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勇者ロトの子孫が竜王を倒し、アレフガルドを救ってから数百年後の世界。
アレフガルドの勇者は二人の美姫を妻に娶り、三人の子供を与かったという。
最初に産まれた子供にはローレシア大地に築いた国を、次の子供には緑豊かなサマルトリアを、そして末っ子には花園と水脈の広がるムーンブルクを治めさせた。この平和は長く続くかに思えた。
そんなある日、ローレシアのお城に一人の傷ついた兵士が辿り着いた。
《ローレシア城・王の間》
兵士はローレシア王に向けてフラフラと歩く。
ローレシア王の横にはシオリッタ姫の3分の2フィギュアを持った王子がいる。表面は特殊シリコン加工で、少女の肌のように軟らかい。
王は血みどろの兵士を見て驚く。
王 : どうしたのだ!?
兵士 : ローレシアの王様! 大神官ハーゴンの軍団が、我がムーンブルクのお城を!
王 : なんじゃと?!
兵士 : 大神官ハーゴンは禍々しい神を呼び出し、世界を破滅させる気です! 王様! なにとぞ、ご対策を…! ぐふっ!
兵士は赤黒い血を吐いて死んだ。
王 : 王子ゼディルよ。話は聞いたな?
ゼディル : 聞いてなかった。僕はシオリッタちゃんとお話してたから。
王 : いいや、お前は聞いていた。その人形を持つ手が震えているではないか。
ゼディル : ごくっ…。
王 : そなたもまた勇者ロトの血を引きし者。その力を試される時が来たのだ!
ゼディル : えっ?僕?(嫌だよー。恐いよー行きたくないよー。僕を出発させるのがハーゴンへの対策なんて、もっと考えてよー。)
王 : 旅立つ覚悟ができたなら、わしについて参れっ。
ローレシア王は王の間を出た。
ゼディル : ほっ、覚悟ができたらだから、できない内はついていかなくていいんだ。良かった良かった。さあ、シオリッタちゃん、お風呂に入るよ。服を脱がさないとね、えへへ。
シオリッタ : きゃー。
ゼディル : 今のは僕の声だよ、えへへへ。
ジイ : ゼディル王子! じいは王子と離れるのがつろうございますぞ!
ゼディル : 僕は行かないよ、旅立つ覚悟ができてないから。
ジイ : …。
20分後
王 : 早よ来んかい! 来ないと、その人形を取り上げて、デルコンダルのシオリッタ姫に送ってしまうぞ!
ゼディル : それは嫌だ!
ゼディルは遥か南の国デルコンダルのシオリッタ姫と幼い頃に交流があり、言わば幼馴染みであった。彼はシオリッタ姫に強い想いがあり、フィギュアまで造らせた。等身大だけは王の手によって阻止されたというわけだ。
王の間の階段を降りたフロアには王がいた。
王 : さあ、その宝箱を開け、旅の支度を整えるがよい。
ゼティル : 銅の剣に皮の鎧…スライムとかはともかく、強い敵が出てきた場合に僕が死んでもいいの?
王 : サマルトリア、ムーンブルクには同じロトの血を分けた仲間がいるはず。その者たちと力を併せ邪悪なる者を滅ぼしてまいれ! 仲間がいれば銅の剣に皮の鎧でもヘッチャラなり!
ゼティル : 仲間か…いじめられるのヤダ…。
王 : 強くなれ。さすれば、そんな人形ではなく、本物のシオリッタ姫とハァハァできるかも知れん。女は強い男に弱いのだ。
ゼティル : 本物のシオリッタちゃんとハァハァ…やだっ、本物のシオリッタちゃんは怖い。フィギュアがいい!
王 : …とにかく、ゆけゼディルよ。わが息子よ!
シオリッタ姫の3分の2フィギュアを背負ったゼディルは、ローレシアの城を探索する。
ゼディル : みんなに挨拶しないといけないよ。ママの部屋にも行かないと。
ローレシアには実は王妃がおらず、王が無理矢理に孕ませた侍女がゼディル母親である。
母親は王族とは離れた小部屋に住んでいた。ゼディルはその部屋に入った。
ゼディル : ママー!
母親 : ゼディルはまだ子供なのに…。辛くなったらいつでも帰ってきていいのですよ。
ゼディル : 辛くなったよ…。ママー、ここにいてもいい?
母親 : …その背中の物を捨てたら構いませんよ。私もゼディルにここにいて欲しいから…。
ゼディル : これはダメだよ。シオリッタちゃんは僕の憧れなんだ。
母親 : ぐすっ、ゼディルは母より、そのミルク臭い小娘を象った人形を選ぶのですね…。さあ、おゆきなさい。
ゼディルは母の部屋を出た。
不思議に渦巻く旅の扉の前には爺がいる。
爺 : 旅の扉に入った者は、たちまち遠い所に運ばれまする。
ゼディル : 行ってみよっと。
ワープした先はほこらで、外に出ると絶海の孤島だった。
ゼディル : 向こうの島に町があるよ…。でも今は渡れない。
再び城に戻った。
女性? : ああゼディル王子。行ってしまわれるのですね…。私はせつのうございます。一人で体を慰めます。
ゼディル : えへへ、このロボットは声を喋らせる事が出るんだ。僕をべた褒めするようにね。ユイナーとかいう科学者に造らせたんだけど、途中でどこかに行っちゃったんだ…。かなりの重量があって、この場所から動かす事すらできない。
兵士 : 旅のご無事を祈っております、ゼディル王子様。
ゼディル : 僕にはシオリッタちゃんがついてるから平気さ。
兵士 : 私もゼディル王子についてゆきたい! しかし私には王様をお守りする役目が…。
ゼディル : パパを守る兵士はお前だけだもんな…。
兵士 : 武器や防具は必ず装備してください! 持っているだけじゃダメですよ!
ゼディル : それがいまいちよく分からないな。剣は手に持っているし、鎧を手に持てるわけでもないのに。
兵士 : ここはローレシアのお城です。
ゼディル : 知ってるよ。僕はローレシアの王子だよ。
兵士 : 敬礼!
神父 : 正しき神は正しき者の味方なり! 行く先々の教会を訪ねなさい。きっと助けになる事でしょう。
ゼディル : 僕、宗教は嫌なんだけどな…でもシオリッタちゃんもこの宗教らしいから…うーん。
男性 : 魔除けの鈴は魔法のお守り。眠らされたり呪文を封じ込まれたりする事が少なくなるとか。ちなみに、女の子を眠らせたり呪文を封じ込めれば…はぁはぁ。
犬 : わんわんわん!
ゼディル : ひえっ、犬嫌い。えっ?そう言う奴は大抵恐いんだって? うるさいよっ。
宿屋 : 旅人の宿にようこそ。一晩4ゴールドですがお泊まりになりますか?
ゼティル : 僕のベッドはシオリッタちゃん専用だから、ここでいつも寝てるんだ。でも今は泊まらないよ。
宿屋 : さようなら旅の人。またお逢いできるよう祈っています。
ゼティル : …僕って一体…。
スライムや大ナメクジを倒しながらリリザの街に到着した。
《リリザの街》
兵士 : リリザの街にようこそ。
爺 : この街を出て北に歩けば、サマルトリアのお城ですじゃ。
ゼディル : 街を出て南に歩くと、どこに着くの?
爺 : 南は海ゆえ、歩けぬのじゃ。
ゼディル : 言ってみただけだよ。
兵士 : ムーンブルクがハーゴンに襲われたという話を知っているか?
ゼディル : 知らないよっ。
兵士 : そうか…知らぬか…。一体本当なのだろうか。
ゼディル : ちょっと、最後まで聞いてよ。知らないのは話を聞く前の過去の僕であって、聞いた後の今の僕は知ってるんだ。まあそれ以前に、ムーンブルクが襲われた話を聞いたから、僕はここにいるんだけどね。
兵士 : むむ! やはり誠の話であったか!
女性 : 噂ではローレシアの王子様がハーゴン征伐の旅に出たらしいわよ。
ゼディル : 僕だよ。
女性 : え? あなたがその王子様? うっそー! マジでー! 超凄くない? それって、超最高!
ゼディル : 君の名前を当ててあげるよ。アサヒナユーコだ。
ユーコ : あーあ、たまには主役やらせてよ。ユカリは今回主役なのに。
ゼディル : アサヒナユーコの熱狂的ファンサイトができれば、管理人Iさんも応援するみたいだよ。今はほとんど潰れてるのが悪いだけなんだ。
神父 : 正しき神は正しき者の味方なり。我が教会にどんなご用でしょうか?
ゼディル : 別にないよ。
神父 : ではお気をつけて。神のご加護がありますように。
草むらに目を向けて立つ男がいた。
ゼディル : 何してるの?
男性 : わっ! いきなり話しかけないでくれ! おしっこが足にかかったじゃないかっ。
ゼディル : ドラクエ2って下ネタあるんだね。
男性 : はぁ?
男性 : 毒の怪我をすると、歩くごとに体力がなくなりますよ。
ゼディル : 止まってても、なくなりそうなんだけどな…。
男性 : 西へゆくと、ほこらがあります。そこからムーンブルクにゆけるそうですよ。
ゼディル : ふーん、ありがと。
装備を整え、リリザを発った。
ドラキーやアイアンアントを倒しながら北へ向かうと、サマルトリア城が見えてきた。
《サマルトリア城》
兵士 : サマルトリアのお城にようこそ。
王に会った。
王 : これはゼディル王子! よくぞ参られた! わしの娘ユカリーザも既に旅立ち、今頃は勇者の泉のはずじゃ。
ゼディル : 思うんだけど、僕が勇者の泉に行った頃にはユカリーザは他の場所だよね。
王 : それもそうじゃな。
ゼディル : で、ユカリーザがその時にいる場所に僕が到着する頃には、ユカリーザはまた別の場所にいるわけだ。
王 : ふむふむ。
ゼディル : 更にまたユカリーザのいる場所に僕が到達する頃には、ユカリーザは別の場所にいる。そう考えると僕は永久にユカリーザに逢えないんだ。
王 : ぬぬぬ…頭がこんがらがって来たぞ…とにかく、ユカリーザを捜し出し仲間にしてやって欲しい!
