器アクセサリ
ロテス
12
銅の剣皮の鎧


シオリム
1
魔法の短剣マジカルワンピース
綿のカチューシャ
ユイナー
1
電撃棒
ガススプレー
科学者の白衣メカ端末



《アリアハン城外》
ロテス : さて、冒険のスタートだ。
シオリム : 私、頑張るね。
ユイナー : この私の実力を見せてあげるわ。
ロテス : ややっ、スライムに大ガラスだ。レベル12の俺はあっさり倒せるから、二人のお手並みを拝見するぞ。
シオリム : やぁ!
大ガラスを倒した
ロテス : おおっ、大ガラスの羽ばたきでスカートがめくれ…。ちっ、ブルマ穿いてやがったか。魔法戦士の服にブルマとは、シオリムのセンスを疑うよ。
シオリム : センスより実用を採る事も必要なんだから。
詩織はスカートの中を見られた事を知って、べーっと舌を出した。
ロテス : おい、ユイナー、スライムが跳びかかるぞ。身構えるんだ!
ユイナー : 必要無いわ!
チュドーン!
スライムは砕け散った
ロテス : なんだその凄い武器は? ホントにレベル1か?
ユイナー : 心外ね、この私はレベル100万のつもりよ。実戦ではこれが初というだけよ。
ロテス : (確かに凄い攻撃力で自信はあるようだが、隙だらけだ。俺の戦いの経験から言うと、彼女の防御は薄過ぎる。それに、機械をやられたらおしまいだな。俺が守りながら戦うとするか。)

幾度かの戦いの後

ユイナー : ふぅふぅ、戦いって疲れるものなのね。スライムの破片もベトベトするし、計算外よ。
シオリム : そろそろ、休みましょっか。近くにレーベの村があるはずだしぃ。



Lv武器アクセサリ
ロテス
12
銅の剣皮の鎧


シオリム
3
魔法の短剣マジカルワンピース
綿のカチューシャ
ユイナー
3
電撃棒
ガススプレー
科学者の白衣メカ端末



《レーベの村》
ユイナー : 宿屋代は貴方が出してくれるそうね。遠慮無く、泊まらせてもらうわ。
ロテス : ちょっと待て、そっちはスウィートルームだ。俺達が泊まるのはダブル1部屋だ。
シオリム : ダブルって、私達は3人よ?
ロテス : なーに、俺を真ん中にシオリムとユイナーが両脇に寝ればいい。もちろん、シオリムの胸かユイナーのお尻がもう1回り大きかったら、考える必要があったけどね。
ユイナー : バカも休み休みにしなさい。ふん、この私はいざとなればロボの中で寝られるからいいわよ。貴方達二人は仲良く寝なさい。

結局、シングル3つとなった。
ロテス : ふぅ、二人はシャワーを浴びてる頃かな。…ふふふふ。
ロテスは部屋を抜け出し女の子の部屋へ向かう。
《シオリムの部屋の前》
ロテス : シオリムの部屋は全然ダメだ。完全に鍵が掛かってる。近い内に、鍵開けの方法を考えないといけないな。
《ユイナーの部屋の前》
ロテス : さて、ユイナーの部屋は…。
ロテスがドアに触れると、強烈な電流が流れた。
ビリビリビリ
ロテス : ギャー!
裸にバスタオルを巻いたユイナーがドアを開けた。
ロテス : ほげげ…痺れて動けない。
ユイナー : ふん、バカね。
ロテス : ちくしょう、今日は寝てやるが今度は覚えてろ。

翌朝
シオリム : 村の人の話だと、この大陸から出るためには、迷宮の封印の向こうにある「旅の扉」を通る必要があるみたい。
ロテス : ふーん。じゃあ行くか。
シオリム : 封印を解かないとダメ。封印を解く魔法の玉を作れる人は、この村の家に鍵をかけて住んでるの。そして、色々な鍵を開けられる鍵を持っている人が、島の塔に住んでるわ。
ロテス : つまり、鍵と魔法の玉を手に入れる必要があるわけだ。ははは、賢くなっただろ。
ユイナー : ふん、めんどくさいわ。魔法の封印など、この私の兵器で破壊してみせるわ。よって、鍵も魔法の玉も要らないという事ね。

《封印の迷宮》
シオリム : 大丈夫かなぁ?
ユイナー : なーに、この私に任せない。
ドッカーン
ロテス : やったっ。
ユイナー : ふふふ、尊敬なさい。この私のお陰で手間が省けたのだから。
シオリム : 何かが間違ってると思う…。

一行は迷宮の奥へ進む
シオリム : 怪我しちゃったわ…。
ロテス : よし、ホイミ。
シオリムの傷が回復した。
シオリム : ロテス君は怪我してなーい?
ロテス : まだこの程度の魔物じゃ平気だ。
シオリム : この迷宮の魔物は弱くはないわ…ロテス君、流石ね。
ロテス : ははは、だてに修行したわけじゃない。


Lv武器アクセサリ
ロテス
13
銅の剣皮の鎧皮の盾皮の帽子
シオリム
5
魔法の短剣マジカルワンピース
綿のカチューシャ
ユイナー
5
電撃棒
ガススプレー
科学者の白衣メカ端末



一行は旅の扉を発見した。怪しく光ってる。

ロテス : これが旅の扉か…。
ユイナー : 旅の扉、ワープ装置のような物ね。研究の材料になりそうよ。
ロテス : (飛び込むのが怖いな。)
ロテスはシオリムを見た。
ロテス : さっ、シオリム、行きなよ。
シオリム : えっ、私はダメよ。リーダーのロテス君が先に飛び込んで見せて。
ロテス : おいおい、魔法使いの修行中、旅の扉くらい経験してるだろ?
シオリム : 私は比較的平和な時に船で旅してたのよ。こんなの初めてなんだから。
ユイナー : つべこべ言ってないで、さっさと行きなさい。
ユイナーに押された。
ロテス : うわー。
ロテスは消え去ったが、すぐに声が聞こえた。
ロテス : おおっ、ワープしたぞ。
ユイナー : どうやら、あの世へ逝ったわけでもなく、大丈夫のようね。ロボ、行くわよ。
ロボ : ガギグ…。
ユイナーとロボも飛び込んだ。
シオリム : 私も行こっと。
にっこり笑ってシオリムは飛び込んだ。

《ロマリア南のほこら》
一足先にほこらに到着したロテスの上から、ユイナーとロボが落ちてくる。
ロテス : おわっ、ユイナー、俺の上に落ちるぞ!
グシャ
ユイナー : ふん、クッションとしても使い物になりそうね。
ロテス : うわっ、今度はシオリムか!
バシッ
ロテスはシオリムの脚で受け止めたものの、ロテスの頭はシオリムのスカートの中に入った。
ロテス : ふぁ、いい匂い。匂いに影響する悪い病気はなさそうだな。
シオリム : きゃっ、エッチィ!
ガゴッ
ロテス : いでー! …剣のつかで頭の殴るなんてひでぇの。タンコブができたぞ。
シオリム : あんな事したんだから…当然なんだから。

ほこらの外に出た。
ロテス : 旅の扉の向こうはロマリア城の近くだったわけだな。
ユイナー : 物体や生物を瞬時に遠い地へ運ぶなんて、魔法の力も侮れないものね。まあ、天才であるこの私なら、科学で魔法を再現して見せるけど。
シオリム : 伝説の呪文「ルーラ」の再現ね。ぜひ、頑張ってね。
ユイナー : ふん、貴女に言われなくてもやるわよ。

《ロマリア城》
シオリム : ねえ、これからの旅はどうなるの?
ロテス : 魔物のいる海を問題なく航海できる船を手に入れて、バラモスのいるネクロゴンドを目指したい。
シオリム : うん、分かった。私は情報を集めて来る。
ロテス : 変な男に襲われるなよ。襲われそうになったら、俺の名前を叫ぶんだぜ。
シオリム : わかりましたよーだ。
シオリムはロマリアの城下町に情報を集めにいった。
ユイナー : さて、パシリはあのシオリムに任命して、この私は休ませてもらうわ。
ロテス : もう寝るのか?
ユイナー : 天才には睡眠も必要なのよ! 貴方には到底分からないでしょうね。
ロテス : 俺はロマリア王にでも会って来るか。アリアハンの王から、勇者の俺が来るという手紙が届いているはずだ。

ロマリア王に謁見した。
ロマリア王 : おお、勇者殿、なんと早い到着か。実はワシの国に伝わる金の冠が、ならず者達に盗まれてしまったのじゃ。それを取り戻してはくれまいか?
ロテス : (ゴラ! 世界を救う勇者に、つまらんお願いすんな。)
ロマリア王 : 取り戻した暁には褒美を取らせようぞ。
ロテス : 褒美か…女は貰えますか? エッチな事してもOKじゃないとダメです。とにかく、俺専用の若〜い女を用意してください。
ロマリア王 : なんと、若〜い女と申すか…うむ、約束しようぞ。
ロテス : (やった、これで俺も童貞とおさらばだ。シオリムとかにアタックする場合でも、自信を持てる。)
《宿屋》
シオリム : ポルトガって国に、魔物のいる海を渡れる船があるそうよ。でも、ポルトガへ続くほこらには魔法の鍵で封印された扉があるみたいなの。魔法の鍵の場所は分からないわ。
ユイナー : じゃあ、早速ポルトガへの扉を破壊しに行くわよ。
ロテス : いや待て、俺はともかく、シオリムやユイナーは弱過ぎる。今、船を手に入れても海の魔物とはまともに戦えないだろう。大王イカやマーマンダインを倒す自信はあるか?
ユイナー : 貴方にしては一理あるわね。この私もそれまでにロボを水陸両用に改造するわ。
ロテス : 取りあえず、装備を整えて、明日は盗賊が逃げたという北を目指すぞ。
ユイナー : なによそれは? 全くの初耳よ。
シオリム : うーん、リーダーの言う事だから聞きましょ。旅の進め方は任せても大丈夫よ。
ロテス : シオリム、服脱いでくれ。リーダーの言う事は聞きましょう。Hの進め方は任せても大丈夫。
シオリム : バカ。
ユイナー : 猿。


Lv武器アクセサリ
ロテス
13
鉄の剣鉄の鎧皮の盾皮の兜
シオリム
6
魔法の短剣マジカルワンピース銅の腕輪綿のカチューシャ
ユイナー
6
電撃棒
ガススプレー
銅線入り白衣メカ端末



ロテス : おっ、敵だ。キラービーにアニマルゾンビだ。キラービーの麻痺針には気を付けろよ。
シオリム : えいっ。
シオリムはアニマルゾンビを攻撃する。
ロテス : あれー、今日はブルマを穿いてないな。
シオリムはスカートを押さえながら言う。
シオリム : だって、アリアハン出発時に慌てて買った1枚しかないもの。
ロテス : こりゃいいぞー。シオリム、もっと飛び跳ねろ。
ブスッ
ロテス : ぐえっ、キラービーに刺されちまった。
キラービーはシオリムの呪文で倒された。
ユイナー : バカね、ほら、解毒剤よ。
ロテス : ぎゃー、苦い。
ユイナー : この私の作った薬が良薬である事は当然として、良薬は口に苦い事までもが科学的に証明されたわね。ふっふっふ…。