ゼディル : うん、分かった。見つけたら、ユカリーザの等身大シリコンフィギュアを造ってハァハァしてもいいんだね?
王 : どこをどう解釈すればそうなるのやら…。ともかく、わが娘ユカリーザをよろしく頼むぞよ。悪い虫が付かぬよう、守ってやってくれ。
第二王女の部屋に来た。
兵士 : ここはユカリーザ王女の妹君のお部屋です。
王女 : あなた誰? お姉ちゃんのお友達?
ゼディル : いいや。
王女 : わかった! 物を売りに来たんでしょ? でも買わないよーだっ。
ゼディル : そうじゃなくて、遠い親戚だよ。君とも血が繋がっているはずだ。
王女 : ならいい事教えてあげる。お姉ちゃんね、度が過ぎて呑気もんなの。結構寄り道したりするんじゃないかなあ…。
爺 : この城の王女様はなんと魔法が使えるとか! しかし力は強くないので、あまり重い武器や鎧を使えないそうじゃ。
兵士 : このお城の遥か東に勇者の泉が湧く洞窟があるそうです。
ゼディル : そんな泉よりも、シリコンフィギュアの原料となる珪酸の湧く泉の場所を教えて欲しいんだけど。あれって原料費が高いんだ。
女性 : 南の空が赤く燃えるのを見ましたわ。あれはムーンブルクのお城だったのでは…。
ゼディル : 目がいいんだね。
兵士 : 囚人と話したいなら、牢屋越しに話しかけてください。
囚人 : 世界は破滅するんだ。盗みくらいいいじゃないか。ねえ。
ゼディル : 何を盗んだの、もしかして女の子の下着? ドキドキ…。
囚人 : この国では女性の下着を盗んだら処刑されてしまうよ。パンを盗んだだけだ。
ゼディル : お茶は一緒に盗んだ?
囚人 : いいや。
ゼディル : ティーが付いたら処刑だったね。
囚人 : ファイン!
囚人 : 坊主、いい事を教えてやろう。銀の鍵を手に入れろ! 銀色のドアならそれで開くぜ!
ゼディル : でもその後、銀の鍵は消えてなくなっちゃうんだよね。
囚人 : いいや、なくならない。それは大昔の話だ。そしてそんな馬鹿な鍵はドラクエシリーズでも二度となくなったという。
ゼディル : 物知りなんだね。でも、今の僕も知ってるわけだから僕も物知りだ。
ゼディルはユカリーザが向かったという勇者の泉の洞窟へ向かった。
《勇者の泉》
洞窟を探検する兵士がいた。
兵士 : 若者よ、勇者の泉で体を清めてもらったか?
ゼディル : まだだよ。
兵士 : それはいかん! 戦いに旅立つ者は勇者の泉を訪ねるのがローレシアの慣わしなのだ。
ゼディル : 只だよね? 僕、シリコンドール買うためにお金を貯めてるんだ。
泉が見えてきた。
爺 : 勇者の泉へよくぞ参られた! サマルトリアの王女をお捜しか?
ゼディル : うん。
爺 : 一足違いであった。王女は今頃、ローレシアのお城に向かっているはず。
ゼディル : 僕の家じゃないか…待ってれば良かったな。パパが急がせ過ぎたんだ。
爺 : この水で体を清め、旅の無事を祈って進ぜよう。
ゼディルは裸になった。
ゼディル : シオリッタちゃんも裸になろうね。
ゼディルはフィギュアと一緒に泉に入った。
爺 : ややっ、そのフィギュア、裸も精巧にできておるな。
ゼディル : 胸とかもプニュプニュするよっ。残念だけど3分の2だから、とても言えない事はできないようになってるんだ。
爺 : それは残念じゃが、生身の女ならばとても言えない事も可能じゃぞ。
ゼディル : やだ、本物の女の子、恐い。
爺 : …ロトの守りよ勇者と共にあれ!
ゼディル : そうだ、ユカリーザもここで清めてもらったの?
爺 : そうじゃ、惜しみもなく、わしに裸を晒してくれた。なかなか発育が良かったぞよ…はぁはぁ…。そなたも生身の女に興味を出すが良い。
《ミーラの門》
ミーラの門は南のムーンブルクへ続く門である。
ゼディルは門を通ろうとした。
兵士 : これより先、お一人では危険です!
ゼディル : えっ? なら、あんたが来てくれると二人だね。
兵士 : サマルトリアの王女に逢うまで、ここを通すなとの王様の命令です。
ゼディル : もう逢ったよ(想像の中でだけど)。
兵士 : 逢うだけでは駄目です。一緒に行動しないと。
爺 : ローレシアの南にあるというほこらにはゆかれましたか?
ゼディル : そんな所にほこらがあるんだ…。
爺 : そこにはわしの弟がいるはず。逢ってやってくだされ。
《ローレシアの南のほこら》
爺 : この世界には銀の鍵と金の鍵の二つがあり、扉にも二つの種類が。まず銀の鍵を見つけなされ。サマルトリアの西、湖の洞窟の中じゃ。だが鍵を探すのは仲間と二人になってからじゃぞ! 一人では生きて帰れまい!
《ローレシア城》
じいが駆け寄る。
ジイ : ゼディル王子。逞しくなられて…。じいは嬉しゅうございますぞ。
王 : 王子ゼディルよ。よくぞ無事で戻ってきた。そなたがハーゴンを倒してくる日を楽しみに待っておるぞ!
ゼディル : 大ネズミを倒すのでも苦戦するのに、期待し過ぎだよ…。ところで、ユカリーザが来てないかな?
王 : おお、先程サマルトリアの王女がゼディルを訪ねて来たぞ。しかしそなたがサマルトリアに行ったと知って、また戻っていったようじゃ。
ゼディル : ううっ…また擦れ違い?
王 : ではまた逢おう、我が息子よ。
ゼディルはサマルトリアに着いた。
《サマルトリア城》
王 : まだユカリーザと逢えぬのか? ここには戻っていないぞよ。
ゼディル : やっぱり僕の言う通り永久に逢えないんだ…。(あれって一流のジョークのつもりだったのに。)
王 : あれから考えたが、そなたの言葉は騙りに過ぎない事が判った。なぜなら、ユカリーザ自体がゼディル王子に近づく事もあれば、ユカリーザの位置が止まる事もあるわけだ。とにかくユカリーザに会える接点は無数にあり、その場所にお主が行けば逢えるのじゃ。
ゼディル : じゃあ次は病弱なミオと元気なノゾミの駈けっこの話だ。ミオが先に出発して、ノゾミが後を追う。ミオもノゾミも休まずに常に進んでいく。ここでノゾミはミオに追いつけるか?
王 : ミオは鈍足で、ノゾミは俊足。いずれ追いつくだろう。
ゼディル : ミオがある時いる場所にノゾミが到着する頃には、ミオは必ず前に進んでるんだ。
王 : ふむふむ、当然だ。
ゼディル : で、その時ミオがいる場所にノゾミが追いつく頃にも、やっぱりミオは必ず前に進んでるんだ。そして、それをずっと考えていくと、ノゾミは絶対に追いつく事はできないんだ。
王 : ぐむぅ…また考えておくぞ。
ゼディル : ユカリーザ、今は一体どこに…そう言えば寄り道するとか言ってたな。ローレシアからサマルトリアへ行くまでの道に必ずいるはずだ。
《リリザの町》
テニスラケットを武器に、品はあるがおっとりした女の子がいた。
ユカリーザ : わたくしはサマルトリアのユカリーザ王女でございます。もしや。アナタはローレシアのゼディル王子ではっ!?
ゼディル : そうだよ。
ユカリーザ : あらあら、捜しましたよ。さあ力を併せ、共に戦いましょう!
ゼディル : うん、いいよ。
ユカリーザ : ところで、その背中にあるお人形はなんでしょう?
ゼディル : シオリッタちゃんのシリコンフィギュアだよ。軟らかいよ。
ゼディルはシオリッタちゃんの胸を触った。
プニュプニュ
ユカリーザ : まあ、可愛いですね。わたくしもプニュプニュしとうございます。
プニュプニュ
シオリッタ : あん…。
ユカリーザ : 凄いですねぇ、声まで出ました!
ゼディル : 僕の声だけどね。
《ローレシア城》
王 : ユカリーザ殿、我が息子ゼディルをよろしく頼みますぞ。
ユカリーザ : はい、こちらこそ宜しくお願い致します。
《サマルトリア城》
王 : おお、ユカリーザ、ゼディル王子と逢えたようじゃな。王子はフィギュアにしか興味無いと聞いておるから、そなたを安心して任せられる。
ゼディル : ユカリーザそのものには手を出さないけど、シリコンフィギュアを造ってとても言えない事をしたいから、型を取る時には裸になってもらうよ。
王 : ぐむぅ…それはそれでいい感じはせぬが…。
ユカリーザ : 面白そうですねぇ…。
ゼディル : 本人は乗り気みたいだよ。だけど、60万Gもかかるから、まだまだ無理だけどね。
ユカリーザ : 60万ゴールドですか…。
ゼディル : 処@膜の所が意外と難しいみたいなんだ。破れたら紅い液体を出す仕様にすると技術料3万G掛かるけど、それは込みだってさ。このシオリッタちゃんは、紅い液体の出る仕様になってなくて、指を使って破った時にガッカリしたから今度は絶対必要だ。
ユカリーザ : 楽しみですねー。
第二王女の部屋に来た。
王女 : ねー、あたしも連れてってよお!
ユカリーザ : ダメです、あなたは。
王女 : お姉ちゃんの、意地悪うっ。
《湖の洞窟》
ゼディル : ここに銀の鍵があるらしい。
キングコブラが現れた。
ガブッ
ユカリーザ : あぐっ…。
ユカリーザは毒に侵された。
ゼディル : うわっ、顔が緑色だよ。
毒消草を使った。
ユカリーザ : 恐いですねぇ…。
宝箱を発見した。
ユカリーザ : 銀の鍵でございます。銀の扉を開けるとなくなってしまうのでしょうか?
ゼディル : いいや、この時代では鍵を使ってもなくならないんだ。
ユカリーザ : まあ、凄いですねぇ。お父様の昔話では鍵を使うとなくなったようです。ヘラクレスの栄光の鍵もそうだったようです。
ゼディル : ファミコン版だと、銀の鍵を捨てたり売ったりしても、またここにくれば見つかるよ。
ユカリーザ : それはそれは変ですねぇ。
ゼディル : さて、二人になったし、銀の鍵も手に入れたから、ムーンブルクのある大陸へ渡るぞ。
《ミーラの門》
兵士 : どうぞお通りください。
ゼディル : ミーラの門…僕達の先祖は彼女の女体門から産まれたんだよね…ちょっとエッチ過ぎたかな。
ユカリーザ : 私のお父様から聞いた話では、ローレシア、サマルトリアの初代王はヒカリン姫から生まれ、ムーンブルクの初代女王はミーラ姫から生まれたそうです。
ゼディル : じゃあ、僕達の先祖はヒカリン姫なんだ。そう言えば僕の目元にはホクロがあるよ。
ユカリーザ : ローレシアとサマルトリアは以後も何度か血の交わりがありましたが、ムーンブルクとはほとんどなかったそうです。ムーンブルクの王女とはやや血が遠い事になりますねぇ…。
《ムーンペタの街》
イヌが寄ってきた。
イヌ : くーんくーん。
ゼディル : わわわ…この犬、くっついて来るよ。
ユカリーザ : まあ、犬でございます。
ゼディル : コアラにしたかったけど、管理人Iという人が鳴き声を知らなかったみたいだね。
男性 : ムーンペタの街にようこそ。ここは人と人とが出会う街です。
ゼディル : 人と人とが出会わない所は街なんて言わないよ…。
ユカリーザ : ムーネペタの街で、誰かに会えるかも知れませんねぇ…。
ゼディル : 胸がペタンコの女の子と会えたりして。
イヌ : わんわん!
兵士 : ムーンブルクのお城はこの街の南西の方向です。
兵士 : 私はあまりの恐ろしさに城から逃げ出したのです。今頃ムーンブルクのお城は…。ああ、ルミーラ姫っ!
女性 : もしやゼディル様ではっ!? こんな所でお逢いするとは! ああ、夢のようですわ!
男性 : どこかの塔の中に風のマントがあるらしいぜっ! マントをつけてれば高い所から落ちてもムササビみたいに飛べるんだってよ。
ユカリーザ : ムササビですか…凄いですねー。
ゼディル : 滑空というだけで、鳥みたいに飛ぶわけじゃないんだね。
男性 : 福引券をお持ちですか?
ゼディル : ないけど。
男性 : 道具屋で買い物をすると時々福引券がもらえるそうですよ。でも、福引はお遊び。あまり夢中になりませぬように。
ユカリーザ : フィギュアもお遊びの域に留めるのが宜しいそうです。
ゼディル : そんな事は言っとらんだろ、おい。
爺 : おお! ゼディルよ。なんとここでも復活の呪文が聞けるのじゃ。便利な世の中になったものよのう。
ゼディル : 超大昔はセーブができたみたいだよ。
爺 : それは過去であって未来なのじゃ。
ユカリーザ : ??? よく、解りません…。
復活の呪文を聞いた。
ゼディル : この話もファミコン版だったんだね。
爺 : ではまた逢おう! ロトの子孫達よ!
ゼディル : さて、装備を整えたし、ムーンブルクの王女を探そう。
ユカリーザ : シオリッタさんには装備が必要ないのでしょうか?
ゼディル : うーん、重いものは握れないな。今度作るフィギュアは握力も欲しいな…。
マンドリルが現れた!
ゼディル : うわっ、これって絶対強過ぎるよっ。
《ムーンブルク城》
廃墟となっている城には死者の魂も蠢いていた。
魂 : うわー、ハーゴンが攻めてきた! 助けてくれー!
生きている兵士がいた。
兵士 : 姫様は呪いで姿を変えられ、どこかの街に…。姫の呪いを解くには、真実の姿を映すというラーの鏡が必要です!
ゼディル : ふーん。
兵士 : もしや、その人形がルミーラ姫!?
ゼディル : これは違うよ!
兵士 : そうだな、いくら呪いが掛かったとはいえ、そんな小生意気な赤毛になるはずもないか。
ゼディル : シオリッタちゃんを苛める奴はこうだ!
シオリッタ : 他のみんなは死んじゃったんだね。あなたが代わりになれば、まだ救いがいがあったのに…。
兵士 : グサァ…。
ゼディル : …僕は子供の頃、シオリッタちゃんにこんな事ばかり言われてたんだ…だからフィギュアにして僕の言い成りにしてるんだ…。
王の魂 : わしはムーンブルクの王の魂じゃ。我が娘・ルミーラ、プリティでキュートでラブリーでチャーミングでミラクル・ビューティ・ファンタスティックで、コナミに電話するまでもなく乙女が確定しているルミーラは、呪いを掛けられ犬にされたという。おお、口惜しや…。
ユカリーザ : まあ、どうしてコナミに電話するのでしょうか?
ゼディル : その昔、ときメモのキャラが処女かどうか確認の為に、コナミに電話した勇者がいたそうだ。ミラF.C.という異世界に詳細が書かれているらしい。ちなみに、全ての物語にコナミ電話ネタがあるんだってさ。
魂 : 東の地に4つの橋が見える小さな沼地があるという。そこにはラーの鏡が! これを伝えるまで私は死にきれぬのだ…。
ユカリーザ : どう見ても死んでますが…。
ゼディル : ラーの鏡を見つけるよ。
ユカリーザ : はい。
東にある毒の沼地でラーの鏡を発見した。
《ムーンブルク南西のほこら》
神父 : ムーンブルクのお姫さまを助け出すまで、ここを通すわけにはいかぬ。
ゼディル : この先にいる可能性もあるんだけと。
神父 : ここまでにいるったらいるのじゃ。神のお告げじゃ。
ゼディル : うさん臭いな…。
ほこらを出た。
ゼディル : さて、ムーンブルクの王女はどこにいるのかな? 犬にされたんだっけ。あの神父は犬みたいな顔をしてたけど、関係ないみたいだし。
ユカリーザ : そう言えば、懐っこい犬がムーネペタの街にいましたね。
《ムーンペタの街》
イヌがまた寄ってきた。
イヌ : くーんくーん。
ゼディルはラーの鏡を覗き込んだ。なんと鏡はルミーラ姫の姿を映し出した!
ユカリーザ : まぁ!
鏡が砕け散り、姫に掛けられた呪いが解ける。
ルミーラはゆっくり立ち上がった。
ルミーラ : ああ、美し過ぎる元の姿に戻れるなんて…。もうずっとあのままかと思いましたわ。
ゼディル : 良かったね。僕のお陰だけど。
ルミーラ : 私はムーンブルク王の娘ルミーラ。
ユカリーザ : やはりそうでしたか。私はサマルトリアのユカリーザでございます。こちらは、ローレシアのゼディルさんです。
ルミーラ : あーら、あなたがゼディルなのね。
ゼディル : 背ぇ高いんだね。僕、負けたよ。
ルミーラ : 美しく華麗な魔法を操る私も、あなた方の仲間になってあげてもよくてよ、ほーっほほほほ。
ユカリーザ : 共に戦いましょう!
ゼディル : どうでもいいげと、服着た方がいいよ。
ルミーラは裸だった。
ルミーラ : きゃあああああ!
ユカリーザ : 凄いですねぇ…モーレツですね。
ゼディル : 猛烈なんて死語だよ…。
ルミーラ : (それにしても、この美し過ぎる私の裸体を見て平然としているなんて、何者!?)
ユカリーザの服を着たルミーラは言う。
ルミーラ : 流石に胸は窮屈ね。それにミニスカート状態だわ。私の部屋があるムーンブルクに行きたくてよ。私をエスコートなさい。
《ムーンブルク》
王の魂がある。
ルミーラ : ひぃ! パパが亡霊に…。パパ! 私はここにいましてよ!
王の魂 : 誰かいるのか? わしにはもう、なにも聞こえぬ。なにも見えぬ…。
ルミーラ : パパの仇はきっと…。
兵士 : おお、姫さま! ご無事でしたかっ!
ルミーラ : でもパパは…。
《ルミーラの部屋》
ルミーラの部屋は一応無事だった。
ルミーラ : あったわ、私の銀の鞭よ。
ゼディル : それで戦うんだね。
ルミーラはゼティルの背中にあるシオリッタちゃんを目にした。
ルミーラ : それは、私の宿命のライバル。デルコンダルのシオリッタ! そんな物に取り憑かれているのねっ!
ユカリーザ : これがどうかしましたか?
ユカリーザはフィギュアを取り上げた。
ルミーラ : それを前に出しなさい。
ユカリーザ : こうですね。
クイッ
ルミーラは鞭で捕捉し、上に放り投げた。
ポィッ
ルミーラ : バギ!
ズバズバズバッ!
シオリッタのフィギュアは、カマイタチによってばらばらになった!
ゼディル : あんぎゃー!!!
ゼディルは半泣き状態でシオリッタちゃんの破片を集める。
しかし、ブニョブニョする破片は二度とくっ付く事は無かった。
ゼディルが低い声を出す。
ゼディル : 復讐だ…復讐してやる。大好きなシオリッタちゃんを殺すなんて…。
ルミーラ : ちょっと待ちなさい。私はシオリッタに取り憑かれているあなたを救っただけよ。復讐だなんて何をする気でして?!
ゼディル : ルミーラ等身大フィギュアを造って、とても言えない事をしまくってやる…。
ユカリーザ : まあ、それは楽しいですね。
ルミーラ : 冗談ではなくてよ!
ゼディル : シオリッタちゃんとユカリーザは首だけ替えれば使い回せるけど、ルミーラだとシリコンがたくさん必要だ。値上げされないように交渉術を磨かないとな…。
ユカリーザ : 頑張って下さい。
ゼディル : とにかく、僕をいじめたシオリッタちゃんの次は、ルミーラに復讐してやるんだ…。
ルミーラ : こんな彼が私と血を分けた者だなんて…教育しないといけなくてよ!