《カザーブ》
ロテス : カザーブに着いたぞ。
シオリム : 途中に双六場はなかったみたい…。
ユイナー : この私のデータによると、スーファミ版にはあるようね。
ロテス : 冗談はこれくらいにして、今日はここで休もう。
ユイナー : 今日は頭が冴えて開発に没頭できそうよ。
ロテス : 宿屋に篭もるのは早いから、俺は散歩するよ。

《とある小屋》
ゴソゴソ
ロテス : おっ、小さなメダル発見。
シオリム : あっ、人の物を盗ってるの? ドロボーよー。
ロテス : なにを言うか、勇者は人んちを物色しても許されるんだ。これで牢屋とかに入れられる場面は数えるくらしいかない。
シオリム : 私には理解不能。


《宿屋の部屋》
ロテスの部屋はノックされた。
コンコン
ロテス : あれっ? 誰だろう? 村の女の子をお金で呼んだ覚えはないが。
ユイナー : バカな事言ってないで、ちょっと来なさい。
ロテス : なに?
ユイナーの部屋に案内された。
ユイナー : 旅の扉を研究して、ワープ装置を作ってみたの。
ロテス : なんだ、この即席品のような装置は?
ユイナー : 大丈夫、理論では完璧だから。
ロテス : 旅の扉の時より不安なんだけど。
ユイナー : 大丈夫、次元の狭間に閉じ込められる可能性は、僅か0.1%よ。
ロテス : 一応訊いておくけど、あの世へ行く確率は?
ユイナー : 0%ね。(あの世へ逝く確率は知らないけど。ふっふっふ。)
ロテス : うむむむ…不安は拭い切れん。
ユイナー : まあ、念の為、無線機を持たせてあげるわ。
ロテスの体が浮いて…。
ヒュン
ロテスの姿は消えた。

《???》
ロテス : おーい、辺りがモヤモヤしておかしいぞ。ここはどこだ?
ユイナー : おかしいわね。アリアハンに到着しているはずだけど。貴方の状況説明だと、次元の狭間に到着したようね。
ロテス : どこが0.1%だー!
ユイナー : このプラグが抜けてなければ、その計算は正しかったのよ。今度はプラグを入れたから大丈夫よ。

《アリアハン》
ロテス : おおっ、ここはアリアハン、俺の家の近くだ。ところで、そっちへ戻る時はどうするんだ?
ユイナー : …考えてなかったわ。キメラの翼でも使いなさい。世の中は便利になったみたいね。
ロテス : あっ、お金も置いてきちゃったぞ。まあ、ここは俺の故郷。母さんからお金を貰えるか。

《ロテスの家》
母親 : 私の可愛いロテスや。今日はおやすみなさい。

翌朝
母親 : 私の可愛いロテスのために、タキシードを買っておいたのよ。今日はこれを着て歩きなさい。
ロテス : ふっ、決まってるな。町中に見せびらかして来よう。

《ルイーダの酒場》
ドン
ロテス : ぐえっ。
ユーコ : あっ、ごめーん。
ロテス : 痛かったんだけど。
ユーコ : わざとじゃないんだよ。
ロテス : ああ、許してやるよ。(ドサクサに紛れて胸触ってやったし。)
ユーコ : んじゃあね。
ロテス : ふぅ、流行の服装と言うか、変な格好と言うか…。そうだ、女の子が入ってないか訊いてみよう。
ルイ : 丁度2人、若い女の子が入ったわよ。
ロテス : (なんだか、やらしぃニュアンスに聞こえるのは、俺が荒{すさ}んでいるからだろうか。)
ルイ : まず、遊び人のユーコ・アサヒナヒーナさん17歳。自称処女よ。
ロテス : 多分さっきの女だな。それにしても、遊び人で自称処女か?
ルイ : あくまで自称です。それにまだレベル1ですから、不思議はありません。
ロテス : レベル3でA、レベル5でB、レベル10でC、レベル20で…、考えただけで恐ろしい。
ルイ :そんな事を考えるのはロテスさんだけです。
ロテス : まあまあ可愛かったけど、遊び人じゃ使い物にならないな。もう一人は?
ルイ : ミラーネ・ミラージュさん17歳。ただ、ロテスさんの手に負えるかどうかは…。
男A : ミラーネさーん、行かないでくださーい。
大勢の男に囲まれた女が酒場の中心にいる。
ミラーネ : ほーっほほほほ、私の美貌でバラモスもイチコロでしてよ。
ルイ : 彼女がスーパースターのミラーネさん。
ロテス : うはー、なんて綺麗な女だ…。即決だよ。
ルイ : ミラーネさーん、ロテスさんがお呼びよー。
スーパースターの衣装を着たミラーネがロテスの前に現れる。
ミラーネ : うふん、貴方が私を必要でして?
ロテス : そういう事っす。で、俺はロテス。
ミラーネ : 貴方の前で輝いている美しい私はミラーネ。この美貌は、忘れたくても忘れられなくてよ。
ロテス : レベルはいくつだい?
ミラーネ : 私へ質問は100日早くってよ。酒場の女性に訊いてみてはいかが?
ルイ : もちろん、1です。
ロテス : ぶっ。
ミラーネ : ほーっほほほほ。
ミラーネはロテスの姿を見回す。
ミラーネ : なかなかのセンスね。これなら私も貴方について行く事ができましてよ。
男B : ミラーネさん、ぜひ僕もお伴させてください。
男C : 僕も。
男D : 俺も
ロテス : 残念ながら、彼女でパーティーは4人だ。ルイのお嬢さん、なんか言ってやってくれ。わっはっは。
ルイ : それでは決まりという事で。
ミラーネ : 私と旅をする以上は、カッコ良さにもこだわっていただきましてよ。
ロテス : えっ?
ミラーネ : ファッションには組み合わせも大事でしてよ。タキシードはいいとしても、鉄の剣では品格が落ちましてよ。
ロテス : ははは、気をつけます。(あれれ、俺って敬語になってるぞ。)
ミラーネ : とにかく、私の前で、ステテコパンツは禁止させてもらいますわ。
ロテス : はーい。でも、ビガーパンツはOKですよね?
ミラーネ : ???
ロテス : なんでもないっす。(ビガーパンツはホーケーを治す魔法のパンツなのだ。ちなみに今の俺には必要ないぞ。)
ミラーネ : それで、他の仲間はどこにいるのかしら?
ロテス : カザーブっす。
ミラーネ : カザーブなら行った事がありましてよ。この私のように美しい「スターキメラの翼」で、よろしくって? 行くわよっ。

《カザーブ》
ロテス : というわけで4人目の仲間。ミラーネさんだ。
シオリム : 綺麗…。
ユイナー : ふん、表面だけね。
ミラーネ : ふふん、美しさにどれだけパワーがあるかお見せしましてよ。モンスターをも魅了する誘惑の踊りを披露させていただくわ。
魅羅は輝かしく踊った。
ロテス : ほぇ〜、綺麗だ〜。
ミラーネ : 私の虜がまた一人…。
ユイナー : 貴方が誘惑されてどうするのよ? 猿以下のモンスターに効いてナンボのものね。
ロテス : ミラーネさんはホントにレベル1っすか?
ミラーネ : 踊り子を経て、上位職であるスーパースターになりましてよ。モンスターも美しい私の虜…。私にはその魅力があってよ。
ユイナー : その魅力とやらに引き寄せられて、モンスターの遭遇頻度が上がったら堪{たま}らないわね。
ミラーネ : うぐっ…。
ロテス : もしや、自覚があるとか。
ミラーネ : ほーっほほほほ。
ユイナー : ふん、そのキラキラした服に殺虫剤を吹きつけておく必要がありそうね。
ミラーネ : そんな事したら許しませんよ!
喧嘩になりそうな二人を見て、シオリムが割って入った。
シオリム : 私は魔法使いから魔法戦士になったの。シオリムよ、よろしく。
ミラーネ : そのシオリムさん。
シオリム : えっ?
ミラーネ : 衣装次第では少しは見られるようになりましてよ。私には及ばないでしょうけど、ほーっほほほほ。
シオリム : むっ。
ロテス : ミラーネさんいわく、服装には組み合わせも大事なんだ。魔法戦士の服にブルマは禁止!
ミラーネ : それにしても、くたびれた白衣は最悪ですわ。
ユイナー : この私に喧嘩を売る気?!
ミラーネは素早くロテスの後ろに隠れた。
ロテス : 二人共、争いはやめてくれ。
ユイナー : ふん、貴方がそう言うなら、やめておくわ。
ロテス : (ミラーネさん自体はなんとか手に負えるかも知れないが、他の二人とあまり仲が悪くなるようだと、纏めるのが大変になってくるぞ、こりゃ。)

ロテス : さて、出発するか。あれっ? ミラーネさんは?
ユイナー : いきなりトンズラしたんじゃないの?
シオリム : えっ? トンヌラ?
ロテス : ちょっと見てくるよ。
シオリム : …くすん、無視されたわ。

ミラーネ : お待たせしましてよ。美しい女には身嗜みの準備がありますの。そこらの娘達とは違ってよ。

一行は魔物を蹴散らし、ならず者達の拠点であるシャンパーニの塔へ。


Lv武器アクセサリ
ロテス
14
鉄の剣鉄の鎧鉄の盾皮の兜
シオリム
8
魔法の短剣マジカルワンピース銅の腕輪綿のカチューシャ
ユイナー
8
電撃棒
ガススプレー
鋼鉄線入り白衣メカ端末

ミラーネ
4
銀の鞭シルクのドレス銀の腕輪銀の髪飾り銀の指輪


《シャンパーニの塔》
ユイナー : で、ここに何をしに来たのかしら? 東へ向かえばもっと強い魔物で経験を積めたはずよ。
ロテス : ロマリア王から金の冠を盗んだ不届き者を懲らしめに…。
ユイナー : たったそれだけの事で、ホントにこの私達が動く必要があるのかしら。バラモス以外の小者に用は無いはずだけど。
ロテス : そいつらは、女の子のスカートをめくったり、お風呂を覗いたり、下着を盗んだり、許せん奴らなんだ。
シオリム : なんだか、誰かさんに似てるというか、その物のような…。
ユイナー : なによ、その程度? やっぱり猿同然の小者じゃないの。
ロテス : それだけじゃない。女の子に無理矢理エッチな事したりする、そう強姦魔なんだ。今頃多分、攫{さら}った女の子に乱暴しているはずだ。
ミラーネ : 許せなくってよ! そんな女の敵は成敗する必要があってよ。
ユイナー : ふん、下っ端の小者にせよ、確かに処刑する価値はあるようね。
シオリム : ねぇ、私も盗賊団の噂は聞いたけど、そんなにひどくなかったような。
ロテス : しー、しー。とにかく悪い奴らなんだから、やっつければいいじゃんか。
シオリム : 二人共、相当気合入ってるみたいよ。
ミラーネは銀の鞭をしならせ、ユイナーは普段より電圧を上げて攻撃テストをしているようだ。
ロテス : ははは、盗賊団が心配になって来た。