ルミーラは鞭を振るった。
ゼディル : ひぃ!
ルミーラ : 私達に逆らってはいけなくてよ。
ユカリーザ : だそうです。
ゼディル : はいっ…。(復讐だ完璧に復讐だ…。)
風のマントがあるという塔を訪れる。
《風の塔》
兵士 : 塔の外壁の道では足を踏み外さぬよう気を付けなさい。
ユカリーザ : 外すとどうなるのでしょう?
ルミーラ : 落ちるに決まってましてよ。いくら私が美しくても、宙に浮く事はできないの。
兵士 : まあHPが減る事はない。
ユカリーザ : それはそれは変ですねぇ。
お化けネズミが現れた。
ユカリーザ : ネ、ネズミ!
ユカリーザは振るえながら半泣きになった。
ルミーラ : ネズミくらい、しっかりなさい。
幽霊が6体現れた。
ルミーラ : キャー!
魔物を蹴散らしながら塔を探検し、風のマントを手に入れた。
《ムーンブルク南西のほこら》
神父 : 正しき神は正しき者の味方なり! 行く先々の教会を訪ねなさい。きっと助けになる事でしょう。
ユカリーザ : 神様のお告げ通り、ここまでにルミーラさんはいましたねぇ。
神父 : わしの言った通りじゃった。
ゼディル : そんなの、いるかいないかの2つしかないんだから、誰でも言えるよ…。
北へ向かった三人の前には、ドラゴン角のと呼ばれる2つの塔がある。その2つの塔は海峡を挟み、そびえている。
《ドラゴンの角》
男性 : 旅の人! 知ってますか?
ユカリーザ : はい、知っております。
男性 : …。まだなにも話してないのに。ま、いいか。ここがドラゴンの角と呼ばれる有名な双子の塔です。別に美帆ちゃんと真帆ちゃんが住んでいるわけではありません。
ユカリーザ : まあ、それはそれは初耳でございます。
風のマントを羽織った3人は、ドラゴンの角の天辺から海峡を超えて降り立った。
《ほこら》
爺 : ここのトビラを開くには金の鍵が必要じゃ。
ルミーラ : そして扉を開けた後に金の鍵はなくなってしまうのね、ほーっほほほほ!
ゼディル : またそのネタか…。
ルミーラ : あら…今のは最高のジョークのはずなのに…。
ユカリーザ : 私は何度聞いても楽しめます。
ルミーラ : 向こうに街が見えてよ。
《ルプガナの街》
女性 : 港町ルプガナにようこそ。
ルミーラ : あっちに船があってよ。
船の番人の爺に会った。
爺 : よそ者には船を貸さぬのがこの街のならわし。済まんのう。
ゼディル : 借りるんじゃなくて、貰ってもいいんだけど。
男性 : 男には用はねえなあ。よお、後ろの姉ちゃん達! オレと一杯、いや一発やらねえか? ひっく。
ルミーラ : お断りよ! バギ!
男性 : うぎゃー!
男性 : 東の海を渡るとアレフガルド。その昔ロトの勇者と姫達はその国からやってきたそうな。この街でハァハァしまくった伝説が残っている。
兵士 : 私はアレフガルドの兵士。あの国もすっかり変わってしまっているぞ。
話を聞いた。
ゼディル : ふーん、容量節減というか、作るの面倒くさいから、ラダトームの城と町以外は全て無くなったんだね。
兵士 : なんの、その批判を受けたから、ドラクエ3では全部の町村復活だ。
ゼディル : それは未来であって過去だよ。
男性 : 噂ではラダトームの王様が行方知れずになったそうだ。
女 : あら? 可愛い女の子ね。大事にしてあげてね。
ゼディル : やだ、みんないじめるもん。
女 : ねえ、あたしって可愛い?
ゼディル : 可愛くなくもない。
女 : だったらぱふぱふしない?
ゼディル : いいよ。
女 : ほんと? 嬉しいわ。ぱふぱふぱふ。
ゼディル : ぱふぱふぱふ。
女 : どうもありがとう。気が向いたらまた来てね。
ゼディル : やだ。
女 : オカマのどこが悪いのよ! 意地悪…。
ゼディル : ドラクエ2は、オカマって事にして危なさを誤魔化したつもりになったんだね。
《街の外れ》
少女 : きゃー!
魔物に襲われて、服を乱した少女が逃げてくる。
ルミーラ : 魔物?! 容赦しなくてよ!
グレムリン : えーい、やっちまえ!
グレムリン2匹が現れた。グレムリンは炎を吐いた。
ボゥー!
ユカリーザ : 熱いですね…ホイミ!
ルミーラ : ラリホー!
1匹眠らせた。
ゼブィル : でやっ!
ユカリーザ : えいっ。
ルミーラ : バギ!
1匹倒した。
ゼブィル : うりゃっ!
2匹目を倒した。
ゼディル : えっと、さっきの女の子は…。
少女は木の影にいた。
少女 : 危ない所をありがとうございました。
ゼディル : えっ?別に僕はキミの危ない所を触って、キミを喜ばせたわけじゃないけど。
少女 : ??? とにかく私に付いてきて、どうか私のお爺様にも会ってくださいな。
少女についていった。
爺 : 可愛い孫娘を助けていただいたそうで…。あなた方に船をお貸ししよう。
ゼディル : ブスな孫娘だったら、きっと貸してくれなかっただろうね。
爺 : どうか乗ってくだされ。
ユカリーザ : それはそれは。
ユカリーザは爺の背中に乗ろうとした。
爺 : ぐえっ、重い…。
ユカリーザ : 失礼でございます。
爺 : さあさ、通りなされ。
船への道を開けてくれた。
爺 : 気をつけてゆきなされよ。
船着場にも人がいる。
商人 : 嵐の夜、財宝を積んだ私の船が沈みました。もし財宝を引き上げてきてくれたなら、きっとお礼をいたしましょう。
船でラダトーム大陸に渡った。
《ラダトーム城下町》
ゼディル : 町と城が1つになっちゃったんだんだね。
爺が寄ってきた。ルミーラの胸をジロジロ見る。
ルミーラ : 嫌ね…。
爺 : おおっ、その胸はミーラ姫! おお、古き言い伝えの勇者の子孫達に光あれ!
ルミーラ : あーら、私のご先祖様も私に負けず美しかったという話ね。
爺 : ワシの先祖はミーラ姫ファンクラブの一員だったのじゃ。
民家に入った。
爺 : もしそなたが呪われたならここに来るがよい。
ゼティル : シオリッタちゃんがいれば大丈夫だよ…。
ゼディルはシオリッタ8分の1フィギュアを持っていた。
ルミーラ : まだありまして!?
ゼティル : これは蝋人形で、少しは固くてお守りになるんだ。スカートまで固くてめくれないのは勘弁して欲しいけど。
ルミーラ : 人形に取りつかれた彼は、呪われているんではなくて?
爺 : なんと! これは新しいタイプの呪いじゃな。私には解けぬ。許してくだされ。うくく。
《ラダトーム城》
兵士 : ラダトームのお城にようこそ。
ルミーラ : 遠い昔に血を分けた王がここにもいるはず。会いましてよ。
《王の間》
王座には誰もいない。
兵士 : ハーゴンを恐れるあまり王様はどこかにお隠れになりました。情けない事です…。
兵士 : 赤い扉を開けるには金の鍵が必要だ。
女性 : 遠い昔遠くに旅立たれたミーラ姫様とヒカリン姫様…。ああ、あなた方には姫様達の面影が…。
ゼディル : アンタ、いくつ?
神父 : よくぞ参られた。ロトの子孫達よ。この国の王に代わり、私が復活の呪文を教えよう。
ゼディル : それよりセーブの方がありがたいんだけど。呪文を書き間違えたら悲惨じゃん。
神父 : 何を言われるか、復活の呪文なら電池が壊れようが、友達のカセットだろうがOKなのじゃ!
ゼディル : まあ、どうせエ@ュでやれば関係ないんだけどさ。
男性 : あなた方はもしやロトの勇者の子孫の方々ではっ!?
ルミーラ : その通りよ。
男性 : おお! やはりそうでしたか! お帰りなさいませっ!
男性 : 沈んだ財宝の話を知っていますか?
ゼディル : シオリッタちゃんは知らないみたいだ。
男性 : ルプガナの港の側に住む商人に会いなさい。
ルミーラ : その人なら会ったじゃない。
男性 : 財宝を積んだ船は、北の沖の小さな浅瀬に乗り上げて沈んだとか。
裁縫店
女性 : ここはお裁縫の店です。雨露の糸は要りませんか?
ユカリーザ : 欲しいです。
女性 : あらどうしましょう。丁度切らしておりました。雨露の糸は空の恵み。風に運ばれドラゴンの角と呼ばれる塔の3階にいつも落ちているのですが…。ではまたのお越しをお待ちしています。
武器屋の二階に王族らしき男がいた。
王様 : こんな所まで来るとは仕方のない奴だな。わしはただの武器屋の隠居じゃよ。かっかっかっ!
ラダトームを出た。
ゼディル : 財宝が沈んだという場所に行ってみるよ。
船の財宝を見つけた。
ゼディル : はぁはぁ…僕に潜らせるなんて、復讐してやる…。
ルミーラ : 復讐は私の十八番{おはこ}でしてよ。
ユカリーザ : ルーラで戻りましょう。ルーラ!
三人は上空に舞い上がった。
ゼディル : おわっ、船がついて来ないぞ!
《ルプガナ》
商人 : おお! これは沈んだ船の財宝! お礼に山彦の笛を差し上げましょう。
ルミーラ : はぁ…船はどうしまして?
グレムリンに襲われていた少女がいた。
少女 : その節はありがとうございました。私のおじいちゃんにも逢っていってくださいね。港で船の番をしているはずですから。
ユカリーザ : 船はたくさんあるのかも知れません、行ってみましょう。
爺 : おお、孫娘を助けてくれた人達じゃな。船に乗りなさるか?
ゼディル : 船がまた復活したんだね。
船で竜王の城へ渡った。
《竜王の城》
ロトの剣を見つけた。
ゼディル : うわっ、かなり錆びてるよ。
地下をどんどん進むと、何者かがいた。
竜王の曾孫 : よく来たゼディルよ。わしが王の中の王、竜王の曾孫{ひまご}じゃ。
ゼディル : 曾孫ってことは、竜王にも子供がいたんだね。
竜王の曾孫 : 先祖はダースドラゴンのメスと交尾をしまくった直後にロトの子孫が現れたため、戦闘時は疲れておったのじゃ。なーに、恨みは持っていない。古代の祖先である竜の女王は穏やかな竜だったらしいしな。ただ、最近ハーゴンとかいう者が偉そうな顔をしていると聞く。実に不愉快じゃ。もし私に代わってハーゴンを倒してくれるならいいことを教えるがどうじゃ?
ゼディル : ドラゴンと交尾する方法なら聞きたくないな。
竜王の曾孫 : そうか嫌か…。お前は心の狭いやつだな。
ゼディル : えっ!? ホントにドラゴンと交尾する方法を教えるつもりだったの!?
竜王の曾孫 : ドラゴラムという魔法でドラゴンになり、交尾できるわけじゃ。
ゼディル : 聞きたくなかったんだけど…。
ルミーラ : ハーゴンは私のパパの仇、ハーゴンは倒しましてよ。
竜王の曾孫 : では5つの紋章を集めよ。さすれば精霊の守りが得られると聞く。嘗てメルキドと呼ばれた街の南の海に小さな島があるはず。まずそこにゆけ!
島には塔があった。
《大灯台》
兵士 : 私はずっと前からここでハーゴンの神殿を見張ってきた。大陸の真ん中の空にそびえる大地が、ハーゴンのいるロンダルキアだ。
爺がいた。
爺 : 何も言わなくても、じじいには解っておりますとも。ほっほっほっ・・・。ついて来なされ。紋章のある場所へ案内してあげましょう!
ユカリーザ : 宜しくお願い致します。
…
ルミーラ : 随分歩きましたが、ホントにこっちで良くて?
爺 : 黙ってついて来なされ!
…
宝箱があった。
爺 : さあ、あの宝箱を開けなされ・・・。
宝箱には何もなかった。
魔物 : けけけ・・・! 引っ掛かったな! ここがお前達の墓場になるのさ!
グレムリンが4体現れた!
ルミーラ : 騙しましたわね!
…
グレムリンを倒し、星の紋章を見つけた。
三人は船旅を続ける。
《アレフガルドのほこら》
賢者 : そなたらが誠にロトの血を引きし者なら印があるはず。愚か者よ立ち去れい!
浅瀬に囲まれた洞窟があった。
ユカリーザ : 浅瀬に乗り上げるのは無理でございますねえ…。
《ベラヌール北のほこら》
爺 : ハーゴンの神殿は来る者に安らぎを与えると聞く。
ユカリーザ : それはそれはいい人ですねえ。
爺 : しかしそれは幻じゃ。騙されてはなりませぬぞ。精霊の助けを得られよ!
《ベラヌールの街》
男性 : 水の都ベラヌールにようこそ。
爺 : 世界樹の葉には、死者を甦らせる力があると聞く。
牢屋があった。
兵士 : ラゴス? 知らんなそんな男は。
兵士 : 稲妻の剣を探して旅をしている。その剣を使えば、オレのように呪文を知らぬ男でも稲妻を呼べるらしいのだ。
兵士 : おお、これはゼディル王子様! 待っていました! 炎のほこらに太陽の紋章があるという話です!
兵士 : 噂ではデルコンダルの王様が月の紋章を持っているらしい。
ユカリーザ : わたくしの噂では、未来のわたくしが持っています。
兵士 : つまりお嬢ちゃんが手に入れようとしているわけだな。
男性 : デルコンダルはローレシアのずっと南の海にあるとか…。
ゼディル : シオリッタちゃんの国だね。元気かな?
女性 : 雨露の糸を聖なる織機で織ると、水の羽衣ができるそうよ。でもそれを作れるのは世界で一人しかいないんですって!
女性 : ずっと東の海の小さな島に世界樹の木が1本生えているそうですわ。
神父 : なんと不吉な! あなた方の顔には死相が出ていますぞ。
ルミーラ : 失礼でしてよ! 私の美しい顔を見て、それなんて。
神父 : ちょっといいですかあ? あなたは神を信じますかあ?
ユカリーザ : はい。
神父 : おお、それいい心掛けですね、アーメン。
ゼディル : 僕は信じないよ。
神父 : おお、最近そういう人増えた。きっとハーゴンのせい。私、悲しいね。
ベラヌールを出、船旅を続ける。
《ペルポイの街の入口》
犬 : きゃいん! きゃいん!
男性 : みんな私だけを残してどこかに行ってしまった…。淋しいよおっ。
男の後ろには金の扉があった。
船に戻り旅を続ける。
ルミーラ : あれが世界樹ね。
世界樹の葉を手に入れた。
《太陽のほこら》
ユカリーザ : ここには太陽の紋章があるという話ですが…。
…
ゼディル : ひぃはぁ、ほこらの裏にあったよ。
船に戻った。
ルミーラ : このまま行くと、我が宿命のライバル・シオリッタのいるデルコンダルね。
ゼディル : …今のシオリッタちゃんは、どれくらい成長してるかな? ルミーラにばらばら死体にされたフィギュアは13歳の時の形なんだ。隙を見て、今のシオリッタちゃんの型を取りたいな。
《デルコンダル城》
女性 : ここは戦いの広場。勇者達のコロシアムでございますわ。男の人が戦う姿を見ると…はぁはぁ…排卵しそうです。
ゼディル : 動物みたいだね。
女性 : 人間は動物です。
女性 : ああ…。戦っている男の人って素敵…。排卵しそう…。
ルミーラ : この国には動物っぽい女が多いようね。流石はシオリッタの国でしてよ。
男性 : お前も試合に出るか? 命を粗末にするなよっ!
《闘技場》
王の隣にはシオリッタがいる。
デルコンダル王 : 遥々デルコンダルの城によくぞ来た! わしがこの城の王じゃ。
シオリッタ : よく来たわね。私がこの城の王女シオリッタよ。
ゼディル : シオリッタちゃん!
シオリッタ : あら? 誰だったかしら?
ゼディル : …忘れたの?
シオリッタ : うん。私って覚える素質あるんだけど、あなたの顔は覚えてないわ。
ゼディル : 死んでやる…いや、やっぱり再復讐だ。
シオリッタ : うっ、その性格…ローレシアのゼティル?
デルコンダル王 : ほほぅ、あのゼディルか。もしわしを楽しませてくれたなら、そち達に褒美を取らせよう。どうじゃ?
ルミーラ : シオリッタの父親を楽しませるつもりなんてなくてよ。
デルコンダル王 : それは残念だな。さらばじゃ。
ゼディル : 待ってよ、褒美が欲しいよ。
デルコンダル王 : ん? やっぱりやるのか? ならばこのコロシアムの真ん中まで進むがよい!
キラータイガーが現れた!
ガブッ
ゼディル : 痛てて…。
ルミーラ : ラリホー!
効かなかった。
ユカリーザ : マヌーサ!
幻に包んだ。
ゼディル : えいっ!
ザシュッ!
キラータイガーを倒した。
デルコンダル王 : 天晴れ! 天晴れ! 見事であった! わしからの褒美じゃ。月の紋章を与えよう!
ゼティル : それより、今のシオリッタちゃんをフィギュアにして僕の奴隷人形にしたいから、型を取らせて欲しいんだけど。
デルコンダル王 : なぬっ?
シオリッタ : ひどい事言うのね…。
デルコンダル王 : わしは強い者の味方じゃ、わはっわはっわはっ! どうじゃ? シオリッタと戦い、勝てば嫁にくれてやろうぞ。
シオリッタ : お父さん…。うふふ、私負けないんだから。
ルミーラ : 私とユカリーザは観戦してよ。
シオリッタが現れた!
シオリッタは魔法と剣で攻撃する。
バシッ
ゼディル : うぐっ。
ゲシッ
ゼディル : げふっ。
シオリッタ : …どうして攻撃しないの?
バリバリバリ!
ゼディル : ピキャー。
ゼディルは蝋のフィギュアを落として倒れた。
シオリッタ : これは私…(もしかして彼は私の事を…?)
デルコンダル王 : ほほう、ゼディルは強いだけではなく、優しさも持ち合わせるようじゃな。
顔を赤らめたシオリッタはベホイミをかけた。
シオリッタ : ベホイミ!
ゼディルは回復した。
シオリッタは倒れたゼディルを優しく起こした。
ゼディル : (軟らかい…いい匂い…優しい…これが生身のシオリッタちゃん?)
デルコンダル王 : そち達の活躍を期待しておるぞ!
王の前を離れた。
占い師 : わしは占い師。なにか探し物かな? 旅の人?
ゼディル : 別に何も探してないけど。
占い師 : そうか占いはお嫌いか。それも良かろうて…。
ゼディル : どうしてそうなるんだよ…。あえて言うなら、生身のシオリッタちゃんを奴隷にする方法だ。
ルミーラ : あーら、フィギュアは卒業かしら、ほーっほほほほ!
占い師 : では占って進ぜよう。ムムム・・・・・・北じゃ! 探し物は北と出たぞ。
兵士 : 金の鍵を手に入れろ! 遥か南の島ザハンに住むタシスンという男が持っているようだ。
神父 : 山彦の笛は精霊の歌声。お城、街、洞窟、塔、ほこら…。笛を吹き、山彦の返る所に紋章があると聞きます。
男性 : 嵐の夜、一隻の船が財宝と共に海に沈んだそうです。
ルミーラ : あーら、それなら引き上げましてよ。
ユカリーザ : 一部をちゃんと物色しておきました。
ゼティル : えっ、ユカリーザ、凄いじゃん。
ルミーラ : なかなか抜け目がないのね、ほーっほほほほ!