《ならず者達のアジト》
ならず者 : なんだ、お前達は? 俺達をカンダタ様の子分と知ってか?
ユイナー : 死になさい!
ならず者 : ギャー!
ロテス : (ちょっと、心が痛んだりして。)
ミラーネ : きょろきょろ、攫われた女の子はいないようですわね。
ロテス : いたら、俺が一番驚くだろうな。
ミラーネ : ???
シオリム : この上にボスの部屋があるのかなぁ?
ロテス : よし、俺が先に行ってみる。
上階にはボスらしい大男と数人の子分がいた。体格のいい大男が言う。
カンダタ : おのれ、お前達は何者だ!?
ロテス : ロマリア王に頼まれて、金の冠を取り返しに来た。
カンダタ : へっ、返して欲しければ捕まえてみるんだな。
ロテス : うわっ、落とし穴か。
ロテスを始め、パーティーの女の子達は落とし穴に落ちた。
ロテス : ふっ、こんな物で体勢を崩す俺じゃない。でも女の子達は…。
ミラーネ : きゃああああ!
ユイナー : あああっ。
シオリム : あーん。
ロテス : (一人しか受け止められないだろう、となるとミラーネさんを助けるか。)
ミラーネを受け止めた。
ミラーネ : あら、ありがとう。
ユイナー : ロボ、下敷きになりなさい!
ズテン
シオリムだけが尻餅を着いた。
シオリム : ひどーい、誰も助けてくれなかった。
ミラーネ : ほーほっほ、主役が優遇されるのは当然でしてよ。
シオリム : なんなの、その主役って?
ユイナー : この私のデータにもなさそうね。とにかく復讐よ。さっきの部屋に戻るわよ。

ロテス : ちっ、逃げられた後か。
シオリム : ここから逃げたみたい。
ロテス : 滑り台か。よし、行くか。
滑り台を滑り出した。
ロテス : ややっ、ミラーネさんのスカートが完全にまくり上がってるぞ。
ミラーネ : きゃあああ! 見るんじゃなくってよ!

カンダタ : うっ、もう来やがったか、逃げるのに荷物を持ち過ぎたようだ。
ロテス : 今度は逃がさんぞ。
カンダタ : こうなったら仕方ない。戦うとするか。
戦いが始まった。
ユイナー : これでも食らいなさい。
シオリム : えーい、魔法よっ。
ミラーネ : 鞭はどうかしら?
子分 : うぎゃー。
子分 : ぐへー。
子分 : ゲボッ。
ロテス : くそっ、カンダタの奴、なかなかくたばらんな。
ミラーネ : 私の虜になりなさい。
ミラーネは妖しい踊りを踊った。
カンダタ : ふん、俺は女には興味ない。
バシッ
ミラーネ : きゃあああ!
ロテス : しまった、ミラーネさんが弾き飛ばされた。
子分 : へへへ、ボスはゲイだから女には興味ないのさ。
カンダタ : 余計な事は言わんでいい。
ロテス : まずい、ミラーネさんがぐったりしてるぞ。ホイミだ、ホイミ。
ユイナー : いやっ、こっちも助けなさい! あああっ。
ロテス : くそっ、今度はユイナーが。ホイミだ、ホイミ。ホイミなんかじゃ追いつかないぞこりゃ。
カンダタ : 後はすばしっこい魔法戦士と、男だけだな。
ロテス : くそっ、女の子に手を出さないで俺と戦え。
一騎打ちが始まった。
カンダタ : うおっ、なんて強さだ、この俺が。
ロテス : どうだ、参ったか?
カンダタ : 金の冠は返す、この通り。だから見逃してくれ。
ロテス : いいだろう。ただし、二度と盗みはするなよ。
カンダタ : ああ、約束しよう。
カンダタを逃がした。
シオリム : カッコいい…。
ロテス : ははは、夜はいつでも俺の部屋にくればいいぞ。
シオリム : 全く、調子いいんだから。
ロテス : シャワーは浴びてきてもいいし、部屋に来てから一緒にお風呂に入ってもいいし、シオリムに任せるよ。
シオリム : …私の1つ前の台詞は拒否のつもりなのだけど。
ロテス : はっはっは、それより俺のホイミも魔力切れだ。取りあえず、ミラーネさんとユイナーを連れて休養施設のある街に行こう。気絶しているだけだから、命に別状はないはずだ。

ロテス : はぁはぁ、道に迷ったぞ。ユイナーのマップシステムは、俺達じゃ使えないし。
シオリム : 街よっ。

《ノアニールの街》
ロテス : なんだここは、みんな眠ってるぞ!
シオリム : 起きてる人はいないのかしら? 私、捜してくる。
シオリムは去った。
ユイナー : …ここは?
ロテス : 目が覚めたのかい?
ユイナー : 体中が痛いわ。この私はロボの自動治癒システムに入るから暫く失礼するわよ。
ユイナーはロボに入った。
ロテス : うーん、ミラーネさんの目が覚めない。
ミラーネの太ももが覗いている。
ロテス : そう言えば昼間、スカートの中を見ちゃったんだよな…。どんな物を食べれば、こんな体になるんだろ…?
ロテスはふとエッチな気分になった。
ロテス : …エッチな事はしないぞ。エッチな部分を見るだけだ。
そぉー
シオリム : 起きてる人がいたわよ。きゃっ、なにしようとしてたの!?
ロテス : う゛あ゛、何もしてない。
シオリム : とにかく連れてきたわ。
初老の男 : ワシの息子がエルフの娘なんかと恋に落ちたばかりに、エルフの女王に呪いを掛けられてしまったのじゃ。町中が眠ったのはその呪いが原因なのじゃ。
ロテス : うーん、で。
シオリム : つまり、エルフとの仲介役になって欲しいって事だと思うなぁ。
ロテス : そんな事をする理由もあるまい。
初老の男 : エルフの隠れ村は西にある。エルフの女達は皆、衣類を着けておらん。一見の価値有りじゃよ、ほぉっほぉっほぉっ。
ロテス : …行ってみるか。それにしても、笑える状況じゃねーだろオッサン。
シオリム : 私と2人しかいないけど、行ってみましょ。
ロテス : そうだな。
初老の男 : 二人の娘さんはワシが看ておこう。
ロテス : 看るのはいいけど、変な所は見るなよ。二人とも俺の女にする予定なんだから。
シオリム : それなーに?
ロテス : ははは、シオリムも俺の女してやるから安心しなよ。
シオリム : 何人も彼女を作る気なんだったら、お断りですよーだ。