ゼティル : 流石は勇者の子孫だ。人の物は物色する。これは決まりなんだね。いつかシオリッタちゃんも物色してやる、はぁはぁ。
男性 : 財宝の中には山彦の笛もあったとか…。
ルミーラ : ふふん、それは私の美しさに目の眩んだ商人からお礼に貰ってよ。
男性 : あまり物を持ち過ぎず、要らなくなった物は捨てましょう。
ゼディル : ファミコン版には預かり所がなかったんだね。
男性 : オレはガイアの鎧を探している。風の噂で武器屋のおやじが持っていると聞いたのだが…。
武器屋に忍び込んだ。
武器屋 : お客さん! こんな所に入ってきちゃ困ります!
デルコンダルを発ち、船で旅を続ける。
島に街を見つけた。
ゼディル : あっ、ローレシアの旅の扉の先にあったほこらと町だ…。
《ザハンの街》
女性 : 漁師町ザハンにようこそ。男達は漁に出て留守でございますわ。
ユカリーザ : きっと遠洋漁業でございます。
爺 : おお、ここは女ばかりの街じゃ! ええのう。実にええのう!
ゼディル : 爺さんかいる時点で女ばかりじゃなくなるんだけどな。
女性 : 月の欠片が星空を照らす時、海の水が満ちる。この街に古くから伝わる言い伝えですわ。
ゼディル : 古くからって…最近の話は言い伝えなんていわないんじゃないの?
女性 : 私はタシスンの妻。夫はとても犬が大好きでした。
ゼディル : 「とても」か「大」のどっちかを取ってよ…。
ルミーラ : ほーっほほほほ! この田舎町は言葉が変なようね。
神殿があった。
女性 : お引き返し遊ばせ。神殿を荒らす者には災いが降りかかりましょう。
聖なる織機を見つけた。
ゼティル : 見つけたって言うより、単に盗んだだけなんだけどね。
女性 : あのね! 海のどこかに浅瀬に囲まれた洞窟があるんだって。そこに入るには月の欠片がいるっておばあちゃんが言っていたわ!
女性 : 春になれば、私の恋人ルークが漁から帰ってくるんです。ああルーク…。
男性 : オレはラゴスという男を追い求めてここまで来た。ラゴスは盗っ人だぞ! それにしても、ここは女ばかりでイイ!
ゼディル : ヴァージンの盗っ人にならないでね。
神父 : 実はこの街の男達の船が魔物達に襲われて海の藻屑に…。その事を知らせに来たのですが…。おお、神よ! 私にはとても言えない!
ゼディル : 言ってるじゃん。
神父 : この町の人へという意味です。おおっ!
子供 : 僕、大きくなったらお父さんみたいな立派な漁師になるんだい!
ゼディル : 魔物に襲われるのが立派なのかな?
子供 : うわーん。あそこの犬が吠えて袖を引っぱるんだよお。
ゼディル : 僕は犬が嫌いなんだ。
ルミーラ : 私もでしてよ。私が犬にされていた時も美し過ぎたのは当然として、犬のオスに何度襲われかけたか…。
ゼディルはユカリーザを前に押すと、犬は彼女に咥えついた。
ユカリーザ : あらあら、まあまあ…。
犬に引かれ建物の裏に誘導された。
犬 : わんわん!
ユカリーザ : ここを調べろというのでしょうか?
金の鍵を見つけた!
ユカリーザ : ありがとうございました。
ユカリーザは犬を撫でた。
ゼディル : 僕のウチに金の扉があったんだ。そこを調べたいな。
《ローレシア城》
宝物庫に来た。
兵士 : 何奴だっ!? おのれ盗っ人め、覚悟っ!
バシッ!
ゼディル : ぐえっ!
兵士 : ありゃ? ゼディル王子様でございましたか。あまりにも逞しくなっておられて見違えました。
ゼディル : 僕にこんな事をして、復讐されてもいいの?
兵士 : へへー、お許しを…。
ゼディル : それにしても僕、逞しくなったのかな?
ルミーラ : そうね、最初に会った時よりは強くなったんじゃないかしら?
ゼディル : 生身の女の子にもモテモテかな?
ルミーラ : 残念だけど、容姿を重視する女もいてよ。強い男を求めるなんて野蛮な女だけね。
ユカリーザ : わたくしは、強くて逞しく、それでいて尚且つ素敵なお顔の殿方が宜しゅうございます。
ルミーラ : あーら、理想が高いのね。
ユカリーザ : そんな事はございません。あのシオリッタさんは、頭が良くて、優しくて、芸術性があり、武術にも優れ、魔法にも優れ、格好が宜しい殿方以外は相手にしないそうです。
ゼディル : ガーン、僕には無理だよ。だって魔法使えないもん…。
ロトの印を見つけた。
《サマルトリア》
賢者の側には宝箱がある。
ゼディル : 凄い盾だよ…。
ロトの盾を見つけた。
賢者 : よくぞ来た! ロトの血を引きし者達よ。さあ宝の箱を開けるがよい! なんともう開けていたか…。せっかちな人達じゃな。
《アレフガルドのほこら》
賢者 : おお、わしは待っておった! 勇者ロトの子孫達が現れるのを! そなた達にロトの兜を授けよう!
ゼディルは装備した。
賢者 : ここにはもう用がないはず。ゆくがよい。
再び船旅を開始した。
《ペルポイの街》
金の鍵を開けた先は、地下へ続く階段だった。
ルミーラ : こうすれば、ハーゴンに襲われにくくなるわね。
爺 : テパの村には羽衣作りの名人ドン・モハメが住んでいるそうじゃ。
爺 : 大神官ハーゴンはロンダルキアの山々に。邪神の像を持つ者だけが、ロンダルキアへの道を開く事ができるそうじゃ。
兵士 : 私は見た! 街の北西、ロンダルキアの麓で岩山が割れるのをっ!
兵士 : 私はラゴスという盗っ人を牢獄に入れておいた。しかしラゴスは逃げ出してしまったのだ!
女性 : ようこそペルポイの街に。私は街の歌姫アンナです。あなたに歌を聞かせましょう。ラララー♪
ルミーラ : あーら、なかなかの歌声ね。
神父 : ハーゴンはまやかしの術が得意と聞く。しかし、もし大地の精霊ルビスの護りがあれば、まやかしを打ち破れようぞ!
男性 : おたく達も牢獄の鍵を買いに来たのかい?
ゼディル : 別に。この町に売ってるの?
男性 : おっと! 今の話は聞かなかった事にしてくんな。
ゼディル : 無理だよ。それに、聞いた時点で鍵を買いたくなったよ。もちろん、タダの方が嬉しいけど。
男性 : オレもよお、この街で売ってるって聞いてきたんだが、デマだったようだな。ちっ!
道具屋 : おっとだんな方。誰から聞きました?
ゼディル : 旦那とはひどいな…僕はまだ16なのに。
道具屋 : これはちょっと値が張りますよ。いいですか?
ユカリーザ : 宜しゅうございます。
道具屋 : ではお売りしましょう。でも誰にも言わないでくださいよ。
男性 : 私の名前はルーク。しかしそれ以外思い出せないのです。気づいたらこの街の近くの海岸に倒れていました。
牢を探検し、暗闇の壁を押した。
ラゴス : あは、見つかっちゃった! 僕が噂のラゴスだよ。水門の鍵を返すからもう許してね。ごめんね。でも君達は持ち物がいっぱいだね。出直しておいでよ。
ゼディル : 毒消草を捨てるよ。
水門の鍵を手に入れた。
ラゴス : ごめんね。もうしないから許してね。
《ローレシア》
兵士 : ここは牢屋。王子様のような方が来る所ではありませぬぞ!
囚人 : おい、牢屋の鍵は持ってるか?
ゼディル : 持ってないけど。
囚人 : ちっ! さっさと行きやがれ!
ユカリーザ : わたくしなら持っています。
囚人 : ここを開けてくれたらいい事を教えてやるぜっ。
ガチャッ
囚人 : うひょー。牢屋を開けてくれたお礼にいい事を教えてやろう。ロンダルキアに通じる洞窟に命の紋章があるらしいぜっ。
神官の囚人 : ほっほっほっ。私をここから出してくれるのですか?
ゼディル : 開けただけなのに、ご都合思考だね。
神官の囚人 : ありがたい事です。あなた方の亡き骸を、ハーゴン様への手土産にしてあげましょう。
地獄の使いが現れた。
倒して、いかずちの鞭を手に入れた。
再び船で旅を進める。
ルミーラはいかずちの鞭を使い、海の魔物を次々と倒した。
ルミーラ : 魔法力は使わないし、とても便利な鞭ね。気に入ってよ。
川を上って村を発見した。
《テパの村》
爺 : テパの村へようこそ。
爺 : 水門を開けよ。さすれば渇ききった川にも流れが戻るであろう。
兵士 : 私は旅の兵士。この村に羽衣作りの名人がいると聞いたのだが。
女性 : この街の南に満月の塔と呼ばれるものが建っています。昔はそこへ船でゆけたと聞きますわ。
女性 : あたしはジーナ! うちの宿六ったらどこへ行ったのかしら! ぷんぷん!
男性 : 噂では満月の塔に月の欠片があるそうですよ。
男性 : ラゴスを捕まえてください! あいつが水門の鍵を村から奪っていったのです!
ルミーラ : その人なら、私の魅力の虜になって、ペルポイの町に捕まってましてよ。
ユカリーザ : ルミーラさん、嘘は宜しくありません。
ルミーラ : あーら、私の親戚の癖に、嘘と誇張の区別が着かないようね。ほーほほほ。
男性 : うわー、ジーナ! オレが悪かった。許してくれ!
ユカリーザ : わたくしはジーナではございません。
男性 : うん? ジーナじゃないのか…。そういえばウチのジーナはもっと垂れ乳だった。お嬢ちゃんはプリンプリンだね。
ユカリーザ : うふふ、プリンプリンでございます。
機織機{はたおりき}のある老人の家を訪れた。
モハメ : わしはドン・モハメ。この村で隠居する者。なにか用か?
ゼディル : うーん、ないかな。
モハメ : そうじゃろう。ならば帰ってくれ!
ゼディル : あっ、そうだ。なんか作ってくれるんだよね。やっぱり用はあるよ。
モハメ : 悪いが、わしの方はそなた達に用はない。帰ってくれ!