《エルフの隠れ村》
ロテス : おっ、あれがエルフの娘…おいおい、確かに衣類は着けてないけど、代わりに花とか葉っぱを着けてるじゃないか。あのオッサン食わせ者だぞ。
シオリム : くすくす。ここまで来たんだから、あの街を救ってあげましょ。
ロテス : そうだな、俺はユイナーのように打算だけで動くわけじゃないからな。

エルフの娘 : ひぃー、人間だわ、食べられてしまうわ。
ロテス : おおっ、プルプル震えてる。きゃわゆいの。
シオリム : スーファミ版だと視覚的にもプルプルするのよ。…なんてユイナーさんが言いそう。…なんて意味不明の事は言ってないで、エルフの女王に会いましょ。
ロテス : ああ、エルフの女の子の葉っぱとかを取るのは後にしよう。
エルフの娘 : ひぃー。

エルフ女王 : 人間が何の用ですか?
ロテスは事情を話した。
エルフ女王 : 娘のアンは夢見るルビーを持ったまま夢見の洞窟へ行ってしまいました。そのルビーがなければ、私でも呪いは解けません。
ロテス : 洞窟か、みんなの元気が回復してからにしよう。
エルフ女王 : 私は女王である故、ここに留まらねばなりません。他の者達にしても、あの洞窟は危険過ぎ、遣いをやるわけにもいきません。ぜひ、あなた方がアンより夢見るルビーを取り返してください。そうすれば、呪いを解きましょう。

《ノアニールの街》
ロテス : ユイナーはまだロボの中か? わっ、ユイナーが裸だ。うーん、形のいい乳房だな。
ロテスは振動によってユイナーの乳房が揺れる事に気付いた。
ロテスはロボを叩いて振動させる。
ドン プルン
ドン プルン
ロテス : こりゃえーわ。もういっちょ。
ダン! プルルン
ユイナーの目が開く
ロテス : ぎょえー!

ロテス : はぁはぁ、思わず逃げちゃった。あっ、そうだ、ミラーネさんも大丈夫だろうか?
初老の男 : おお、君か、彼女は目を覚ましたよ。
ロテス : 大丈夫かい?
ミラーネ : ほほほ、あまり大丈夫でなくてよ。
ロテス : ホイミ、ホイミ、ホイミ…。
ミラーネ : はあぁ、気持ち良くってよ。この分だと明日は動けそうでしてよ。
ロテス : その声、色っぽ過ぎる。もっと出して。
ミラーネ : 貴方ももう寝なさい。
寝る事にした。
ロテス : うーむ、盗賊団征伐は思ったより大変だったな。

翌朝
ミラーネ : ほーっほほほほ、美の女王、ミラーネさんの復活よ。
シオリム : 私も元気よ。
ユイナーは顔を赤らめてる。
ユイナー : 見たわね…。
ロテス : ははは、全員全快だっ。


Lv武器アクセサリ
ロテス
16
鉄の剣鉄の鎧鉄の盾皮の兜
シオリム
11
魔法の短剣マジカルワンピース銅の腕輪綿のカチューシャ
ユイナー
10
電撃棒
ガススプレー
鉄線入り白衣メカ端末

ミラーネ
8
銀の鞭シルクのドレス銀の腕輪銀の髪飾り銀の指輪


《夢見の洞窟》
ロテス : バンパイアだっ。
ミラーネ : 私の虜にしてあげる。
バンパイアは魅了された。しかし、ミラーネに抱き着いて体を触り出した。
ミラーネ : きゃあああ!
ロテス : ゴラ! 魔物の分際で許せん!
バンパイアを倒した。
ユイナー : ふん、おかしな踊りも逆効果だったようね。
シオリム : ほっ、血ぃ吸われなくて良かった。

《洞窟深層部》
ロテス : 地底湖だ。
シオリム : 素敵ぃ…神秘的な湖ねー。
ミラーネ : そうね。まあ私の美しさの域ではないわね。ほほほ。
ユイナー : ふん、よくもまあ、次から次へとそんな低能な台詞が吐ける物ね。
ミラーネ : なにか、おっしゃりまして?
ロテス : うわっ、怖い顔。
シオリム : 二人共、一緒に戦う仲間なんだから、仲良くしてっ。
ユイナー : うるさい。 ミラーネ : お黙りなさい。
ロテス : (まずいなー、誰一人仲良くしてくれない。俺ってリーダとして失格だろうか…。)
シオリム : きゃっ、魔物よっ。
身構えるより早く襲い掛かって来た。
ロテス : バリイドドックの群れだっ!
ロテスの指示と連携により大きなダメージを負う事なく倒した。
ロテス : ふぅ、倒したか。
シオリム : それにしても、仲の悪い女の子3人を纏めるリーダーって、結構素質あるのね。
ロテス : おおっ、ありがたい言葉。流石は俺だ。はっはっは。
ミラーネ : 頑張りなさい。
ユイナー : 猿も煽てればなんとやらね。
ミラーネ : 猿とは失礼でしてよ。謝りなさいよ。ロテス君も怒りなさい。
ユイナー : ふん、私の言う猿はロテス君の性的部分よ。他は一応認めてるつもりだわ。
シオリム : くすくす、スケベじゃなかったら、いいんだけどねー。
ロテス : スケベも男の魅力だ。ねえ、ミラーネさん。
ミラーネ : ど、どうして私に振りますの? レディに失礼でしてよ。

ロテス : それにしても、人間の男とエルフの娘が、こんな所に住めるものだろうか? 俺だってこんな所に何日もいたら体力が尽きてしまうよ。魔物だって弱くはないし。
シオリム : うん、エルフって回復魔法とか幻惑の魔法は使えるけど、ここには森はないし、魔法力にも限界があると思う。それに、元々戦闘的な種族じゃないのよね。
ユイナー : とっくに骨だけになってるわね。
シオリム : ひっどーい。
ロテス : 行き止まりの崖だ
シオリム : あっ、何か落ちてるぅ。
ロテス : 宝箱か。あまり大きくはない。
シオリム : 鍵は大丈夫かなぁ?
ロテス : うーん、俺は鍵開けの術なんてマスターしてないな。方法を模索中だけどね。
シオリム : あーっ、なんで勇者に盗賊みたいな術が必要なわけ? なにか企んでるぅ。
ロテス : 思い込みだ。誰もシオリムの部屋に忍び込むなんて言ってない。
シオリム : あー、やっぱりぃ。
ユイナー : 鍵ごとき、いざとなればれば、この私の科学で…。
ロテス : 爆弾を使う気か? 中身も吹き飛ぶぞ。
ユイナー : バカね、薬品で融かすに決まってるでしょ。…中身も一緒に融ける確率は86.25%ね。
ロテス : ダメだこりゃ。
ミラーネ : ほーほっほ、開いたわよ。
ロテス : えっ? どうやって開けたの?
ミラーネ : 全ては美しさのなせる業でしてよ。
シオリム : 単に鍵が掛かってなかったみたい。
中には手紙とほんわり輝く赤い石入っていた。
ユイナー : 貸しなさい。
ユイナーは手紙を取った。
「この世で結ばれぬ物なら、せめてあの世で幸せになります。 アン」
ユイナー : どうやら、この崖から飛び込み自殺したようね。この私の思った通り、死んでいたわね。
シオリム : 可哀想…。
シオリムは半泣きになっていた。
ロテス : よしよし、なでなで。
ミラーネ : 赤い石はルビーでしてよ。これが夢見るルビー? まあ、私に似つかわしい…。
ロテス : 取りあえず、エルフの隠れ村に戻るか。

《エルフの隠れ村》
エルフ女王 : …そうですか。アン達は心中してしまったのですね。私が追い詰めてしまったからです…。
ロテス : ノアニールはどうなるんだ?
エルフ女王 : 約束通り夢見るルビーを持ってきたわけですから、呪いは解きます。
夢見るルビーが輝いた。
エルフ女王 : これでノアニールの呪いは解けたはずです。
ユイナー : はず?
エルフ女王 : 訂正します。これでノアニールの呪いは解けました。
ミラーネ : 厚かましいお願いですが、そのルビー、貰ってもよろしくて?
エルフ女王 : …いいでしょう。構いません。
ユイナー : 「厚かましいお願いですが」を付ければ何でも許されると思ってるのね。
ミラーネ : そうではなくて、私の美しさのなせる業でしてよ。
ユイナー : ふん、顔に似合って、がめついのね。
ミラーネ : 顔に似合っては余計ですわ!
ユイナー : この私のデータによると、そのアイテムはここで無くなるのよ。
ミラーネ : そんな物は私の美しさの前では無効でしてよ。ほーっほほほほ。
エルフ女王 : 私は人間が好きになったわけではありません。立ち去ってください。

ミラーネ : 祈りの指輪が売ってましてよ。
エルフ : 人間に売る物などありません。お引き取りくださいませ。人間は鬼です、悪魔です、畜生です。
ミラーネ : んまぁ、失礼だ事。
ロテス : なら、鬼や悪魔や畜生はなんだよ?
エルフ : 鬼は悪魔、悪魔は畜生、畜生は鬼です。
ロテス : ひでえ言い逃れ…。
エルフ : とにかく、お引き取りくださいませ。
ロテス : あっ、あのオッサンも来てるぞ。
初老の男 : そうか…息子は死んでいたのか…。
シオリム : 私達にはなにもできない…。そっとしておきましょ。
ロテス : さて、ノアニールを見てくるか。

《ノアニールの街》
ロテス : おおっ、みんな起きてるぞ。
街娘 : 寝ている間に、なにかされなかったかしら…。
ロテス : しまったー、なにかやっておけば良かった。
ミラーネ : なんですって? よく聞こえなくってよ。
ロテス : ははは、なんでもないっす。もちろん、ミラーネさんが気絶してる隙に裸を見ようともしてないっす。
ミラーネ : 当然よ。なにを言ってるの?
シオリム : あはは…。
ミラーネ : それより、街にスタイリストはおりませんの? 連日の戦いで髪がボサボサですわ。

《武器屋》
ロテス : さて、装備を整えるぞ。と言っても、この街には大した奴はないか。


Lv武器アクセサリ
ロテス
18
鋼の剣鉄の鎧鉄の盾皮の兜
シオリム
13
魔法の短剣マジカルワンピース銅の腕輪綿のカチューシャ
ユイナー
12
電撃棒
ガススプレー
鋼鉄線入り白衣メカ端末

ミラーネ
11
銀の鞭フェアリードレス銀の腕輪銀の髪飾りルビーの指輪


ロテス : ユイナー、そろそろロボットを水陸両用に改造できたかい?
ユイナー : まだよ、それに私の回復にエネルギーを使ったからお手上げね。資材とエネルギー源をどこかで調達して欲しいわ。
ロテス : よーし、次はロマリアの東へ行ってみるか。あっちでは石油を中心に色々採れるみたいだぞ。ははは、物知りだろ?
シオリム : ロマリアの王様に金の冠を返さなくていいの?
ロテス : おー、そうだった。(ご褒美も貰わないといけないしな。うひひ。)
ユイナー : この私のデータによると、返さずに魔法使いが装備すると最強らしいわ。スーファミ版ではもっといい防具が追加されたようだけど。
シオリム : ねぇ、時々ユイナーちゃんって変な事言うんだけど、なんなのそのデータって?
ユイナー : ふっふっふ、それは秘密よ。好奇心旺盛のシオリムさん。
シオリム : じゃあ、ロマリアに戻りましょ。
ミラーネ : ロマリアには踊り子の時代に行った事があってよ。まあまあ美しいメイジキメラの翼で飛びましてよ。よろしくって?
ロテス : あれっ? この前みたいにスターキメラの翼は?
ミラーネ : あれは高価だから1つしかなくてよ。(格好つけ過ぎて、思わず使って後悔してるなんて言えはしませんけど)。
ロテス : メイジキメラの翼も、キメラの翼より高いみたいっすね。
シオリム : 効果は同じみたいね。
ミラーネ : とにかく、行くわよっ。