ルミーラ : んまぁ…。水の羽衣が欲しくてよ…。
ゼディル : 雨露の糸が要るんだっけ…。
ユカリーザ : わたくしの記憶ではドラゴンの角にあるそうです。
《ドラゴンの角・3階》
ルミーラ : ありましてよ!
雨露の糸を手に入れた。
《テパの村》
モハメ : お若いの。道具を揃えてきたな。
ルミーラ : 雨露の糸と聖なる織機、私の艶のある手から受け取りなさい。
モハメ : わしの負けじゃ。よし! 水の羽衣を織って進ぜよう。しかし時間がかかるぞ。日を改めて取りに来るがよい。
ルミーラ : お待ちしましてよ。
モハメ : そうじゃ、寸法を取らんとな。
モハメはルミーラの体をサワサワしながらサイズを測った。
ルミーラ : はぁああ…。なんだか気持ちが良くてよ。
モハメ : ふぉっふぉっふぉっ、昔はこうしてオナゴと遊んだものじゃ。
ゼディル : 凄い手の動きだよ。女の子はイチコロだね。シオリッタちゃんにも効くかな?
モハメ : おお、そう言えば、デルコンダルの小生意気な赤毛の王女の寸法も測ってやった事があったの。もちろん、ハッフン状態にしてやったわい。
ゼディル : この旅が終わったら、モハメ爺にテクニックを教わるとしよう。
《満月の塔》
爺 : 月満ちて欠け、潮満ちて引く。全ては定めじゃて…。
月の欠片を見つけた。
《テパの村》
ルミーラ : 水の羽衣はそろそろできたかしら?
モハメ : 済まぬ。まだできぬのじゃ。もうちょっと待ってくれい!
ゼディル : 復活の呪文を聞いてから、再スタートしないと駄目なんだってさ。
《ザハンの町》
神殿を訪れた。
ゼティル : この前、聖なる織機を盗んだ所だね。
女性 : お引き返し遊ばせ。神殿を荒らす者には災いが降りかかりましょう。
ゼティル : 別に災いは降りかかってないけどね。
ユカリーザ : おやまあ…聖なる織機がございます。
聖なる織機を見つけた。
ユカリーザ : もしかして、わたくし達はウル技の途中なのかも知れません。
ルミーラ : ほーっほほほほ! ウル技なんて死語でしてよ。
ゼディル : ちなみにウルトラ・テクニックの意味だよ。
《ドラゴンの角・3階》
ルミーラ : ありましてよ!
雨露の糸を手に入れた。
ゼディル : ここはあってもおかしくないね。
《テパの村》
モハメ : おお、いい所に来た! 今、出来上がった所じゃ! ほーれ水の羽衣。伸縮自在じゃが、そちらの娘さんが着るとよかろう。
ルミーラは水の羽衣を装着した。
ルミーラ : ふふん、私の美しさをナチュラルに引き立てる衣ね。…伸縮自在ならば寸法を測る必要はなかったのではなくて?
モハメ : その通りじゃ。しかし、お嬢ちゃんのウヒヒな身体を触れる機会を、このわしが逃すはずもあるまい。
ルミーラは手を振り上げ、モハメに平手を食らわした。
ピシャン!
モハメ : ウキャー!
モハメは雨露の糸と聖なる織機を目にした。
モハメ : お若いの。道具を揃えてきたな。わしの負けじゃ。よし! 水の羽衣を織って進ぜよう。しかし時間がかかるぞ。日を改めて取りに来るがよい。
ユカリーザ : これはこれは変な事になってきましたねぇ。
ゼディル : ルミーラが顔をぶったから、記憶が飛んじゃったんだね。
ルミーラ : ほーっほほほほ!
《お告げ所》
神父 : ここはお告げ所。邪神の像を手に入れられたかな?
ゼディル : いいや。
神父 : 邪神の像は海の真ん中、深き洞窟に眠る! 月の欠片を持つ者だけがその洞窟に入れると聞く。
《海底の洞窟》
月の欠片をかざすと、浅瀬が干上がった。
兵士 : その昔、海の底が爆発してこの洞窟ができたという。
三人は洞窟を進む。
兵士 : 礼拝堂を見つけたか?
ユカリーザ : まだでございます。
ゼディル : あるかどうか判らないんだから、まだって言葉は使えないよ。
兵士 : ここのどこかに悪霊の神を祭る礼拝堂があるという。そこにハーゴンの神殿に近づく、手がかりがあるはず。
礼拝堂を見つけた。
神父 : 礼拝堂を汚す不届き者め! 悪霊の神々に捧げる生け贄にしてやろう!
地獄の使いが2体現れた。
…
倒して邪神の像を手に入れた。
兵士 : 礼拝堂を見つけたか?
ゼティル : 見つけたよ。
兵士 : ではゆくがよい! あなた方ならハーゴンを倒せるかも知れぬ!
《テパの村》
モハメ : おお、いい所に来た! 今、出来上がった所じゃ! ほーれ水の羽衣。伸縮自在じゃが、そちらの娘さんが着るとよかろう。
ユカリーザは水の羽衣を装着した。
ゼディル : ルミーラのもそうだけどブラジャーが透け透けだね。スーファミ版のときメモみたいだよ。
ユカリーザ : まあ、透けブラでございます。
《お告げ所》
神父 : ここはお告げ所。邪神の像を手に入れられたかな?
ユカリーザ : これでございますね。
神父 : ならばロンダルキアの南の麓にゆきなされ。沼地に入り像を使えば奇跡が起こるという神のお告げじゃ。
《ベラヌール》
牢屋の鍵を開けてバリアの道を進んだ。
囚人 : おお! ここまで来れたなら、左に見える旅の扉に入ってゆけるだろうよ。
バリアの道を進み、旅の扉を発見した。
《ロンダルキア南のほこら》
爺 : このほこらの西に、ロンダルキアに通じる道があるという。しかしお若いの。あせらずにな。
モンスター : キイ! キイ! いじめないでくれよー。いい事教えるからさー。
ゼディル : 気持ちいい事を頼むよ。
モンスター : ムーンペタの街に水の紋章があるって話だよ。
ルミーラ : 一度戻る価値がありそうね。
《ムーンペタ》
モンスター : キイ! キイ!
ベビルが現れた!
ゼディル : グレムリンの色違いだね。
倒して水の紋章を手に入れた。
爺 : 海のどこかに精霊のほこらがあるのじゃそうじゃ。5つの紋章を手に入れ、そこに行けば精霊を呼び出すことができよう。
《ロンダルキアへの洞窟》
バーサーカー、オークキングなどの屈強の魔物と戦いながら探検する。
セディル : うわっ、落とし穴だよっ!
スカルナイト、腐った死体が現れた。
ルミーラ : ひぃ、ああいう敵は、ゼティルに任せてよ。
命の紋章を見つけた。
ルミーラ : これで5つの紋章が揃いましてよ!
ユカリーザ : リレミトでございます。
船に乗り、絶海の孤島にあるほこらを訪れる。
《精霊のほこら》
地下をどんどん降りる。
ルミーラ : 階段が延々と続いていてよ…。
祭壇を発見した。
ユカリーザ : 精霊さん、精霊さん…。
セディル : 妖精さんだっら、ときメモ2の某キャラと間違われる所だったね。
どこからともなく美しい声が聞こえる。
精霊ルビス : 私を呼ぶのは誰? 私は大地の精霊ルビスです。あら? おまえ達はロトの子孫達ですね? 私には判ります。
セディル : 僕も判ってるよ。僕達がロトの子孫だという事をね。
精霊ルビス : その冗談もロトの子孫の証ですね。では私は勇者ロトとの約束を果す事にしましょう。
セディル : えっ、先祖はどんなエッチな約束をしたの? ドキドキ。みんな絶頂になっちゃうのかな?
精霊ルビス : …私の護りをお前達に与えます。
ルビスの護りを手に入れた。
《ロンダルキアへの洞窟》
ルミーラ : 魔物が強い上に、このややっこしさ…。
三人は複雑な地形と落とし穴に悩まされた。
ロトの鎧を見つけた。
セディル : これでロトのアイテムが揃ったね。ところで、ロトの兜って元は何なんだろう? ロトの剣は王者の剣、ロトの鎧は光の鎧、ロトの盾は勇者の盾…。
ユカリーザ : ドラクエ3という古い本によると、勇者の最強兜は鉄仮面だそうです。
セディル : この兜は仮面じゃないよ。
ルミーラ : ふふん、甘くてよ。呪われたアイテムに、鉄仮面より強い奴があったはずよ。
セディル : 般若の面じゃなさそうだ、だって兜だもん。
ユカリーザ : すると、不幸の兜でございますね。判明して良かったですね。
セディル : …呪いは解けてるよね?
ルミーラ : ほーっほほほほ! フィギュア・マニアという呪いを解いたゼディルには、そんなモノは効かないようね。
洞窟を抜け、ロンダルキアに入った。
ルミーラ : 雪…ずいぶん高地に来たようね。
《ロンダルキアのほこら》
神父 : よく来たゼディルよ! わしはそなたたちが来るのを待っておった!
ゼディル : 初対面なのに、名前を知られているんだね。僕って有名人?
神父 : ローレシアの王子の名前くらい知れ渡っていて当然なり。おお神よ! 伝説の勇者ロトの子孫達に光あれっ。
ピカッ
セディル達は回復した。
神父 : いざゆけ、ゼディルよ!
旅の扉があった。
女性 : これは下の世界に戻る旅の扉。戻りたいならお入りください。
旅の扉に入った。
ゼティル : げっ…麓のほこらに戻っちゃったよ。
ユカリーザ : ルーラ!
再びローレシアに戻った。
《ハーゴンの神殿》
ハーゴンの神殿は、ゼディル達の見慣れた風景であった。
兵士 : ここはローレシアのお城です。
ゼディル : ホントにここはローレシアのお城だ…。
宿屋 : 旅人の宿にようこそ!
ゼディル : ローレシアの宿屋だ。相変わらず、僕が王子だって忘れてるよ。
シオリッタ : ゼディルーゥ。
シオリッタが駆け寄った。
ゼディル : 何でこんな所にいるの?
シオリッタ : 何言ってるの? 私はアナタのお嫁さんでしょ? あー、いつもの冗談だよね。
ゼディル : シオリッタちゃんもお嫁さんになってる…。という事は、あんな事やこんな事や、ウヒヒな事もしてもいいんだ…。僕、パパになっちゃうかも。
ルミーラ : さっきから何を言ってますの? ここをムーンブルクのお城よ。綺麗な水が流れていて、薔薇が生い茂って、そうハーゴンに襲われる前の…。
ユカリーザ : まあ、私にはサマルトリアだと思いますが…私の見間違えでしょうか?
ゼディル : なんだかおかしいな…。
ゼディルはルビスの護りを抱き天に祈った。
精霊の声が聞こえる。
ルビス : ゼディルよ、騙されてはなりませぬ。これらは全て幻です。
ハーゴンの神殿の真の姿が映し出された。
ゼディル : えー!シオリッタちゃんが奴隷になったはずなのに!
魂 : 旅人の宿にようこそ…。
魂 : ここは道具屋です。どんなご用でしょうか…。
魂 : ここはローレシアのお城です・・・・・・・・・・・・。
魂 : 私はシオリッタよ…あんな事やこんな事やウヒヒな事も…。
モンスター : けけけ。騙されていればよいものを! 見破ってしまうとは可愛そうな奴!
ハーゴンの神殿を進むと塔になっていた。
アトラスが現れた!
ガシッ!
ゼディル : うげっ、なんて強い攻撃だ…。
ユカリーザ : マヌーサ。
幻に包んだ。
ルミーラ : イオナズン!
ゼディル : えいやっ!
アトラスを倒した
パズズが現れた。
ゼディル : あまり攻撃は強くないようだ。
パズズ : ザラキ!
命の石は砕け散った。
ゼディル : うわぁ…危なかった。
パズズを倒した。
ベリアルが現れた
セディル : こいつは固くて体力もあるぞ…。
…
倒した。
巨大な邪神像のある祭壇には、衣に身を包んだ男がいた。
ハーゴン : 誰じゃ? 私の祈りを邪魔する者は?
ゼティル : ロトの子孫だぜっ!
ハーゴン : 愚か者め! 私を大神官ハーゴンと知っての行いか!?
ゼティル : 知ってるよ!
ハーゴン : ならば許せぬ!
ハーゴンが襲いかかってきた。
ゼティル : 待ってよ、あんたが自分で名乗ったから、その時点で僕達は知ったんだよ。
ハーゴン : ふむ、ではそれまでは知らなかったわけか。では覚えておくがよい。私が偉大なる神の使い、ハーゴン様じゃ! 若くて童貞の小僧に、メーカーに電話で訊くまでもなく処女の小娘が二人。破壊神の生け贄にしてやろう。
ゼディル : 悪かったね。親戚揃って晩熟{おくて}で。
ルミーラ : パパの仇!
ハーゴン : ぐえっ!
ハーゴンの首を鞭で絞めた。
ユカリーザ : ルカナン。
ハーゴンの守備力を下げた。
ゼディル : うりゃっ。
バシュ!
セディルは剣で斬り付けた。
ハーゴン : ぎゃー! 三人なんて卑怯な…。
ハーゴンは倒れた。
ハーゴン : お、おのれ、口惜しや…。このハーゴン様がお前らごときにやられるとは。
ゼディル : やっぱり三人掛かりだとヘッチャラだったね。
ハーゴン : しかし私を倒しても、もはや世界を救えまい!
ルミーラ : なんですって!?
ハーゴン : 我が破壊の神・シドーよ! 今ここに生け贄を捧ぐ!
なんとハーゴンは自分自身を生け贄にした!
ハーゴン : ぐふっ!
ボン、ボン、ボン…
祭壇が揺れ動き、床に穴が開き出した!
ルミーラ : に、逃げるわよ!
邪神像が動き出し、巨大でまがまがしい姿の邪神が現れた。
ルミーラ : なんて大きさなの!?
ユカリーザ : 恐ろしいですねぇ…。
シドーは炎を吐いた。
ゼディル : ぐはっ、なんて炎だ…。二人は水の羽衣だから平気みたいだね。
ルミーラ : 逃げられない…ならば倒すしかなくてよ。
ゼティル : 稲妻の剣を食らえ!
ゼティルの攻撃
ザシュ!
ユカリーザ : ベギラマでございます。
バシュ
ルミーラ : イオナズン!
シドーにある程度のダメージを与えた。
シドー : ベホマ。
ルミーラ : なんですって!?
ゼディル : くそっ、これじゃ、白龍の玉無しで大魔王ルシファーと戦うようなものだよ。
ユカリーザ : マホトーン!
シドーの呪文を封じ込めた。
ゼディル : よしっ、このまま倒すよっ!
ゼディルはジャンプし、シドーの頭部を攻撃した!
シドー : グギャァアアアアアア!
シドーの身体はぼろぼろと崩れ出した。
ゼティル : やったよ!
どこからともなく美しい声が聴こえる…。
ルビス : 破壊の神シドーは死にました。これで再び平和が訪れるでしょう。私はいつもあなた達を見守っています。
どこからともなく澄ました声と、可愛らしい声が聴こえる…。
ミーラ : 流石は私達の子孫ね。
ヒカリン : おお神よ! 私達の可愛い子孫達に陽ノ下「光」あれ!
ゼティル達は回復した。
ゼティル : ひどいダジャレが聴こえたのは気のせいかな?
ヒカリン : 子孫の癖にうるさいよっ。
ミーラ : さあおゆきなさい。
《ラダトーム》
爺 : あなた方のお蔭で再び平和が戻りました!
兵士 : あなた方こそまことの勇者です!
ゼディル : じゃあ、まことじゃない勇者って誰?
女性 : ああ! あのハーゴンを倒せるお方達が本当にいたなんて! 夢みたいですわ!
ゼティル : あのハーゴンって、会った事あったの?
神父 : 邪悪なる神は滅びました! これで人々もきっと救われる事でしょう!
ゼディル : 「きっと」って…絶対じゃないんだね。
男性 : もうハーゴンはいないんですね!? もう恐れなくていいんですね!?
ゼディル : 少なくともハーゴンは恐れなくていいと思うよ。
男性 : おい! やったじゃないかっ!
ゼディル : まだ童貞だから、やってないよ…。
武器屋の2階に来た。
王 : 騙していて済まなかった! わしはこの城の王様じゃったのだよ。かっかっかっ。
ゼディル : 会った時から判ってたけどね。
子供 : わーい! わーい!
犬 : わんわんわん!
《竜王の城》
モンスターが可愛く鳴いている。
モンスター : キイ…。キイ…。
ルミーラ : もはや無力のようね、ほーっほほほほ。
竜王の曾孫 : おおゼディル! よくぞやってくれた。わしはとても愉快じゃぞ。昔の事はともかく、わし達はいい友達になれそうじゃな。わっはっはっ! 可愛いドラゴンを紹介するぞ。もちろん未経験のメスじゃ。
ゼディル : 要らないよっ。
竜王の曾孫 : なにっ? 経験済みのメスがいいのか? ワシのお古で良ければくれてやろうぞ。
ゼディル : 要らないってば。
《デルコンダル》
王様 : わしは強い者達が好きじゃ! シオリッタも好きなはずじゃ。よくやった! ゼディルよ! わしの娘をもらってやってくれい!
シオリッタ : ぽっ。
ゼティル : うん、今度貰いに来るよ。ローレシアに調教室ができてからの話だけど。シリコンフィギュアで貯めてたお金があるから、建設資金は大丈夫さ。
《ムーンブルク》
王の魂 : 光が見える…。あれは天国への扉。ありがとう、ありがとう…。我が娘ルミーラを頼んだぞよ!
王の魂は昇天した。
ルミーラ : ババ…さようなら…。
《サマルトリア城》
王女 : お姉ちゃん、やったじゃない! スットロイと思っていたのに、あたし見直しちゃった!
ユカリーザ : 流石はわたくしでございます。うふふふふ。
王 : ロトの血筋が力を合わせ、再び平和を取り戻した! こんな嬉しい事はない! 我が娘ユカリーザもよくやった! さあゼディル殿をローレシアまでお連れしよ!
《ローレシア城》
ゼディルの帰りを待ち侘び、大勢の国民が集まっていた。
兵士 : さあ早く王様の下へ!
ユカリーザ : さあ、行ってくださいませ。
ルミーラ : なーに? 照れるなんてあなたらしくなくてよ。
国民の激励を受けながら、王のいる場所へ向かう。
王 : 王子ゼディルよ! 流石、我が息子! ロトの血筋を引きし者! 今こそお前に王位を譲ろう! 引き受けてくれるな?
ゼティル : えー、嫌だよー。
王 : これ! 我がままを言うでない! 今こそおまえに王位を譲ろう! ローレシアの新しい王の誕生じゃ!
ゼティル : まずは調教室の建設だね。
王 : さあユカリーザ王女もルミーラ姫もこちらへ!
ユカリーザとルミーラもゼディルの側に来た。
王 : これからも3人で力を合わせ平和を守ってくれい!
国民一同 : 新しい王様ばんざーい、ゼディル王ばんざーい!
こうして再び平和が訪れたのでした!
【番外編】
数ヶ月後
ゼティル : 調教室が完成したよ!
ルミーラ : ここであの小生意気な赤毛のシオリッタを調教するのね。私もやらせていただきましてよ。
ユカリーザ : まあ、面白そうでございます。わたくしも調教とやらに参加させていただきます。
訪れたシオリッタの手を引き調教室に連れていく。
シオリッタ : なんだか暗くなってきたけど、ここが私達の愛の巣になるのね。
セディル : はっはっは。
調教室には、バタフライ眼鏡を装着したルミーラとキャッツアイを装着したユカリーザがいる。
ルミーラ : ほーっほほほほ!
ユカリーザ : うふふふふふふ!
ガチャン
シオリッタの首が固定された。
シオリッタ : えっ? えっ?
…
シオリッタ : えっーーーーーーーーーーーー!?
こうしてシオリッタは、ロトの子孫達のおもちゃとなりましたとさ。
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