《ロマリア城》
ミラーネ : 私は疲れましてよ。休ませていただくわ。
シオリム : くすくす。(あれだけ気取ってれば、疲れて当然だわ。)
ロテス : わかった。じゃあ、シオリムとユイナーも休んでてくれ。俺は冠を返してくる。

《王の間》
ロマリア王 : おお、取り戻してくれたか。心から礼を言うぞ。
ロテス : どういたしまして。
ロマリア王 : ほう、後ろにいるのがそなたの仲間か。可愛らしい娘達じゃの。
ロテス : げっ、なんでついて来てるの?
ユイナー : この私も苦労して盗賊団と戦ったのよ。褒美をいただきたいのよ。当然の行為ね。
シオリム : 私も頑張ったんだしぃ、感謝の言葉くらいは貰いたいんだから。
ロマリア王 : ほぉほぉほぉ、皆に褒美を取らせようぞ。勇者殿には若〜い娘を用意しておいたぞ。もちろん、生娘じゃ。
ユイナー : じろっ。 シオリム : じろっ。
ロテス : う゛…。
ロマリア王 : それにしても、そんな可愛らしい娘達と旅をしながら、若〜い娘が欲しいとは困った物じゃの。
ロテス : えーと、その件は…。
ロマリア王 : よいよい、そなたの趣味は違うのじゃからな。
ロテス : は?
少女 : 勇者様ー。
10歳にも満たないような、可愛らしい少女が現れた。
ロマリア王 : 臣下の者も調達になかなか苦労したぞ。勇者殿のご趣味にも参った物じゃ。
ロテス : もしかして若〜い娘って…。
ロマリア王 : 無論、そこにいる少女じゃ。ワシも若〜いと聞いてもしやと思ったが、若〜いと伸ばすからには事情があるのじゃなと判断したわけじゃ。
ロテス : (誰のどんな事情だっつーの。)
シオリム : えっ、えっ、なんなのこの状況?
ユイナー : この私という天才でも状況が掴み兼ねるわ…。
ロテス : あはは…。ねぇ、お嬢ちゃん、歳は?
少女 : 9歳っ。
ロテス : 身長は?
少女 : 123cmっ。
ロテス : じとっ。
少女 : ねー勇者様ー、アタシを裸にしてエッチィな事するってホントですかー。
ロマリア王 : そういう約束じゃからな。
少女 : 勇者様ならエッチィな事されてもいいですけどー。
シオリム : このロリコン!
ユイナー : 貴方という人間がよく分かったわ。猿どころか変態の犬畜生よ! 人体実験の材料にしてやるわっ!
ビリビリビリ
ロテス : わっわっ、そんなもん近づけるな。
少女 : うふっ、優しくしてね。
スリスリ
ロテス : やっぱりご褒美は要らないです。キャンセル、却下!
ロマリア王 : そうか、要らぬと申すか。
少女 : そんな、ひどい…。
ロマリア王 : では代わりに暫くこの国の王となるのはどうじゃ?
ユイナー : 必要無いわ。野望達成後、貴方にはどこかの国を治めてもらおうと考えてたけど、犬畜生には練習の資格も無いのだから。
ロテス : 王になるのは辞退します。
ロマリア王 : …本来なら、どうあっても一度はやらせるのじゃが、王様の姿のまま魔王を倒すというバグの原因らしいから、引き下がるよ。

褒美を貰った3人は、ミラーネのいる宿屋へ向かう。
ロテス : ユイナー、とにかく、あの女の子は辞退したんだから変な誤解はやめてくれ。
ユイナー : そのようね。疑って悪かったわ。
ロテス : 結局、褒美はお金になったか。まあ、旅の潤いには充分だ。
ユイナー : この私も、ロボの資材を色々寄付させたわ。後は燃料補給に東へ向かうだけよ。
シオリム : ロテス君って少女趣味だったんだ…ぶつぶつ…。
ロテス : だから誤解だって。
ユイナー : ふぅ、ひとまず安心したわ。野望達成後に、臣下の一人にロリータハーレムを建造されないなら、支配者は困らないから。
ロテス : 若〜いがまずかったか…。文系と雑学がまだまだだな。
ユイナー : 貴方もあの王から見て若いのだから、更にに若さを強調すれば、どんな歳になるか計算できて当然だわ。理系も大した事ないわね。

《宿屋》
シオリム : ご褒美貰っちゃった。アクセサリ可愛いでしょ? ミラーネさんも来ればよかったのに。
ミラーネ : 美しい私はこのルビーで充分でしてよ。
大量に貰った資材の整頓に負われているユイナーに向かって言う。
ミラーネ : そう、誰かさんのように、顔に似合ってがめつくはありませんから。
ユイナー : う、うるさいわね。貴女って意外と執念深いのね。
ミラーネ : ほほほ、私の隠された性格を読み取るなんて、なかなかでしてよ。
ロテス : 詳しくは異世界の恋愛ゲーム「ときめきメモリアル」の「鏡魅羅」のエンディングを見ると判るらしい。


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